編集部の私物を売るためにSTORES.jpでMasteredのネットショップを作ってみた 開店準備編

by Keita Miki

あっという間に10月に突入し、本格的な秋冬シーズンが到来。良い子のMastered読者の皆様は既に衣替えも完了している頃合かと思いますが、大人気企画”着倒れ総括”を見て頂ければお分かりの通り、まるで息を吐くように服を買う僕らにとって、衣替えの季節というのは、それ即ち、大量の不要品が発掘される季節でもあります。
サイズが合わなくなったり、同じようなアイテムが増えてしまったり……。理由は様々ですが、そうは言っていても愛しの我が家は急に広くはならないので、なんらかの方法でそれらを処分しないと新しい服や靴が買えない訳です(……おわかりいただけただろうか)。手堅いところでいくと、都内の公園などで行われているフリーマーケットへの出店、メルカリやヤフオク!の利用などが思い当たりますよね。けれども、僕らのような文字通りの”ファッションヴィクティム”の場合は、巷で話題のSTORES.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)を使って、インターネット上で手軽に自らが主催するフリーマーケットを開催するという選択肢が存在していることをご存知でしたでしょうか?
思い立ったが吉日、ということで、編集部員の私物を期間限定で一挙にまとめて販売するMasteredのネットショップを開設することを早速決定! 本特集では実際にそのネットショップの作成・運営作業をレポートし、インターネット時代における洋服好きの為の賢い立ち回りを前後編2回に渡って考察していきます。

Photo:Shuhei Nomachi | Text&Edit:Keita Miki

1 / 8
ページ

01 お店に出す商品を決めよう。

なにはともあれ、STORES.jpでネットショップを開設する為には、売り物を決めなければいけません。前述の通り、今回のMasteredのネットショップは”不要になった編集部員の大量の私物”を処理するという目的があるので、売り物は既に決まっていますが、皆さん、なんとなく、STORES.jpのような無料でネットショップを作れるECシステムでショップを作る際には「新品を売らなきゃいけない」というイメージがありませんか?

ところが、そんなことはないんです。冒頭でもお伝えしたとおり、STORES.jpでは自分の使用した中古品を売るのも全然アリ!

売りたい物が1点や2点しかないといった場合には不向きですが、Mastered編集部のように50点、100点といった大量の不要品を仲間内で集めてネットショップを開設するといったやり方は、1人でコツコツと”出品→発送”を繰り返すよりも遥かに楽で作業も楽しいと思いますし、ついでに自分達で作ったTシャツなんかを売るのも良いかもしれません。

さて、前置きが長くなりましたが、念願のMasteredのネットショップをオープンすべく、まずはGoogle先生に「STORES.jp」と打ち込み、レッツアクセス!