スニーカー好きをゾクゾクさせるReebok CLASSICの新モデル、『ZOKU RUNNER』

by Mastered編集部

1970年代以降、数多くの画期的なランニングシューズを世に送り出してきた[Reebok(リーボック)]。その遺伝子を受け継ぎ、現代のファッションシーンへと落とし込んだ注目のニューモデル『ZOKU RUNNER(ゾク ランナー)』が3月3日(金)より、遂に店頭に登場する。

日本語の「続(ゾク)」の一字から名付けられたという、『ZOKU RUNNER』に[Reebok CLASSIC]が込めたメッセージとは。スニーカー好きをゾクゾクさせること間違い無しのニューキックスを徹底解剖。

Photo:Shuhei Nomachi、Text&Edit:Keita Miki

1 / 2
ページ

『ZOKU RUNNER』に息づく、名作ランニングシューズのエレメント。

3

1895年、イングランド中部に位置する小都市ボルトンに住む1人のランナー、ジョセフ・ウイリアム・フォスターが、より速く走るために釘をシューズの底に打ちつけ、自作のスパイクシューズを作り出すところから、その歴史をスタートさせた[Reebok]。そんな[Reebok]のランニンングシューズの歴史を引き継ぎ、それぞれの時代の代表モデルのエレメントを施した、まさに集大成とも言える1足が『ZOKU RUNNER』というシューズだ。

まずは、サイドに施されたベクターと呼ばれるマーク。これは1979年に登場し、2015年に[Reebok]ブランドの120周年を記念して完全復刻されたことでも話題を呼んだ名作『AZTEC』から採用したエレメントである。

1

続いては、サイドに施された長方形のモチーフ。こちらは、1983年に発売された、ブランドが誇るレトロランニングシューズの代表作『CLASSIC LEATHER』のブランドロゴのパネル部分から採用したエレメント。

2

そして最後は、ヒールケージのデザイン。1991年にランニングシューズとして登場し、初めて”The Pump テクノロジー”を採用したシューズとして知られている『PUMP RUNNING DUAL』の遺伝子を受け継いだディティールとなっている。

過去から未来への継”続”を意味する『ZOKU RUNNER』が表現するのは、ブランドが目指し続ける絶え間ない進化。ニットアッパーには、過去から引き継いだインスピレーションを未来へと織り込んでいくという[Reebok CLASSIC]の姿勢が反映されている。

ニットアッパーを採用したシューズが各社の主流となって来た昨今だが、こういった形で一足に様々な名作のエレメントを落とし込んだのは現在のところ、『ZOKU RUNNER』のみ。スニーカーブームがやや落ち着いてきた今のタイミングだからこそ選ぶべき、秀逸な一足と言えるのではないだろうか。

次のページに続きます。