1994年に登場した『Instapump Fury』は、1990年代中頃に起きたハイテクスニーカーブームを牽引。以来、多くのコラボレーションモデルや限定モデルが登場し、発売から20年以上が経過した今でもファンを増やし続けている。
『Furylite』は、そんな名作のDNAを受け継いだニューモデル。既に今春のヒットモデルとなっており、『Instapump Fury』と同様に長きに渡って愛されるシューズとなりそうな雰囲気がある。
『Instapump Fury』と『Furylite』。[Reebok CLASSIC(リーボック クラシック)]を代表する定番と新定番の魅力を検証する。
Photo:Shuhei Nomachi、Styling:Masahiro Hiramatsu、Text&Edit:Fumihito Kouzu
両モデルの繋がりを感じることができるアッパーのデザイン
『Instapump Fury』のDNAを最も色濃く感じされるのが、『Furylite』のアッパーデザインだ。それまでのThe Pumpテクノロジー搭載モデルではアッパーに内蔵されていたエアチェンバーを、アッパーの一部にしたことで生まれた『Instapump Fury』の独創的なデザインが、巧みに落とし込まれている。
『Furylite』のソールユニットは軽量かつシンプル
『Furylite』に採用されている3D ULTRALITE SOLEはミッドソールとアウトソールを一体化することで、大幅な軽量化に成功したもの。クッション性、耐久性にも優れている。一方の『Instapump Fury』は、ヒール部分にハニカム構造のクッション材であるHEXALITEを採用している。
脱ぎ履きのしやすさは共通
The Pumpテクノロジーによるフィット感の高さは『Instapump Fury』の大きな魅力。シューレースでフィットを調整するシューズとは一線を画すフィット感、脱ぎ履きのしやすさがある。『Furylite』は、スリッポンのように履ける手軽さがありながら、心地よいフィット感も実現している。