第一線で活躍するスタイリストたちに聞いた、
パナソニック「衣類スチーマー」が”支持される”理由

by Mastered編集部

パナソニック「衣類スチーマー」がなにやら近年、大きなヒットを飛ばしているらしい。2013年11月に発売されたこの商品は、衣類をハンガーに吊るしたまま手軽に、しかもしっかりとシワがとれると、発売以来好評を博してきた。そんな衣類スチーマーを、ビジネスでの着用機会が多いワイシャツやスーツに使用したいという男性からのニーズに応える形でアップデートしたものが、昨年4月より市場に新・登場。そして、来る2015年4月1日(水)、スチーム量を約20%アップ※1させた待望の新型衣類スチーマー『NI-FS360』が遂にリリースを迎える。

本特集では、パナソニック衣類スチーマー『NI-FS360』の魅力をいち早く紹介すべく、日常的にスチーマーを使用する職業であるスタイリストとして第一線で活躍する池田尚輝、小山田早織の両名に実際に使用してもらい、インタビューを実施。パナソニック衣類スチーマーが広く一般に大きな支持を集めている"理由"に迫った。

Photo:Takuya Murata

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スタイリスト 池田 尚輝 編

池田 直輝編集プロダクション「ハッスル」にてスタイリスト坂井達志に師事。2005年に渡米。帰国後はファッションを中心にさまざまなフィールドで活躍中。

池田 尚輝
編集プロダクション「ハッスル」にてスタイリスト坂井達志に師事。2005年に渡米。帰国後はファッションを中心にさまざまなフィールドで活躍中。

—スチーマーはどんなシーンで使うことが多いですか?

池田 尚輝:仕事で使用する時はスウェットやニットなどの重衣料に使うことが多いですね。編みっぽい組織のものとか、テーラードとか、アイロンがしっかりとかけられないものには、アイロンよりもスチーマーの方が向いているように思います。

プライベートでは、今の時期だと、出かける前、セーターなんかに使います。でも、やっぱり夏の方がシワが気になりますかね。個人的にすごくスチーマーが役立つのが夏場のTシャツ。例えば、ちょっとおしゃれな人のTシャツにパシッと線が入っていたり、シワシワだったりするの見ると、「それでいいんだ?」とか思ってしまいますよね?(笑)。

スタイリストとして仕事をしているからには、そう思われないようにしないといけないかなと思うので、夏場のTシャツのシワもきっちりとスチーマーで伸ばします。

—スタイリストとして仕事柄、日常的にスチーマーを使用しているかと思いますが、スチーマーの便利な点を教えてください。

池田 尚輝:一番の利点はアイロン台を出さなくても使えるってところですかね。出かける前、シャツのシワを伸ばしたい時なんかに気軽に使えますから、やっぱり便利ですよ。

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—これまで使用してきたスチーマーと比較して何か違いはありますか?

池田 尚輝:まずは単純に形が格好良い。スチーマーって、だいたい縦長なんですよ。それと比較すると、この形状はとても収納しやすそうに思います。スタイリストをやっていると、やはりスチーマーは頻繁に持ち歩くものなので、持ち運びがしやすそうなこの形はかなりポイントが高いです。あとは、こういうメンズっぽいカラーリングも珍しいですね。スチーマーって女の人が使うイメージなのか、ちょっと女性っぽいカラーリングが多いので、男としては持ち歩くのが少し恥ずかしかったりもして(笑)。

—スチーマーに求める機能はどんなもの?

池田 尚輝:機能も大事なんですが、自分にとってはその先の耐久性とか、持久力も重要なんですよね。使う機会がとにかく多いので、自然と消耗品のような扱いになってしまうんです。でも、この衣類スチーマーは、非常に期待値が高いので、早速仕事で使ってみたいと思います。

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—実際に衣類スチーマーを使用してみた感想を教えてください。

池田 尚輝:水を入れるタンクが別になっていないのが良いですよね。ほとんどのスチーマーが本体からタンクを外して水を入れるタイプだから面倒くさいんです。スタンドがあるのも、すごく便利だし、スチーム量も申し分ないですね。押した時の反応もいいですし。これだけスチームが出れば、頑固なシワもすぐに取れそうです。スチーム量が多いので、1着キレイにかけたら水が無くなりそうかなとも思ったんですが、まだ残っていることに驚きました。水滴が出たりもしないですし、蒸気効率がいいのか、綺麗な細かい蒸気でした。スチームが真っ直ぐに出ていたのもポイントですね。勢いがそのまま洋服に伝わる。上に蒸気が出てしまうと、洋服に勢いが伝わらないので。

—それでは最後に衣類スチーマーをどんな時に使うのがオススメなのか、読者へのアドバイスをお願いします。

池田 尚輝:衣類スチーマーの良いところは、すぐに取り出せて、すぐに使えるところなので、出かける前にさらっとTシャツやシャツに使うのがオススメ。重衣料はあまりシワになりませんが、Tシャツやシャツのように生地が薄くなってくると、畳みジワも出来やすいですからね。

具体的なアドバイスとしては、「こうしたい」という形状にしてからかけることですね。要するに、熱と蒸気でその服の自然復元力を生かしている訳ですから。あとは、直接洋服に付けてしまうと、仕上がりが水っぽくなってしまうので、うっすら浮かせながらかけると、綺麗に仕上がりますよ。

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