2014年春夏シーズンより、継続的にコラボレーションを展開してきた[NIKE(ナイキ)]と[PIGALLE(ピガール)]。その最新作となる[NikeLab X PIGALLE]コレクションが6月27日(土)より、遂に発売を迎える。
そして今回、この両者によるコラボレーションに絶えず熱い視線を送ってきた我々EYESCREAM.JPは、リリースを記念し、[NikeLab X PIGALLE]コレクションの魅力を特集記事としてお届け。彼らの最新コレクションから見えてくる、"ストリートバスケットボールの新たなスタイル"をじっくりと紐解いていく。
Text&Edit:Keita Miki
キーワードは「1990年代」と「バスケットボールへの熱い思い」。
近年のメンズファッションを語る上で欠かすことの出来ない存在となっている「90’s」。つまりは1990年代であるが、[PIGALLE]のデザイナーであるステファン・アシュプールにとって、その時代はバスケットボールの黄金時代を意味している。それは、ライバルたちが激しくぶつかり、レジェンドたちが新たな進化をとげ、強者たちが歴史に名を刻んだ時代。また、この10年間は、スポーツという意味のみならず、アメリカンファッションという見地からもステファン・アシュプールに大きな影響を与えたそうだ。
そんなステファン・アシュプールが新たに生み出した今回の[NikeLab × PIGALLE]コレクションは、彼の記憶に残る90年代と、バスケットボールへの熱い思いを表現したものとなっている。
今回のコレクションでは素材の重ね方、配合のバランス、アクセントの色使いによって伝統的なバスケットボールシルエットに新しい表現をプラス。その独自の美しさからは、少年時代にバスケットボールプレイヤーとして活躍していた頃の、アシュプールの着こなしに通じるものを感じることも出来る。