Q7. 初めてのキャンプインフェス。最低限持って行くべきものは?
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A. 回復を助ける睡眠ギアはマスト
FUJI ROCK FESTIVALをはじめとするキャンプインフェスに参戦する場合、テントでの宿泊が必須となる。オールナイトで遊んだ後は、質の良い短時間睡眠で効率よく回復を図るのがフェスマスター。キーとなるのは、地面の凸凹を緩和し睡眠の質を左右するマット。イチオシは、圧縮した状態から本体の吸気だけで一気に自動膨張するインフレータブルタイプで、エアマットと比べて膨らませる際の手間も大幅に軽減できるのが魅力。さらに、パッカブルタイプならバックパックに空きスペースが生まれて余裕を持った荷物整理が可能に。
THERM-A-RESTの『ProLite™ Plus R』 16,000円(モチヅキ TEL:0256-32-0816)
厚さ3.8cmという分厚いクッションマットが特徴で寝心地の良さは抜群。厚みはあってもパッケージサイズはφ28×12cmで持ち運びも苦にならない。寝心地、暖かさ、収納サイズどれを取っても高パフォーマンスであり、1年中使える汎用性の高いマット。
NEMOの『ORA™ 20R』 10,000円(イワタニ・プリムス TEL:03-3555-5605)
断熱性に優れ、地面からの冷気もシャットアウトしてくれる『ORA™ 20R』は、寒暖差の激しい山の不安定な気候に備えたいという方におすすめ。また、裏面には荷重がかかる部分にシリコンのノンスリップコーティングが施されているので、傾斜のついた場所でも滑るのを防止し快適性を提供してくれる。φ13×18cmとコンパクトで、バックパックに入れてもかさばらない。
mont-bellの『U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 180』 11,500円(モンベル・カスタマー・サービス TEL:06-6536-5740)
穴のないソリッド状の軽量なスポンジを使用した登山に最適なマミー型の形状で、パッケージサイズはφ16×25cmと小型化を実現。寝袋のスタッフバッグなどを枕として使用する際、パッドに固定するストラップが付いているのもポイントが高い。
Sea to Summitの『UltraLight SI Mat』 9,000円(ロストアローユーザーサポート TEL:049-271-7113)
このマットの最大の特徴は、空気の注入・排出を容易にする2重構造の大口径バルブ。このおかげで収納時に素早くコンパクトに収納することができる。また、必要な箇所のクッションはそのままに身体の部位に応じて内部フォームを肉抜きしたことで、520gという軽量化を実現し、φ13×26cmというパッケージサイズを叶えた。