#てがきでつたえる Montblancと考える「てがき」の意味 – 梅川壱ノ介 編

by Keita Miki

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Montblancと考える「てがき」の意味 – メイリン(ZOMBIE-CHANG) 編

— メイリンちゃんは最近手書きで何かを書いた記憶はありますか?

メイリン:手書きで文字を書くっていう行為自体がすごく好きなので、文字は日常的に書きますね。基本的に歌詞も全て手書きで書いていますし、コラムとかも手書きで原稿を書きます。スマートフォンで歌詞を書くアーティストも多いと思うんですが、私の場合は色々なことが一度に頭に浮かんでくるので、それを一旦文字に起こして、整理するって作業が必要なんですよね。あとは勉強が好きで、語学の勉強をしたりしているんですが、そういう時もノートは手書きで書くタイプです。

— 歌詞はどんなタイミングで書くんですか?

メイリン:常にノートを持ち歩いているので、思い浮かんだらすぐに書きますし、予めテーマを決めて曲を作る時もあるので、そういう時はテーマに沿った歌詞のアイディアをまとめてノートに書いておいて、後で整理して書きなおします。以前は勢いだけで書いたりすることもあったんですが、結局自分の考えって、ある程度まとまっていないと他人には伝わらないんですよね。だから、今はある程度の時間をかけて、自分の考えを整理してから歌詞を書くようにしています。

— Montblancというと万年筆のイメージが強いと思いますが、これまでに万年筆を使った経験はありますか?

メイリン:普段はボールペンがメインで、万年筆を使った経験はほとんど無いですね。中学生の時、美術部に入っていたんですけど、そこで一度使う機会があって、その時は”難しい”って印象を抱きました。けど、使うのが難しいからこそ、憧れの存在でもあって。映画とかで万年筆を使っているシーンを見ると、今でも格好良いなって思いますね。

— 世代的には、PCやスマートフォンで文字を書く機会の方が多い世代のようにも思えるのですが、メイリンちゃんのメインはボールペンなんですね。

メイリン:日本の学校ってボールペンを使う機会が極端に少ないじゃないですか。小学生は鉛筆、中学生はシャープペンがメインで、学校によってはボールペンが禁止されていたりもするし。だけど、私はボールペンってすごく好きなんですよ。鉛筆やシャープペンだと、間違いやあまり良くないと思ったものは、すぐに消しゴムで消しちゃうけど、ボールペンだと、そういう余計なものもノートに残りますよね。そういうのが意外と後から役に立ったりするので、私にとってはボールペンとか、万年筆とか、”消しゴムで消せない筆記具”がベストなんです(笑)。

— Montblancの筆記具を使用したのは今回が初めてですか?

メイリン:初めてです。すごく書きやすかったし、インクの色も綺麗ですよね。何でもそうなんですけど、私、”使い捨て”があまり得意じゃなくて。単純に勿体ないって感じてしまうし、モノを大事にする姿勢って、すごく大切だと思うんです。Montblancのペンも筆記具としては決して安い値段では無いと思いますが、良いモノじゃないと長く使うことは出来ないし、こういうものを未来に繋いでいくのは、すごく大事なことだなと思いますね。

— それでは最後に、メイリンちゃんが今日手書きで書いてくれたものについて教えてください。

メイリン:ZOMBIE-CHANG名義で8月に新しく配信でリリースする曲の歌詞を書かせてもらいました。10月ぐらいにはアルバムも出したいなと思っているので、皆さん、楽しみにしていてください。

【商品のお問い合わせ先】
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TEL:0120-39-4810
www.montblanc.com/

今回使用したのは、ユニセフを通して識字教育を支援するMontblancのプロジェクト『モンブラン ユニセフ コレクション 2017』の万年筆。同コレクションの売り上げの一部はユニセフに寄付される。コレクションは全てユニセフ ブルーで統一され、使用しているインクもユニセフ ブルーと呼ばれる特別な色となっている。