THE MICHAEL LINNELL IS BACK. 英国のポストマンを支え続ける本物のDNA。

by Mastered編集部

イギリスのファクトリーブランド [MICHAEL LINNELL(マイケルリンネル)]が日本再上陸を果たしている。

[MICHAEL LINNELL]を知らない?そんなことはないはずだ。雑踏でも一際目を引く鮮やかなレッドのボディにイエローのリフレクター、数年前に一世を風靡した、この大きなメッセンジャーバックには、誰もが見覚えがあるだろう。

イギリスのポストマンたちを支える[MICHAEL LINNELL]。本特集では、ここ日本でも再び注目が高まっている同ブランドにフィーチャーする。

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BRAND HISTORY

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もともとはクリーニング店として創業されイギリス内で成功を収めていた[MICHAEL LINNELL]だが、「どんな素材でも洗濯と修理が可能です!」というPR広告を出したことをきっかけに同社は大きく変化していく。

当時、郵便物の回収漏れの多さに頭を抱えていた、イギリスにおける郵便事業を担う国有企業、Royal Mail(旧イギリス郵政公社)が、海外郵便用バッグの修繕を依頼し、[MICHAEL LINNELL]がこれを解決。以降、素材の開発等に携わるようになり、1997年にはクリーニング部門を売却し本格的に製品製造業へと移行した。

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[MICHAEL LINNELL]社の工場はロンドン市内から24Km離れた場所にあり、年間1000万個ものバッグを製造しいてる。サービスを提供するRoyal Mailからはその貢献が認められ、同社が発表する賞の数々を受賞。製品を供給して以来、継続してRoyal Mailより『ファースト サプライヤー賞』を与えられている。

現在ではイギリスの郵政事業に特化した製品の供給は独占で行い、その他の製品も製造供給を行うメーカーとして、Royal Mailで働くポストマン、そして世界中のメッセンジャーたちから愛されるバッグブランドとしての確固たる地位を築いた。

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