Photo:Shota Kikuchi | Styling:Kohta Kawai | Edit:Atsushi Hasebe | Text:Marina Haga
昨年、原宿の旗艦店オープン時に、ミラーの眼差しが眩しいサングラスをかけ大きな新聞紙を持ったシンボリックな装いをしたモデルたちが東京を象徴するスポットを行脚した、ユニークなKOMONOのプロモーションをご存知だろうか。
そのスタイリングを手がけ、プライベートでもKOMONOのサングラスを愛用しているというブランドに最も造詣が深い人物の一人として、スタイリスト川合康太さんが挙げられる。
自身のスタイリングにおいてリングやハットなどのアクセサリーは一切つけないという彼だが、サングラスは唯一身に着ける装身具だとう。
2009年にベルギーで誕生し、日本には2016年に上陸した当時からブランドの動向を追ってきた彼は、その魅力をどう捉えているのか。
「ラウンド型のサングラスが好きで普段はだいたいその形しかかけないのですが、KOMONOのサングラスは大きさが絶妙で顔にフィットするんですよね。そのせいか、ラウンド型だけでなく多角形などの一見難しそうなモデルにもトライしたくなります。アジア人のために計算されて作られたシェイプでなので、日本人の顔に馴染みやすいんですね」
川合さんがそう語るように、ステンレススチールとフラットレンズで作られたアーキテクチュアルな佇まいのサングラスは、顔に馴染むだけでなくそこにあるだけでモードな匂いも薫り立つ。