編集部員の自腹買いアイテムを一挙公開! 2025年春夏着倒れ総括~喉元過ぎれば服の高さを忘れる~

by Keita Miki

プリンセス天功の埋蔵金は無いのかもしれないけれど、今季も着倒れは、ありまぁす!!!

てな訳で今シーズンもやって参りました大人気企画”着倒れ総括”。毎度の説明にはなりますが、EYESCREAM.JP、そしてその前身となるファッションサイトCLUSTER時代から脈々と続く本企画は、日夜様々な洋服を見続けている編集部員達が金に糸目を付けず物欲のままに購入した自腹“お買い物”の数々を、昔ながらの座談会形式で振り返り、その編集作業を通して自責の念に苛まれる、という反省系企画であります。

今回反省をするメンバーは編集長 三木、編集 手島、編集 長谷部、編集 安間という計4名。気付けばインターネット上にも随分と我々の『着倒れ』インスパイア系の企画をやるファッションメディアが増えましたが、あえて言いましょう。あなた方とは(使っている額も、服飾エンゲル係数も、洋服への愛情も、全然)違うんです!

それでは早速ですが、クローゼットもパンパン、クレジットカードもパンパンの状態で、文字通り“着倒れ”そうになりながらも洋服を愛した我らの生き様、とくとご覧くださいませ!!

Photo:Kazuki Miyamae

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WTAPS(ダブルタップス)のジャケット(購入者:三木)

編集長 三木(以下、三木):PERTEX®のジャケットは雨用ってことで購入したのですが、今年は全然雨が降りませんでした……。梅雨は何処へ。まぁ、梅雨が好きな人なんていないと思うので、それはそれで良いのですが。

編集 手島(以下、手島):秋も何処へ。に、ならないことを願うばかりです。

編集 安間(以下、安間):女心と秋の空はわからないことばかりですからね。

編集 長谷部(以下、長谷部):最近は、真冬も何処へ。ですけどね

SandWaterr(サンドウォーター) × Dickies(ディッキーズ)のブルゾン(購入者:手島)

手島:シンプルなんだけどサイズ感が独特で、知らないうちにやみつきになります。クタクタに加工されたTCも古着っぽくて良いです。

安間:結局こういうのが一番着るんですよね~。私も先日『874』を7年ぶりくらいに購入しました。

長谷部:安間くんの世代でも『874』の愛好者ってちゃんといるのね。
三木:古着のCarhartt(カーハート)のダブルニーが最近4万円ぐらいすると聞いてドン引きしました。

FOUNDOUR(ファウンダ)のカバーオールジャケット(購入者:長谷部)

長谷部:1940年代、第二次大戦下のカバーオールをリファレンスしたモノなんだとか。この時代は、物資統制の時代ゆえポケットなどが少ないミニマム仕様。一方で大量生産化以前のモノゆえ、ワークアイテムでも美しいパターンが採用されてたんですってー。イヤハヤ、さすが金子さん。

手島:戦争はNGですが、ミニマルな仕様はアグリーです。

三木:ミニマルなラーメンにもアグリーです。

安間:流行ってるんですかね、アグリー。

Supreme(シュプリーム)のフードジャケット(購入者:安間)

安間:ファッションのスタイルが落ち着いてきた今日この頃ですがたまにこういった遊び心のあるものにとてつもなく惹かれてしまいます。画像左下の”Man human”のようなパッチデザインが結構好きです。

三木:ここからさらに自分でカスタムする楽しみもありそう。DIY系ジャケット。

手島:配置のバランスが絶妙ですね。

長谷部:ニューヨークカルチャーの歴史を感じられるのもいいね。

THE DAY(ザ デイ)のジャケット(購入者:三木)

三木2023年秋冬シーズンの着倒れでも紹介した、最近の個人的推しブランド・THE DAY。比翼仕立てでミニマルなデザインなんですが、内側にはモフモフの裏地が付いていて、めちゃくちゃ暖かいです。これのお陰でダウン要らずの冬でした。

手島:”THE DAY”な一日が待ち遠しいです

安間:これを着ていたら冬の毎日が”Perfect days”ですね。

長谷部:編集長はダウンも何着か買ってたような気がするけど……。

ARC’TERYX(アークテリクス)のフーディー(購入者:手島)

手島:雪山でも街着でも、非常に使い勝手の良いデザインとシルエットが良いです。

安間:『ジュラシック・ワールド』の最新作公開を前に、シリーズを見返していたので、最近は化石や恐竜といった太古のロマンを、よりタイムリーに感じています。ブランド名の由来は、地球で初めて翼を得た恐竜・始祖鳥の学名”Archaeopteryx(アーキオプテリクス)”からきています。

三木:コメントが長い割に大して面白くないし、新しく得る知識も無い。22点。

長谷部:学んでいきましょう。