編集部員の自腹買いアイテムを一挙公開! 2024年春夏着倒れ総括~あの夏、いちばん静かな服~

by Keita Miki

すっかり10月になっちゃったけれど、今季もなんとかギリギリ着倒れは、ありまぁす!!!

てな訳で今シーズンもやって参りました大人気企画”着倒れ総括”。毎度の説明にはなりますが、EYESCREAM.JP、そしてその前身となるファッションサイトCLUSTER時代から脈々と続く本企画は、日夜様々な洋服を見続けている編集部員達が金に糸目を付けず物欲のままに購入した自腹“お買い物”の数々を、昔ながらの座談会形式で振り返り、その編集作業を通して自責の念に苛まれる、という反省系企画であります。

今回反省をするメンバーは編集長 三木、編集 長谷部、編集 井上、編集 志村という計4名。気付けばインターネット上にも随分と我々の『着倒れ』インスパイア系の企画をやるファッションメディアが増えましたが、あえて言いましょう。あなた方とは(使っている額も、服飾エンゲル係数も、洋服への愛情も、全然)違うんです!

それでは早速ですが、クローゼットもパンパン、クレジットカードもパンパンの状態で、文字通り“着倒れ”そうになりながらも洋服を愛した我らの生き様、とくとご覧くださいませ!!

Photo:Kazuki Miyamae

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MAGIC STICK(マジックスティック)のショートモッズコート(購入者:三木)

編集長 三木(以下、三木):あの頃のリアム・ギャラガーのように着たいです。ちなみにまだOasisの再結成が実現することを信じてはいません。

編集 井上(以下、井上):「リアムがノエルをポテトって呼ぶのはやめた」とニュースになってましたが。あえて呼んでほしい気もしてます。

編集 志村(以下、志村):来日が楽しみです。

編集 長谷部(以下、長谷部):ツアー日程に東京も入ってましたからね。

DESCENTE(デサント)のランニングシェルジャケット(購入者:長谷部)

長谷部:3レイヤーの防水素材を用いたジャケットながら薄くて軽量。ランニング&トレーニング用のモデルなんですが、ミニマルなデザインゆえ普段着として愛用。野外フェスではもちろん、雨の多い季節は折り畳み傘代わりに常にバッグに忍ばせています。

井上:長谷部さんのフェスでも街でも使える服シリーズ、一回全部見てみたいです。

三木:最近のDESCENTEには勢いを感じます。

志村:僕も勢いを感じたいです。

BAL(バル)のチョアジャケット(購入者:三木)

三木:マルチポケット付きのチョアジャケット。バッグを持たずにお出かけ出来ます。

井上:ポケットは多ければ多いほど良いですよね。

志村:所持金も多ければ多いほど良いですよね。

長谷部:いや、多すぎてもどこに入れたか分からなくなるので。

GOHEMP(ゴーヘンプ)のHAODIE(購入者:長谷部)

長谷部:ヘンプ55%、オーガニックコットン45%のジャージ生地のカーディガン。ハーフスリーブのシルエット的にも、肌触りの良い素材感的にも、暑い季節にも使えるスウェットという感じですね。

井上:夏場の羽織りものとして優秀そう。

三木:おじいちゃんが着てそう。

志村:年齢と共に心地良い服も変化していくということですね。

MAATEE & SONS(マーティー アンド サンズ)のジャンプスーツ(購入者:井上)

井上:とにかく色が綺麗なことと、着心地の良さが気に入って買いました。ルーズフィットなサイズ感も◎。

三木:ジャンプスーツを着ている時、トイレどうしたら良いのか問題の最適解は発見されたのでしょうか?

長谷部:年を取る毎に頻さが増してるんで、自分は絶対着られないわ。

志村:年齢と共にNGな服も変化していくということですね。

Evisen Skateboards(エヴィセン スケートボード) × 髙田音楽制作事務所のブルゾン&パンツ(購入者:三木)

三木:寅が可愛いのです。ゑ。

井上このシリーズ、全部良かったですよね。

志村:素敵です。

長谷部:ゑゔぃ。

finetrack(ファイントラック)のドラウトクロー(購入者:長谷部)

長谷部:登山家から絶大な信頼を誇るミッドレイヤー。程よい通気性と保温力、吸汗速乾性能は、山じゃなくてもありがたい。野外フェスの夜はもちろん、エアコンが強すぎるカフェや飲み屋まで、頼りになる1枚です。

井上:秋の夜長にも最適。

三木:長谷部さんの選ぶモノはブランド名とかアイテム名とか、厨二っぽくて格好良いです。

志村:ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアさんに命じられたい。