長谷部:侮れないモノが増えてるユニクロのアーティストモノだけど、まさかピーター先生まで出るとは。Factoryレーベルのせいで人生が変わったのかもしれない、と思ってる者としては一応買っておきました。
三木:今の若者にマッドチェスターって言葉は伝わるのでしょうか。
重竹:まっどちぇすたー……?
手島:Second Summer of Loveのムーブメントとかも知る由もないだろうね。野田さんの『BLACK MACHINE MUSIC』でも読みなされ。
重竹:SMARTは世代ではないのですが、中学生の頃に”ちんかめ”目当てで立ち読みしていました。
三木:ちんかめに出ている女の子を素人だと思っているピュアな時期が僕にもありました。
長谷部:20代にもちんかめって伝わるんだね。
手島:90年代ブームもいよいよ2000年代に近づいてきましたな。
三木:ニュースでも紹介したMIYAGIHIDETAKAの主催イベント『B(A)NCH-M』のビジュアルを使ったTシャツ。定番のバンダナアイテムも1つ欲しいなと思っています。
重竹:イベントの様子は、一週間スナップでも見ることができます。
長谷部:このビジュアル、1人だけ誰だか分からない人がいます。
手島:自分も分かりません。
長谷部:Mastered編集部の近所のワタリウム美術館で催されてたジョン・ルーリー展。ジム・ジャームッシュの映画とか、The Lounge Lizardsのサックスとか、俳優・ミュージシャンとしては知っていても、絵を描いてることはあまり知らなかった。そんなニワカな自分が見ても慄いた個展でしたね。近年見たアートでいちばん面白かったし、刺激的だった。あまりにエキサイトしてTシャツも全種類買っちゃったよ。
三木:まだ一度も入ったことがありません、ワタリウム美術館。
重竹:浅野忠信の何かがやっているときに、一度だけ行きましたね。
手島:ワタリウム裏の楽記というチャイニーズレストランはオススメです。
三木:やっぱりゴシップ好きとしては見逃せないってことで(笑)。『オズボーンズ』以降、リアリティ番組は見ていないので最近の海外セレブにはあまり詳しく無いのですが。
長谷部:「Page Sixって何?」と思ってググっちゃったよ。
手島:長谷部さんに同じ(笑)。
重竹:一連のセンテンスで分かる単語がほとんどありませんでした。
長谷部:BOOKMARCでやってたデニス・モリスの写真展にて購入。アーティストモノのフォトTも、写真にはこだわりが強いに違いないパティ・スミスのだけは別格だと感じます。背中に入った”Punk Poet”の文字もイカしてます。
重竹:デニスは写真展の取材で会いましたが、かなりパキパキな感じでかっこよかったです。背もガタイも自分より全然デカイです。
手島:この時代のパティは神です。
三木:「いらっしゃいませがエアロスミスに聞こえる、経堂駅前のコンビニ定員」のモノマネが本当に好きです。
重竹:ANAGRAで展示やったりPOPEYEでイラスト描いたりと、活躍中のTOMASONくんのオフィシャルグッズです。モンスターを描く作風なのですが、僕をモンスター化した『DINA(ダイナ)』っていうキャラが面白すぎてゲラゲラ笑いました。
三木:浦沢直樹のモンスターは名作でしたね。
長谷部:モンスターに限らず、90年代後半のビックコミックオリジナルは充実してました。
手島:RONとか読んでました! 懐かしい!
三木:Graphpaper SENDAIのオープンに南さん達と行った時に買ったご当地Tシャツです。ベースは定番のビッグTなんですが、フリーサイズで非常にシルエットが良いんです。短パンとの相性が最高。
手島:GraphpaperのTシャツ着てる人、よく見かけるようになりましたね。
重竹:増床リニューアルした神宮前のお店も素敵でしたのでぜひ。
長谷部:フォントに定番感あるよね。
三木:近年ちょくちょく買い足してるTOGA VIRILISのTシャツ。主張しすぎないグラフィックが毎度秀逸。この辺のバランスが女性デザイナーならではって感じで最高です。
手島:フォントの使い方とか、センス抜群すね。
長谷部:こっちのスタッズもイカしてますね。
重竹:三木さんっぽい感じです。