Kick a ShowとSam is Ohmが貫き続ける「逆張り」の美学

by Yu Onoda and Keita Miki

2 / 6
ページ

Kick a Showのアルバム『The Twelve Love』

— PurpleやOrangeの音のイメージを言葉にするなら?

Kick a Show:Purpleは華やかさのなかに妖しさがある感じ。日本人はあまりやらないような……。

Sam is Ohm:俺がイメージしたのは、ずばりPrince(プリンス)だったよ(笑)。

Kick a Show:はははは。確かにそうですね。

Sam is Ohm:Princeって、色んなことをやってるし、表現の仕方が変化球じゃないですか。だから、”Super Hero”では今までやってなかった、というか、誰もやらないであろうニュージャックスウィングだったりとか(笑)、日本人では珍しくPurpleの印象がある田島貴男さんのORGINAL LOVE”接吻”をカバーしたり。