新春特別インタビュー:倉石一樹と『Heather Grey Wall』

by Mastered編集部

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あけましておめでとうございます! いつの間にやら2012年がやって参りましたが、本年もMasteredはより良いコンテンツを提供出来るよう、日々更新を続けていきますので皆様、今年もどうぞよろしくお願い致します。さて、そんな訳で新年最初にご登場いただくのはイギリスのニットウェアレーベル[カシュカ(CASH CA)]のデザイナーを務めるほか、[アディダス(adidas)]、[バートン(BURTON)]、宮下貴裕氏と共に手掛ける[ハチジュウヨン ナナジュウヨン ラボ. タカヒロ クライシ.(84-74 lab. takahiro kuraishi.)]、[リーバイス® レフトハンデッド ジーン バイ タカヒロ クライシ(Levi’s® Lefthanded Jean by Takahiro Kuraishi )]などといった数々のプロジェクトで中核を成す、現代東京シーンの重要人物、倉石一樹氏。
2011年10月8日、同氏が初のコンセプトショップ『ヘザー グレー ウォール(Heather Grey Wall)』をオープンさせたことは大きな話題となりましたが、当サイトではそんな同店の2店舗目が早くもなんと台湾・台北の地にオープンするという情報をいち早くキャッチ。国内ブランドのアジア・マーケットへの進出が珍しくなくなってきた昨今にあっても、やはりこのスピード感は異例中の異例と言えるのではないでしょうか。そこで今回は、このヘザー グレー ウォールの台北進出と、日本のヘザー グレー ウォールにて初売りの際にリリースされる[ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)]とのコラボレーションアイテムをメイントピックにロングインタビューを敢行。ヘザー グレー ウォールというショップ名の由来から、知られざるマーク・マックネイリーとの関係性まで、たっぷりとお話を伺って参りました。
なお、次のページではカシュカ2012年春夏コレクションより、待望の新作をひと足早くご紹介しておりますので、そちらの方もお見逃し無く。それでは、お雑煮片手に早速お楽しみくださいませ。

Photo: Takuya Murata
Interview&Text:EYESCREAM.jp

誰かと一緒に何かを作る時って、その人の作る物が好きで一緒に何かやりたいってことが一番重要だと思うんです。

―ヘザー グレー ウォールのオープンから2ヶ月が経過しましたが、実際に自分のお店を持ってみていかがでしょうか?

倉石:場所が住宅街ということもあってか、来て頂いたお客さんは比較的長くお店に滞在してくれるので、生の声が聞けるというか、率直な意見をもらえるのがおもしろい点かなと思います。

―なるほど、それはたしかに大きな収穫ですね。そもそも、このヘザー グレー ウォールというショップをオープンしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

倉石:僕はフリーでデザインをしているんですが、自分が関わっているブランドが段々と増えてくるに連れて、それを1ヶ所でまとめて見せたいという想いが芽生えてきたのと、あとは折角お店をやるんだったら、「自分はこういうものが好きだから、こういう洋服を作ってるんだ」ってことを関連付けて見せたかったんです。だから、自分が関わっている洋服+自分が影響を受けたもの、好きなものっていうのも、できる限りセレクトして。それを1ヶ所でまとめて見せたら、今言ったようなこともなんとなく理解してもらえるんじゃないかなと思いました。

―以前から自分のお店を持ちたいという想いはあったんですか?

倉石:興味はあったんですけどね。僕は自分のシグネチャーブランドをやっているわけでは無いので、そこがお店をやろうと思ってもちょっと形にしにくかった部分ではあります。

―前からすごく気になってたんですが、ヘザー グレー ウォールってこの壁の事ですよね?

倉石:そうです。

―この壁にはどういう意味があるんですか? それがちょっと知りたかったんですが…。

倉石:ほんとですか? 特に意味はないです(笑)。
この場所が完成した時に名前がまだ決まってなくて。それで「名前何にしようか?」なんて話してたら目の前に見えたのがこの壁で、「あっ、壁だ」って…

一同笑

倉石:グレーの壁でいいんじゃないって話になって、当初はグレー ウォールだったんですが、なんか普通すぎるということになりまして。
で僕はヘザーの洋服がすごい好きだったから、まあ…ヘザー グレー ウォールでいいんじゃないって。ヘザー グレー ウォールって名前なので、スタイリストさんが気をつかってグレーばっかり借りていったりするんですよ(笑)。

―それおもしろいですね。じゃあ今日ははなるべくグレーじゃないものをお借りしていくとします(笑)。実際にお店に足を運ばれるのはどのくらいの年齢層の方が多いのでしょうか?

倉石:そこまで若い人は来ないかな。20代後半くらいから、町のおばちゃんまで幅広く(笑)。突発的な人も含めて住宅地という場所柄、色々な方がお店に来てくれます。

―最近こういうちょっと中心地から外れた場所に出店するお店も多いですよね。

倉石:ここから真っ直ぐ歩いていくと代々木上原なんですけど、その辺にも結構面白いお店がありますね。この界隈はそういうお店、多いですよ。

―今回のオープンでは[マーク・マックネイリー(Marc Mcnairy)]とのコラボレーションアイテムが非常に印象的でしたが、彼とはいつ頃知り合ったんですか?

倉石一樹
1975年、東京生まれ。日本のファッション・シーンにおける最重要デザイナー。シンプルながらも存在感のあるデザインによって唯一無二のプロダクトを作り出す。現在はadidasクリエイティブ・プロダクトマネージャーを担当する傍ら、フリーランスのグラフィックデザイナーとして、知人でもある イアン・ブラウンやトミー・ゲレロ、マニーマーク、琉球ディスコのアルバムジャケットやアパレルブランドのグラフィック作成など幅広い分野で活躍中。また2011年10月にHeather Grey Wall を代々木公園エリアにオープン。英国的伝統をモダンにアレンジする『CASH CA』をメインに『Levi's® Lefthanded Jean by Takahiro Kuraishi』、『84-74 lab. takahiro kuraishi.』、その他国内・海外からセレクトした、ファッションシーンからライフスタイルに至るまで、新しい感性を提案するコンセプトショップとして展開中。

倉石:そんなに昔からの付き合いという訳では無いんですが、彼の靴はもちろん知っていて。彼自身についても[J.プレス(J.PRESS)]のディレクターをしていた頃から、なんとなく雰囲気が好きでかっこいいなと思っていました。実際にJ.プレスで何を作っていたのかはあまり知らないんですが、そういったアイビーの代表的ブランドに彼が関わっていたというのがすごく面白くて。要は、彼の着こなしなんかも含めて、僕が一方的に好きだったんです。
その後、僕が以前に[バートン(BURTON)]の『イディオム(IDIOM)』というラインで仕事をしていた時の知り合いに彼を紹介してもらう機会があって。なので、本当にたまたま会えたって感じですね。

―そこからどういう流れでコラボレーションの話に発展していったのでしょうか?

倉石:何か一緒に出来ないかなとはずっと考えていたので、ニューヨークに行って初めて会った時、ストレートに「何か一緒にやれませんか?」って聞いてみたら、思いのほか、すんなりと…(笑)。
まぁ、当然その時には自分の作った物を持っていって、自分はこういうことをやってるんだけどって話をしているうちにOKをもらえたんですが。

―マーク・マックネイリーらしいエピソードですね。今後もコラボレーションは継続して展開していく予定ですか?

倉石:そうですね。僕は彼が作っているものが好きなので。でも今ちょうど、靴を仕込んでる所なんですが、サンプルが全然上がってこないんですよね…。1年ぐらい前に頼んだ気がするんですけど…

一同笑

―まあ、相手は海外なので色々と難しいですよね。

倉石:でもなんかそういうのも割と許される人で(笑)。
洋服はもうあるんですけどね。これはマーク・マックネイリーのインラインで出していたブレザーのセットアップをカシュカの生地に置き換えて作ったものです。

―やりとりはメールでされているんですか?

倉石:そうですね、メールで。基本的には彼のアシスタントとやり取りしてるんですが、たまに直接本人からメールが来て。でも本当に一言書いてあるだけだったり(笑)。面白い人です。

―たしかに面白い。そういう面が着こなしにもにじみ出ている方ですよね。次は台北にオープンするお店について伺いたいのですが、あれはいつ頃から出店が決まっていたのでしょうか?

倉石:たしか6月ぐらいとかですかね。いつオープンと正式には決まってなかったんですけど、こういうことをやるからお店を出してくれないかって話は割りと早い段階でもらっていました。

―では日本にヘザー グレー ウォールを出す時には、既に台北のオープンも決まっていたと

倉石:正式決定したのは12月に入ってからなんですけどね。それまで、正式なオープン時期が全然決まらなくて…。そういう意味では大変でしたね。

―アジア市場でも様々な地域、例えば香港には日本のお店が多く進出していますが、あえて台北を選んだのにはなにか理由があったのでしょうか?

倉石:元々アジアには興味があったんですが、今回は単純にタイミングが良かっただけで、場所や国はどこでもよかったんです。ヘザー グレー ウォールが入るのはATTっていう新設の大きなショッピングモールなんですが、そこのプロデュースを友人であるエディソン・チャン(Edison Chen)が手掛けることになって。モールなんだけど、毎月とか3ヶ月に1回とか、短いスパンでモールの中に入っているお店を変えていきたいんだって話をしてたんですよね。それで、僕にも3ヶ月くらいで何かやらないって話が来たので、やるやると。それがたまたま台湾だったというだけの話です。
だから台北のお店は2月いっぱいぐらいまでの期間限定ショップなんですよ。期間が短いので1週間に1回ぐらいは向こうだけの限定商品を差し込んでいく予定です。

―日本国内のデザイナーやスタッフの方とお話をするとアジアに興味があるって人はたくさんいらっしゃるんですが、いざお店を出すとなると、日本とは微妙に好まれるものが違って現実的にはなかなか難しいという話をよく耳にします。そういった地域差というか、感覚のギャップに関して倉石さん自身はどうお考えでしょうか?

倉石:たしかに色々と問題はあると思うんですけど、日本のお店の雰囲気をそのまま持っていきたいと思ったので、敢えてあまり気にせずやりました。正直、カシュカの洋服だとちょっと大人っぽすぎるのかなという懸念も少しだけありますが、僕が知っている台湾の人たちと話をするとカシュカみたいな少し大人っぽいものを作りたいとか、シンプルなものを着たいと言ってくれますね。昔はロゴものの洋服を着ていたような人たちも、少しづつ変わりつつある。だから過剰に気にしなくてもいいのかなって。

―自分も2年ほど前に1度台北に行ったことがあるのですが、その時はまだ日本のファッションの真似事というイメージが強かったです。倉石さんの目から見て、台湾やアジアのファッションシーンというのは確実に成熟していっていますか?

倉石:うーん…香港、台湾、中国で比較すると、台湾は町並みとかも含めて、感覚的に日本に1番近いかなぁと。やっぱり中国は今、劇的に変わっていて、ファッションに興味がないような人の服装も少しづつ垢抜けてきているように感じますね。

―たしかに台北なんて町並みは日本そのものですもんね。話は少し変わりまして、次は初売りのアイテムに関してお話を伺いたいと思います。これまでにもネイバーフッドとは何度かコラボレーションを行っていると思いますが、今回のアイテムで特にこだわったポイントはどこでしょうか?

NEIGHBOORHOOD×Heather Grey Wall
“THUNDERBOLT” DiAPLEX®_PARMIA
81,900円

倉石:そもそも始まりは、ネイバーフッドの“THUNDERBOLT”というライダースジャケットを僕が持っていたことでした、僕自身ライダースをそんなに着るタイプじゃないんですが、これは形がすごく気に入って、良く着ていたんです。
それで、以前に滝沢さん(ネイバーフッドのデザイナー、滝沢伸介氏)とライダースを創った時に、こう言った生地でライダースをと言う話を聞いていたので、DiAPLEX®と言うスリーレイヤーの生地で表面がフェイクレザーのサンプル生地をDiAPLEX®社の人が見せてくれた時に、見た目も革に見えるし、風を通さないから、これは、良いんじゃ無いかと早速この生地を滝沢さんに見せて、これでライダースを作ったら面白いんじゃないって話をしてみたら、先方も面白がってくれてました。

―バイク乗る時には本当に良さそうですよね。こういうアイテムはあまり見ないというか…ほとんど無いので。

倉石:そうですね。完全防水というのもポイントになっています。他には表のフェイクレザーの部分も、DiAPLEX®に加工するような、透質性の高い素材を使っていたり、裏地も60ゲージという細い糸の天竺を使っています。
で、ベージュの方はダイナモナス。防弾チョッキやレーシングウェアに使われる破れにくい、ケブラー入りの素材ですね。ケブラーとレザー、2種類あったらよりバイカーっぽく見えるんじゃないかと思いまして。ケブラーって耐熱で摩擦にも強い素材なんですが、今は生地が廃盤になってしまっているんです。なのでデッドストックの生地を使ってるんですが、これが無くなったらもう作れないかな…。
ネイバーフッドとヘザー グレー ウォール両方で販売するんですけど、どちらかと言うとブラックがネイバーフッドっぽいイメージで、ベージュはヘザー グレー ウォールっぽいイメージです。

―今DiAPLEX®のお話がありましたが、倉石さんの洋服には様々な機能素材が使われています。倉石さんにとって機能素材というのは自分の洋服作りの中でどういったポジションを占めているものなんでしょうか?

NEIGHBOORHOOD×Heather Grey Wall
“THUNDERBOLT” DYNAMONUS®
39,900円

倉石:こういう機能素材に携わるようになったキッカケが、先ほどもお話したバートンのイディオムっていうスノーボードウェアなんですが、その時に「機能素材を街で着る」ということを初めて意識して。例えばGORE-TEX®とかってもちろん小学生ぐらいの頃から存在は知っていたんですが、いまいちその機能を理解していなかったんです。元々、アウトドアものは好きだったので、よくそういったアイテムを着てたんですけど、しっかりと意識して使いはじめたのはイディオムの時からだと思うんですよ。
で、実際に街で着てみるとやっぱり便利だなぁと。雨の日も傘はいらないし、小さくなって鞄に1つ入っていれば急な雨にも対応できる。冬には防風も兼ねられるし。そういう意識を持って使い始めたら改めてすごく面白い素材だなと思って。
ラミネートって三層になってるじゃないですか。最初の頃は元からあったスリーレイヤーをそのまま使ってたんですけど、最近、DiAPLEX®社の協力のおかげで、自分が選んだ素材を組み合わせてラミネートができるようになったんです。でも、まだまだ完成では無いと思うんですよ。ラミネートの洋服っていうのは。そうやって開発しながら使えるって言うのが機能素材の一番面白いところですかね。

―機能素材ってどんどん新しい物が出てきますもんね。何か個人的に注目している新素材はありますか?

倉石:今話したラミネートの技術かな。今回のライダースもそうなんですけど、天然素材をラミネートしていくというのが今はとにかく面白くて色々とやってるんですが、これが結構難しくて…。実際にやってみると、次々に問題が出てくるんですよ。なかなか完成しない。だから今は天然素材をラミネートするってことを日々、開発中ですね。

―倉石さんは本当に数多くのプロジェクトに関わられていますが、そうすると必然的にアウトプットの数が非常に多くなるじゃないですか。逆にインプットの部分というか、インスピレーションの元はどこから得ているのでしょうか?

倉石:本当に洋服が好きなので、日常から洋服を見て、考えてインスピレーションを得る事もありますし、日々勉強して行くなかで、モードの世界もクラシックの世界も見るようにしています。
好きなのも有りますが、特に紳士服のルーツなどの話を調べて、そこから得る事も多いです。
新しい物は、古い物なしに存在しないと思うので洋服の歴史を掘り下げていきながら、趣向を変えて自分のスタイルを作って行きたいと、
試行錯誤している最中ですが、そう言った事からインスピレーションを得ています。

―今の時代って様々なコラボレーションの形がありますけど、倉石さんが関わったコラボレーションアイテムはどれを取ってもすごくバランスが良いというか、両方の良さが上手く出ていると思うんです。コラボレーションの際に特に気にしている事というか、“コラボレーションの秘訣”みたいなものは何か自分の中にあったりするのでしょうか?

倉石:まずは僕が関わっているのはマーケティングありきのコラボレーションでは無いってことが大きいんじゃないでしょうか。いわゆる“裏原”の人たちがやっていたコラボレーションって純粋に友達同士で一緒に何かを作りたいからやろうっていうのが動機だったと思うんです。僕は自然とそれを若い時に体感していて、その時の経験が今に生きているからこそ、今言って頂いたように、いい形で物になってるのかなとは思います。誰かと一緒に何かを作る時って、その人の作る物が好きで一緒に何かやりたいってことが一番重要だと思うんです。

―おっしゃる通りだと思います。ところで、最近洋服以外で気になるものってなにかありますか?

倉石:なんだろうなあ…でもまあ最近凝ってるものっていうより、ずっと好きなのはスノーボード。でも全然最近じゃないしな…(笑)。
あっ、眼鏡とか。最近、眼鏡のデザインをしてくれって言われたんですけど、そういえば眼鏡のことってあまり知らないなぁと思って調べてるんです。基本的な型の違いとかはもちろん知ってるんですが、どういう造りで、金具の部分は何種類あってとか、そういう細かい部分は眼鏡屋に行って出来る限り見るようにしてますね。値段の違いとかもなんであるんだろうって調べ始めると、面白いですね。結局、[トム・フォード(TOM FORD)]の眼鏡はやっぱり良いなってことになるんですけど(笑)。

―少し意外なお答えでした。眼鏡に限らず、このブランド良いなとか、このデザイナー面白いなっていうのは何かありますか。

倉石:[ランバン(LANVIN)]のルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)の洋服のアイディアは、良いなって思って毎シーズン気になります。あとはアウトドアブランドも毎シーズン何かしらアップデートがされたものがリリースされているので、それはそれで面白い。あとは、僕が今日着ている[ヘルノ(HERNO)]っていうイタリアのブランドも、すごく良いですよ。アウトドアブランドではないのですが、開発時には実際に山やウインタースポーツに使用してテストするそうです。

―最後にひとつお伺いしたいのですが、今は世界的にファストファッションが大きな話題になっています。例えば[H&M]から倉石さんにオファーが来たとしたら仕事を受けますか?

倉石:うーん…。やるとは思いますけど、ファストファッションに限らず大手の企業とやるとなると、制約がすごく多かったりもして。それが最初は嫌だったんですけど、最近は少し大人になって(笑)。会社として色々と考えてやっていることだからある程度は仕方ないのかなと思うようになりました。譲れない部分はあるにしても、制約の中で物を作るのも面白いなと思って。たぶん、ファストファッションをやるとなったら、もっと制約が多いんだろうなとは思うんですけど、その中で良い物をつくるっていうのもそれはそれで楽しいのかなと。

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次のページではカシュカの2012年春夏コレクションをひと足先に紹介します。