It’s My Bag.
UNBY STOREで探す、新たなバッグとライフスタイル

by Mastered編集部

バッグは持ち主のライフスタイルの縮図である、と個人的には思っているのだけど、逆にお気に入りのバッグを先に選んで、そのバッグに合うような、自分の新たなライフスタイルを模索してみることだって全然アリなのでは無いだろうか。先日、原宿にオープンしたUNBY GENERAL GOODS STOREの店内を眺めながら、ふとそんなことを考えた。

[AS2OV(アッソブ)]、[WISCE(ワイス)]、[Cote&Ciel(コートエシエル)]といったバッグブランドを擁するUNBY incによる初の旗艦店としての役割を果たすUNBY GENERAL GOODS STORE。この場所には、肝心のバッグ以外にも日々の生活を楽しくする小物が満載だ。

僕らはまだまだ何にだってなれるし、何処へだっていける。もちろん、そんな大それたことは考えずに、単純にバッグを新調するためにお店を訪れる人がほとんどだろうけど、折角の機会だ。本特集では、1つのバッグから見えて来る「今とは少しだけ違う未来」を、前述した小物を交えながらあれこれロールプレイしてみよう。

Photo:Takuya Murata、Text&Edit:Keita Miki

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あるスケーターの場合

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スケーターにとっては全てが消耗品だ。スニーカーだって、サングラスだって、もちろんバッグだって、スケートに夢中になってる内にすぐにボロボロになっちまう。「一生モノ」なんて言葉は絶対に信じないし、世間が言う「定番」や「流行」なんてのにも全く興味は無い。明確な基準はただ1つ。ボロボロになっても格好良いか、どうか。女の子には全然モテないけどさ、「良い男」ってのもそういうもんだと思うよ。

なんて、ショルダー部分の携帯ポケットから出したイヤホンジャックでTommy Guerreroの新譜を聴きながら、少しはそれらしく振る舞ってみたりして。

AS2OVのCODURA DOBBY 305D DAY-PACK 21,000円(中央下)、バッグのiPhoneに付けたwoven-caseのiPhone5/5S専用ケース 3,000円、WOODENTOYのコンプリ―トデッキ(中央上) 48,000円、AS2OVのニットキャップ 2,900円(左上)、1sinのサングラス 17,000円(左中)、ABITAXの携帯灰皿 3,500円(右上)、AS2OVのカラビナ 1,500円(右上)、カラビナに付けたVICTORINOX × UNBY GENERAL GOODS STOREのアーミーナイフ 2,200円、その他スタイリスト私物

あるビジネスマンの場合

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サラリーマンって人種はとにかく荷物が重い。PC、iPhoneに充電器。紙に印刷する意味が全く感じられない膨大な会議資料に、筆記用具、名刺、ビジネス書。まぁ、それは仕方ないんだが、文明の発達ってやつのせいで、外出先、自宅、はたまた海外、地球上の何処にいても仕事が出来るようになってしまったのは本当に最悪だ。「24時間働けますか?」って働ける訳無いだろ、馬鹿野郎。ただし、仕事を終えた後、新橋でビールを飲む瞬間だけはサラリーマンをやっていて心底良かったと思う。

ちなみに、立ち飲み屋では、いつもはショルダーで使ってる2WAYバッグを、わざとトートに持ち替えて新橋感を出すのが大人のマナー。

AS2OVのCORDURA DOBBY 305d 2WAY BAG 27,000円(中央)、OILED LEATHER WALLET 16,000円(左上)、Klean KanteenのKanteen bottle 480ml 3,600円(左中)、PalomarのBycleLight 3,900円(左下)、KAUFMANN MERCANTILEのLighter set kyeholder 8,200円(左下)、1sinの眼鏡 16,000円(右中)、MUCUのカレンダー手帳 2,400円、リングノート 850円(右下)、Kawecoのアルミ万年筆 8,500円(右下)、その他スタイリスト私物

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