—INDEPENDENTの時計は「意思ある自由を」がコンセプトなのですが、奈良さんにとって自分らしさを表現するにあたって大切にしていることってありますか?
奈良:実は、僕自身、自由であることをとっても大切にしてます。基本的に縛られるのは嫌いなので。ヘアメイクとして仕事するときも、一つのスタイルや価値観に縛られないようにしてますし、ファッションにしても色んなスタイルをしますね。先日、自分の髪も短くしたのですが、以前はロングヘアーの時もありましたし、よく変えます。
—そうした自由なスタイルは昔からですか?
奈良:ファッションにしても学生の時から色んなスタイルをしてました。ストリート全盛の時代だった ので、アメカジだった時もありますし、古着にハマった時もありました。裏原っぽい時もありましたし。いわゆる丘サーファーだったりもしましたよ。『Fine』を読んでサーフファッションばかり着ていたりもしたんです。SHIMAでヘアメイクとして働き出してからも、ハイブランドの服を着たりもしますが、ドメスティックブランドも着ます。今もストリートなスタイルが好きですが、モードでキレイめな格好をしたくなる日もありますから。今日着たようなラペルドジャケットは、普段はあまり着ないですが、髪を短くしたら、こういう服装も似合うようになっていいですね。もっと早く短くすれば良かったかも(笑)。