当サイトでも新作がリリースされる度にレコメンドしている[NIKE SPORTSWEAR(ナイキ スポーツウェア)]の人気シリーズ『NIKE TECH PACK』。その最新作となる『FALL 2016 TECH PACK COLLECTION』が遂に発売を迎えた。
初めてテック フリースとテック ニットを組み合わせた、クラシックなスタイルでの登場となった今回の『FALL 2016 TECH PACK COLLECTION』。本製品のグローバルキャンペーンにはネイマールやケビン・デュラント、アリソン・フェリックスら、錚々たる面々が参加しているが、今回EYESCREAM.JPでは2013年の『第3回 BAZOOKA!!!高校生RAP選手権』で優勝し、その後は地元札幌を拠点にしながら、マルチに活動を続けている注目のラッパー、HIYADAMをモデルに起用し、オリジナルのフォトセッションを敢行。現在のHIYADAMを解き明かすロングインタビューとあわせて、『FALL 2016 TECH PACK COLLECTION』の魅力を感じとってくれれば嬉しい。
HIYADAM、東京、NIKE TECH PACK。
Photo:Takuya Murata、Text&Edit:Keita Miki、Model:HIYADAM、Special Thanks:LABORATORY/BERBERJIN®
「音楽は、音楽。ファッションはファッション。」って感じですかね。自分の場合、そこにあまり結びつきは無いのかもしれないです。
— HIYADAMくんとお話をするのは今回が初めてなので、まずはHIYADAMくんのことから教えてください。ラップを始めたのはいつ頃からですか?
HIYADAM:中学校3年生ぐらいからですね。それ以前からヒップホップやブラックミュージックが好きだったんですけど、どうも”日本語ラップ”には馴染めなくて。当時は「日本語のラップなんてラップじゃない」みたいな気持ちが、常にどこかにありました。
— それが自身でラップを始めたキッカケにもなった?
HIYADAM:いや、周りにヒップホップをやっている友人もいなかったし、大きなキッカケっていうのは特に無いんですけど、まぁ、とにかく学校が退屈だったんですよね(笑)。それである日、ヒップホップを聴いたことも無いような友達と一緒にラップをしてみたら、それが意外に面白くて。僕が書いた曲をラップしたり、フリースタイルでラップして遊んでたんですけど、それが初めての曲作りってことになりますかね。誰に教わるでもなく、世に出ているヒップヒホップを真似するような感じでしたけど。
— そこからどうやって自分でラップをするようになったんですか?
HIYADAM:札幌が地元なんですけど、段々と夜家を抜け出して、クラブとかに行くようになって。そこでヒップホップをやっている人達と知り合って、気付けば自分でもラップするようになっていました。
— ファッションを好きになったのもその頃から?
HIYADAM:いや~、自分では分からないですけど、本当にちゃんと好きになったのは意外と最近なのかもしれないですね。でも、ファッションに関してはヒップホップの人達から影響を受けた部分って少なくて。「音楽は、音楽。ファッションはファッション。」って感じですかね。自分の場合、そこにあまり結びつきは無いのかもしれないです。