Hender Scheme × G-SHOCK – 2つの時間軸で時を刻む珠玉のコラボモデル

by Keita Miki

当サイトでも継続的にレコメンドを続けているHender Scheme(エンダースキーマ)とG-SHOCKによる注目のコラボレーションモデルが、2018年1月3日より、発売される。
G-SHOCKの35周年を記念して実現した今回のコラボレーションモデルだが、この特集ではG-SHOCKの長い歴史の中でも異例中の異例とも言える本作を徹底解剖。新年の発売が今から楽しみでならない珠玉のコラボレーションモデルを、隈無く解説していく。

Photo:Shuhei Nomachi、GIF Design:Shunsuke Mori、Text&Edit:Keita Miki

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35年に及ぶG-SHOCKの歴史の中でも初の試みとなるレザーバンドの起用

今回のコラボモデルの最大の特徴となっているのが、Hender Schemeがこの為だけに制作した本革のレザーベルト。姫路のタンナーによるピット鞣しのカウレザーを採用し、高い耐久性で知られるG-SHOCKに見合った堅牢なレザーベルトを作り上げた。

通常はドラムに入れてなめす工程を、ピットの中に漬け込み、静かに鞣す「ピット鞣し」という方法をとることで、繊維が詰まった頑丈なレザーが完成しているのだ。もちろん、本革のレザーバンドを起用するのは、35年に及ぶG-SHOCKの歴史の中でも初の試み。