New Standard. – Diaspora skateboardsが穿くGRAMICCIの新定番パンツ –

by Nobuyuki Shigetake

1982年、ロッククライマーの聖地であるヨセミテで産声をあげたGRAMICCI(グラミチ)。
当時、ロッククライミング用のウェアとして考案された1本のクライミングパンツは、クライミングウェアとしては初となる、180度の自然な開脚を可能にしたガゼットクロッチや、片手で調整できるウェビングベルトなど、画期的なディテールを搭載。現在では多くのファッションブランドがこのディテールを取り入れるまでに至った。
もちろん、ハードコアなクライミングという環境を想定して開発された機能はタウンでもその効果を大いに発揮。昨今では街を自由自在に駆け抜けるスケーターたちにも着用者が増えてきている。
本特集では、そんなGRAMICCIの『NN PANTS』と『LOOSE TAPERED PANTS』という2本の新定番パンツにフォーカス。ロッククライミング由来のギミックがもたらす抜群の穿き心地を、Masteredでもお馴染みのスケートクルー・Diaspora skateboardsの面々に実際に体感してもらった。
※本特集内に掲載されている商品価格は、全て税抜価格となります。

Photo:Cho Ongo | Movie:Banri Kobayashi | Music:Aru-2 | Model:Shunta Kobayashi、Yuya Tanaka、Takeru Wada、Sofuto | Text:Nobuyuki Shigetake | Edit:Atsushi Hasebe

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適度なヌケ感がスケートスタイルにベストマッチする
LOOSE TAPERED PANTS

GRAMICCIの『LOOSE TAPERED PANTS』 9,800円(INS TEL:0120-900-736)

「ガゼットクロッチのおかげでトリックの際の開脚がスムーズ。かなりスケート向きのパンツですね。シルエット面で言うと、股上が深いけど裾が少し短めだから、腰で落として履いてもバランスがよく見えるのも好印象です。あとは、しっかりとした生地なのに速乾性もあるので、気温が高い時期のスケートで重宝しそうです(Takeru Wada)」

(左)GRAMICCIのカバーオール 15,800円 / (右)GRAMICCIのテックニットスタジアムジャケット 11,800円(ともにINS TEL:0120-900-736)
ブランドのルーツであるクライミングシーンにおける機能性を残しつつ、現代のライフスタイルに合わせたルーズシルエットが特徴。ヒップと腿周りにはゆとりを持たせつつ、膝から裾にかけては徐々に細くなるテーパードシルエットを採用しており、短めのクロップド丈となっているため、スケートの際に気になる裾周りのもたつきは皆無。さらに、180度開脚可能なガゼットクロッチ仕様となっているため、トリック時のダイナミックな動きにも容易に対応する。また、激しい動きにも耐える、GRAMICCIの定番ツイル素材を使用している。