日々移り変わる東京のストリートシーンは、今までに幾つもの時代を創ってきた。1990年、原宿の地にオープンした[GGD]が目指したのは、過去にも未来にも変わる事の無い普遍的なものづくり。クリエイティブな発想を武器に、時代が創り出すカルチャー、ブームを、それらのプロダクトに反映させている。
25周年を迎えた今では、[GGD]を主力に[GRAND GLOBAL(グランドグローバル)]、[HVC]、[world exe(ワールド・エグゼ)]等のレーベルも展開し、表現の幅をさらに広げている。
本特集はそんな[GGD]の魅力を、注目の最新アイテムとともに紹介する。
Photo : SATORU KOYAMA(ECOS)Text & Edit : Shu Nissen
[Tricker’s × GRAND GLOBAL]切替ウイングチップシューズ
インラインでもトラディショナルなアイテムづくりで好評を博している[GRAND GLOBAL(グランドグローバル)]のウィングチップシューズが豪華なコラボレーションによりアップデートされた。ブランドの25周年を記念し、長い伝統と確かなクオリティで知られる英老舗シューズメーカー[Tricker’s(トリッカーズ)]とのコラボレーションが実現。
完全別注モデルとなる今作最大の特徴はレザーとスエードの切り替え。[Tricker’s]の代名詞とも言えるウィングチップシューズをベースに、上質なパリジャンブルーのカーフレザーとカーフスエードを使用している。
さらに、イギリストラディショナルの意匠は受け継ぎながらも、日本人に合わせた仕様へと変更。履き口を広げ、小指にかけて膨らみ土踏まずにかけてシェイプさせることで、甲高幅広な日本人の足に相性がいい作りに。また、湿度が高い日本に合わせ、あえてレザーソールは使わず、エレガンスなアッパーとは裏腹に、ソールに採用したのは鮮やかなブルーのダイナイトソール。ソールにブルーを採用した[Tricker’s]のシューズは、別注モデルの中でも非常に珍しいカラーリングとなっている。
一癖あるアイテムを好むブランドのファンへ向けリリースされたアイコニックなシューズは、もちろんファンならずとも要注目。
[Tricker’s × GRAND GLOBAL]カントリーブーツ
こちらも完全別注モデル。シューレースホールが5穴になっている今作は、定番のカントリーブーツよりもややショート丈。クロップドパンツやロールアップとも相性が良く、定番のカントリーブーツにはない、こなれた抜け感が目を惹く一足だ。素材には、きめ細かい上質なカーフレザーとシボ感のあるスコッチグレインを採用。
洗練されたシティユースな1足ながら、ソールは軍用ブーツとして開発されたコマンドソール。防水、防塵性に優れ、路面状況に関わらず、足元をしっかりとグリップしてくれる。高級感を損なわずにタフに穿けるのがなんとも嬉しい。
何より、[Tricker’s ]のブーツでは、なかなか目にすることのない絶妙な丈のブーツに「それどこの?」と聞かれること請け合い。
■オンラインストアでの購入は↓から
PC
http://www.mexcoltd.com/USP0162
スマホ
http://www.mexcoltd.com/S/page/USP0107