「君」が僕のところへやって来たのは、先月のある夜のこと。
友人たちからの誕生日プレゼントとして、豪華な包装に包まれていた君は、シックな見た目とは裏腹に、様々な機能を備えていたね。朝起こしてくれたり、毎日の歩数を計測して健康管理に役立ってくれたり、LINEやメールや電話の通知をしてくれたり、音楽プレーヤーを操作してくれたり。
そうさ、君の名前は『FOSSIL Q』。随分と洒落ていて、少しだけお節介な心憎いヤツ。
Photo:Riki Yamada、Styling:Takeshi Toyoshima、Text&Edit:Keita Miki