FUJI ROCK FESTIVAL ’17をまったり振り返る。~フジロック総括 2017 3日目 ~

by Mastered編集部

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Björk(ビョーク)

三木:Thundercatにするか、Björkにするかは今年の大きな悩みどころの1つでしたね。

長谷部:俺はBjörkに行ったんだけど、3曲で飽きちゃった(笑)。なんか、Björkは体に合わないのかも。それでしょうがなくMAJOR LAZERを見に行ったんだよね。

三木:僕は、単独とかフジも含めて、通算5回目くらいはBjörkを見てると思うのですが、これまでのライブって、どちらかというとアゲアゲな内容が多かったんですよ。大人数を引き連れて、色々な楽器を使いながらフロア仕様で曲を見せていくような感じで。でも、今回はストリングスとDJだけで、新しめの曲も多かったですね。ビジュアルと一緒に曲を魅せていくスタイルを全面に出してたし、そういう意味では2017年現在のBjörkを上手く表現したステージだったんじゃないかなと思います。衣装も相変わらず全然意味が分からないし、神様感というか神々しさは相変わらずでしたけどね。

羽賀:斬新ですね。年齢的な衰えは感じませんでしたか?

三木:まぁ、少なからずそれは感じたかな。もう50歳超えてるし、”Hyperballad”だけ聞いても、やっぱり昔と同じ声量では無いからね。ただ、逆に今のBjörkにしか出来ないステージという気もしたし、そういう意味ではすごく良かったんじゃないでしょうか。