長谷部:これ、色々な人に話したんだけどさ、MAJOR LAZERはすごく衝撃的だったよ(笑)。
三木:カルチャーショックですか。
長谷部:すごく短い間隔で、曲とステージの演出が変わっていくようなライブだったんだよ。ステージでバズーカを打ってると思ったら、2分後には炎が上がって、その間に曲もどんどん変わっていくような感じで。
三木:とにかく展開が早いんですね。
長谷部:音もEDMっぽいのをやってるなと思ったら、いつの間にかレゲエになってたりとかさ。とにかくネタのオンパレード。
三木:話を聞いてる感じは楽しそうですけどね。アホっぽくて。
長谷部:俺もあと20歳くらい若ければ大盛り上がりだったんだけどね(笑)。でもあのステージで盛り上がる世代に、エンディングに20分も使ってるAPHEX TWINはもしかしたら古臭くうつるのかなとも思ったんだよね。「これが現代のエンターテインメントだ」って言われたような気がしたよ。
三木:今の時代、何でもファストですからね。僕はBjörkを見て、そのまま東京に帰りました。”Hyperballad”を聞いて、花火を見たら「あぁ、今年もフジロック終わったな」って思っちゃって。Oasisでいうところの”Don’t Look Back In Anger”みたいなもんですかね。とにかく「お疲れ」って感じで。2人は何時ぐらいまでいたんですか?
羽賀:わたしはMAJOR LAZERをちょっと見たんですけど、やっぱり合わなくて、そしたら長谷部さんに会ったんです。
長谷部:俺もさすがに疲れちゃったから途中に抜けてさ。後ろの方でダラダラしてたら羽賀ちゃんに会って、一緒に水曜日のカンパネラに行った。一緒に水曜日のカンパネラはちょっとしか見てないんだけど、MCでフジロックに対する愛をすごい語ってた印象。
羽賀:レッドーマーキー、パンパンでしたね。私はその後、Goldroomをちらっと見て、眠気が凄かったので、そのまま帰りました。
長谷部:俺はレッドの最後がYOUR SONG IS GOODだったから、最後までいようと思って、結局パレスの音が止まるまで遊んでたよ(笑)。でも、その前にROOKIE A GO-GOでやってた3組が意外と良くてさ。それを見たらレッドまで行く気力が尽きちゃって、YOUR SONG IS GOODは結局行けず(笑)。
三木:その時間まで頑張ってたら大したもんですよ。
【3日目のベストアクト】
三木:Lorde
長谷部:BONOBO
羽賀:Trombone Shorty & Orleans Avenue