羽賀:私の初日のハイライトはQUEENS OF THE STONE AGEですね。本当に最高で。気付いたら前から3列目にいました(笑)。
三木:いや~、みんな滅茶苦茶良かったって言うよね。
長谷部:このバンドはさ、本当にドタキャンがひどくて(笑)。前日の夜に話した某編集長が「QOTSAはまだ日本に来てるかわからない。俺はステージに出てくるまで絶対に信用しない」って言ってたよ(笑)。でも、もし出るんだったら絶対見た方が良いって太鼓判を押されたから、俺も見に行った。
三木:ライブ、すごかったんですよね?
羽賀:前列は延々モッシュでしたね。あの重厚なダッダッダッダッっていう音に合わせて、みんなでジャンプしてるんですよ。2曲目が”No One Knows”だったんですけど、会場が一気に盛り上がって、外国人に後ろから突っ込まれて、結果3列目までそのまま連行されました(笑)。
長谷部:外国人は好きそうだもんね~。俺は正直、3曲ぐらいで飽きちゃったんだけど。
羽賀:QOTSAは高校生の時にずっと聴いていて、言わば私の青春なんです。だから、思い出補正的な部分もありますけどね。
三木:世の中の一般的な女子高生の青春は、絶対にQOTSAでは無いけどね(笑)。
羽賀:そこは許してください。あとフロントマンのJOSHUA HOMMEはプロデューサーとしてもすごく有能な人なので、1度どんな感じの人なんだろうって生で見てみたい気持ちもありました。
長谷部:俺はこっち系のバンドはそこまで愛着ないから、途中でGorillazに移動しちゃったな~。
三木:で、Gorillazはどうだったんですか?
長谷部:Gorillazは初期のアルバムが好きで、最近の音源は全然聴いてなかったんだけど、今回のライブはすごくロックンロールだったかな。個人的にはGorillazが普通のライブをやってることに驚いたよ。ヘッドライナーだけあって、グリーンも後方までパンパンだったし、全体的にすごく真っ当なライブだったなという感想。
三木:まぁ、真っ当な人達が真っ当にライブしたら格好良いですもんね。
羽賀:Blurなら通ってきたのですが、Gorillazは全く通ってなくて。予習しようとしたら5枚もアルバムがリリースされていたんで間に合いませんでした。