Dear Outsiders.
オリジナルであり続ける[DR.MARTENS]の56年とこれから。

by Mastered編集部

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アンダーグラウンドな文化同士の繋がりが根底にあったのかなって思います。そこがなかったらよくある和彫りのお財布みたいなもんですからね(笑)完成度が高くまとまったのは、やっぱり[DR.MARTENS]に宿ってる力じゃないですか?

OT(文身師、画家、81Bastards。) 東京在住。1999年より文身師として活動を始め、日本伝統刺青を学ぶ一方、クリエイティブ集団 81Bastardsでの活動やペインター、デザイナーとの交流を通じ独自のスタイルを融合させる。2010年からオーストラリアのTATTOO SHOPにも所属し、それをきっかけに、アジア、ヨーロッパ、その他多くの国外コンベンションにも参加。作家活動にも意欲的に取り組み、近年はグループショー、個展等も行う。http://fankadelic-tattoo.com

OT(文身師、画家、81Bastards)
東京在住。1999年より文身師として活動を始め、日本伝統刺青を学ぶ一方、クリエイティブ集団 81Bastardsでの活動やペインター、デザイナーとの交流を通じ独自のスタイルを融合させる。2010年からオーストラリアのTATTOO SHOPにも所属し、それをきっかけに、アジア、ヨーロッパ、その他多くの国外コンベンションにも参加。作家活動にも意欲的に取り組み、近年はグループショー、個展等も行う。http://fankadelic-tattoo.com

— 刺青に興味を持ったきっかけは?

OT:始めたのは18歳の時で、最初はかっこいいな、自分でも入れたいなあと思って。それこそ[DR.MARTENS]履いてた仲良い友達が、高校生だから本当はダメなんですけど刺青を入れ始めて、それがかっこよくて。高校を卒業してすぐくらいですかね。大学もちょっと行ったんですけどやめて、その頃から彫り始めてって感じです。最初は修行中じゃないですけど、他に仕事しながらやってました。ずっと単純に入れ墨だけをやっていたんですが、そこから絵も描くようになって、ペインターっていうようになったのは結構後になってからです。

— 絵の勉強もしていたんですか?

OT:完全に独学です。最初は絵なんて全然描けなかった。本当は良くないんだけど、絵が好きになったのは彫り師を初めて5、6年してからなんだよね(笑)最近はどんどん描くようになってるかな。人に会ってそういう話をもらう機会も増えて来てて。

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— 絵を描くのと刺青を彫るのは違うと思うのですが、両方できるものなんでしょうか?

OT:刺青だとお客さんに入れて、一生残るものだから。刺青では出来ないところを絵にしていきたいっていうのがあって。絵の方が自由度が高いですから。それで絵を描き始めたのもありますね。アートも刺青も基本的には同じだと思っています。どこか刺青を感じさせる絵っていうのは、僕の中では変えないようにしてるんで。

— OTさんのご自身の刺青や絵の特徴、強みはどういったところですか?

OT:海外に行き始めてから、日本人にしか描けない絵があるっていうのを思い始めて、今は結構和に特化してますね。でも、昔から日本ものをずっとやってきたわけではなくて、グチャグチャしたものを描いてたんで、そのスタイルもうまくミックス出来てきてるかなと。あと線の流れは独特だと思います。

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— 今回のプロジェクトのきっかけは?

OT:共通の知り合いを介して話を貰って、[DR.MARTENS]のブーツでしか出来ない事として、ブーツに直接刺青を彫れないかっていう相談からスタートして一緒に創り上げていった感じです。せっかくだから刺青師にしかできないことをやった方がいいんじゃないってことで。正直[DR.MARTENS]だからやりたいなと思いました。単純にTシャツにプリントするっていうんじゃ面白みないじゃないですか。

— [DR.MARTENS]というブランドに思い入れがあったんですか?

OT:やっぱり自分にとっての一番の”運動靴”なんですよ。昔からこれを履いてあちこち走り回ってましたからね。 高校の時に、高円寺でボロボロの8ホールを買って履き始めたのが最初かな。すごく長い間履いていて、「カビが生えてるから捨てろ」ってお母さんに言われたんですよ。そこでまた8ホールのまっさらな新品を買ったんですけど、それもボロボロになるまでずっと履いてたなぁ。本当に運動靴だと思って履いてました。すげえ遊べましたからね。個人的に一番好きなモデルは10ホールかな。

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— 今回の作品について解説をお願いします。

OT:これは刺青彫るのと一緒で、インクを乗せないで削っている感じです。最初はどうなるかわからなかったんですけど、見方を変えると西陣織みたいにも見えますね。これは般若を彫っています。般若自体にも意味はあるんですけど、今回選んだ理由としては単純にわかりやすさですね。一番[DR.MARTENS]と正反対の和のテイストを入れたかったので選びました。

— でも違和感はないですし、むしろ見事にマッチしてますよね。

OT:アンダーグラウンドな文化同士の繋がりが根底にあったのかなって思います。そこがなかったらよくある和彫りのお財布みたいなもんですからね(笑)完成度が高くまとまったのは、やっぱり[DR.MARTENS]に宿ってる力じゃないですか。

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— [DR.MARTENS]と刺青の共通する部分は?

OT:[DR.MARTENS]履いてる人って、刺青いっぱい入ってるじゃないですか(笑)でも、やっぱり音楽と刺青も深く結びついてるし、そこは外せないですよ。まぁ、最近はオシャレな女の子も履いていますけどね。

— [DR.MARTENS]が大事にしているオリジナルという言葉には原点という意味と、他人と違うという意味があるのですが、OTさんにとっての“オリジナル”とはなんでしょうか?

OT:刺青と絵を両立してる人ってまだなかなかいないので、その辺はオリジナルな存在になりつつあるのかなと。あとは、まだ他人から見て、自分の刺青っていうのを認識してもらえないんですが、絵だと最近「これOTの絵だ」って分かってもらえるようになったんですよ。だから、もっとこれからも自分にしかできないオリジナルのスタイルを追究してきたいですね。

今回OTが彫ったシューズ、ブーツが4月1日(金)より、[DR.MARTENS]のInstagramアカウント(@drmartens_japan )に投稿されるので是非チェックを。

DR.MARTENS THE ORIGINAL ICONS CAMPAIGN

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8ホールブーツが誕生した記念すべき日、4月1日(金)を[DR.MARTENS]のバースデーとして、今回世界規模で、『THE ORIGINAL ICONS キャンペーン』を開催。

ソーシャルチャンネルをフィールドに活躍する6名のオリジナル・アイコンを世界中から選出され、キャンペーンの期間中[DR.MARTENS]のブランドアンバサダーとして、彼ら自身のドクターマーチンスタイルやプロフィールをSNS上で発信します。アジア代表としてフォトグラファー:シトウレイも当キャンペーンに参加する。

また、日本国内の[DR.MARTENS]ストア全店にて店頭キャンペーンを実施。期間中にオリジナル商品をお買い上げのお客様に抽選で非売品のオリジナルアイテムをプレゼント。

また、Instagram上でのキャンペーンでは、最もこだわりと思い出がつまった投稿を選定し1名様に、イギリスで今年9月に開催される大規模野外フェスティバル『Festival No.6』へペアでご招待する。

SNS & ストアで行われるキャンペーンに参加して、一緒に[DR.MARTENS]のバースデーをを祝おう。キャンペーン詳細はこちら

【キャンペーン概要】
期間:2016年3月31日(木)〜2016年4月5日(火)

ウェブキャンペーン応募方法:
期間中にインスタグラムにオリジナルスの写真を投稿。詳しくはこちら

キャンペーンサイト:http://www.dr-martens.co.jp/theoriginalicons/
公式オンラインショップ:http://www.dr-martens.co.jp/
公式 FACEBOOK:https://www.facebook.com/drmartensJapan/
Festival No.6:http://festivalnumber6.com/
公式Instagram:@drmartens_japan