[DR.MARTENS] THE NEXT REVOLUTION. 超軽量モデル『DM’s LITE』が起こす1ポンドの革命。

by Mastered編集部

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「俺がすごいなと思うのは、どうしても大衆性が増える程、ダサさって出てくると思うんですよ。でも[DR.MARTENS]は、ダサくなんねぇなって。」

Bunta(TOTALFAT,Dr/Cho) 中学よりドラムを始める。2000年にTOTALFATを結成。以降、The Offspring、Good Charlotte、311、NEW FOUND GLOLYなど幾多のバンドと共演を果たし、日本が誇るメロコアのニューヒーローとして君臨し続けている。また、OZROSAURUS、Hit on Fresh、Sugar Kidsなどでも活躍中。

Bunta(TOTALFAT,Dr/Cho)
中学よりドラムを始める。2000年にTOTALFATを結成。以降、The Offspring、Good Charlotte、311、NEW FOUND GLOLYなど幾多のバンドと共演を果たし、日本が誇るメロコアのニューヒーローとして君臨し続けている。また、OZROSAURUS、Hit on Fresh、Sugar Kidsなどでも活躍中。

— [DR.MARTENS]との出会いは?

Bunta:高校の時ぐらいですかね。革靴の中で[DR.MARTENS]っていうのがあるって知って、その頃はロック、パンク、ピストルズみたいな印象が強かったです。高校の時にバンドを始めて、先輩のハードコアなパンク系の人たちが履いてたのをすごく覚えてます。実は、自分が履き始めたのは、まさにここ最近なんですよ。昔からずっと好きだったって言うよりは、パンクとかロックじゃない様々なジャンルの人たちが「カッケー!」って言って履き始めた時代の流れに乗って、自分でもここ5年ぐらいは普通に買ってますね。あと、[DR.MARTENS]って個人的には、店舗で買いてぇなっていうのがあって。平行輸入なんかもありますけど、お店のあの[DR.MARTENS]しかないっていう空気が好きなんですよ。川崎でライブがある時なんかは、チッタのお店にフラフラって入って買い物してます笑

— [DR.MARTENS]のブランドイメージは?

Bunta:普遍的だと思います。[DR.MARTENS]が嫌いな人は居るかもしれないですけど、すでに一つのスタイルとして確立してますよね。嫌いな人が居てもいいぐらい知られている。それ以上に好きな人も多いんじゃないかなって。どんな人でも、ロックスターも、そこらへんの労働者が履いてもカッコよく見える。そこが、すごく分かりやすいし、その人に合ったスタイルで履けるのがすごく良いです。

— [DR.MARTENS]がより広い層に定着して来ているように感じるのですがいかがでしょう?

Bunta:みるみる間に、皆履くようになって来ましたよね。最近それがさらに広がって来たというか、日本で言うと若いモデルの人が履いたり女の子が履いたり、海外でも普通にラップのスターとかレゲエの人とかが自然に履いてるっていう感じはしてます。俺がすごいなと思うのは、どうしてもファッションって、それを身につける人が多くなって、大衆性が増える程、ダサさって出てくると思うんですよ。でも[DR.MARTENS]は、ダサくなんねぇなって。それって結局、一番コアにある、本当に物として実用性があるとか、そういう部分の強さ、価値としての普遍性があるってことになるんじゃないかな。

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— 『DM’s LITE』の第一印象は?

Bunta:[DR.MARTENS]って革靴じゃないですか、だからソールも革靴の想像から入ったんでビックリしましたね。中にクッションが入ってて、スニーカーでもないけど、履き心地として新鮮でした。軽さも当然すごいんですけど、革靴のようで革靴じゃない、でも革靴っていう感覚がポイントかなと思います。

— 既存のモデルも『DM’s LITE』もお持ちとの事ですが、どう使い分けていますか?

Bunta:その日のスタイルと、用途によって変えてますね。もちろん動く日は軽い方がいいんですけど、車移動でライブの日とか、カッコつけてパキッとしたいときは、劣る勝るじゃなくて、やっぱりもともとの[DR.MARTENS]の方が重厚感は間違いなくあるじゃないですか。かっこつけたい時は重厚感あった方がいいし、自分で動く日は『DM’s LITE』にしてますね。

— 伝統ある[DR.MARTENS]の歴史を大きく変える今回の選択についてどう思いますか?

Bunta:例えば靴って言ったらスニーカーだってサンダルだって全部靴だと思うんですけど、じゃあスニーカーに限定したら、今って「これ靴なんすか?靴下すか?」みたいな状況が生まれてるわけじゃないですか。やっぱり革靴って概念の中にも、こういう新感覚の物があった方がいいなって思います。今って「スニーカーの値段上がりすぎじゃね?」って思ってるのが本音なんですよ。でも、逆にポジティブに捉えると「革靴でこの値段なら安くね?」って思える時代な気もしてて。こういう『DM’s LITE』とかは、スニーカーっぽい履き心地も含め、ライフスタイルにフィットする人が多いと思います。それでいて見た目も全然[DR.MARTENS]じゃないですか。雨用のモデルも持ってるんですけど。雨の日でも長靴じゃなくて、素材は防水のマーチンでおしゃれできるっていうのはやっぱり良いもんですよ。そういうのが、これからは需要としてすごい増えていくんじゃないかな。確かに伝統を守って変わらないでいる事も、もちろん大事ですよね。でも、新しい事をして、より多くの人に間口を広げていくっていうのは、経験とか実績もない人がやったら媚びてるだけですけど、[DR.MARTENS]みたいに、ちゃんとした歴史があるブランドだったら、逆に広めれば広める程もっとすごくなるんじゃないかなって思いますね。

— 時にファッションという言葉は悪い意味でも使われます。ミュージシャンとして、ファッションをどのように考えていますか?

Bunta:昔に比べて意識するようになりましたね。ヒップホップで言うと、当たり前のようにファッションとリンクしてますし。その点、日本のロックバンドは、ファッションを気にしていない人たちも、もしかしたら多いかもしれません。音楽の事だけに集中してやることがかっこいいと思ってる人も居ると思います。でも、おれはやっぱり、ファッションってすごい意味のあるものだと思っていて、ステージでどの服着て、どういう気持ちでやってるのかってことだったり、そういう自分のメッセージを表せるじゃないですか。別に衣装じゃなくても、好きなバンドのTシャツ着てるだけでも、その気持ちが宿る、なんて言ったら少し大袈裟かもしれませんけど。でも、音楽と同じくらいファッションも何かを表現できる物なんだなって事にやっと気がつきました。最近、靴下を自分で作ったりしていて、それがきっかけで気がついたこともあって、実際にやってみる事もそうなんですけど、なんか、全てプラスでしかないなって思ったんです。例えば[DR.MARTENS]の歴史を調べていれば、その中に音楽に関わるこもいっぱいあるだろうし、それによって、もっと広い意味で音楽もファッションも楽しめるじゃないですか?「音楽好きだったらファッションも好きでしょ!」っていうのも間違いないし、ファッションが好きだったら音楽がある、音楽があるからファッションがある、やっぱりファッションと音楽は絶対すごい近い存在なんですよ。

— [DR.MARTENS]が大事にしているオリジナルという言葉には原点という意味と、他人と違うという意味があるのですが、Buntaさんにとっての“オリジナル”とはなんでしょうか?

Bunta:もうオリジナルって言っても、いま自分が100%オリジナルっていう物を生み出すのは、すごい難しい時代になって来てますよね。やっぱり、やり尽くされてる事も多い。だからこそ、何かと何かを組み合わせて、この組み合わせは誰もやったことないんじゃないか?っていう、組み合わせのオリジナルはこれからどんどん生まれてくると思います。「それとそれあったの?」みたいな事をいかに自分が探し当てられるか、それが自分にとってはドラムだし、その中で自分がオリジナルになるには、誰もしてないことをドラムに結びつけるとか、その試行錯誤の繰り返しですかね。結局皆それを狙ってると思うんですけど、本当のオリジナルな存在になるには、まさしく[DR.MARTENS]ぐらいの所まで行かないと。「革靴って言ったら、[DR.MARTENS]でしょ!」って言う人がたくさん居て、それで初めてオリジナルな存在として認められてる事になるわけですから。

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