『波との対峙』荒木大輔(スタイリスト)

by Mastered編集部

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ファッション誌だけでなくアーティストなどのスタイリングでもよく名前を目にするスタイリスト荒木氏。
同世代のスタイリストのなかでも、地にしっかり足がついた感じでリアルなファッション感を持っている彼に、今一番気になっている事を聞いてきました。
気持ちが良いほど、偏ってはいますが(笑)

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写真:平山 勝之

サーフィンとの出会い

売れっ子の荒木氏を真夏の公園で直撃

売れっ子の荒木氏を真夏の公園で直撃

— 最近は何にハマってますか?

荒木大輔氏(以下敬称略):今は、仕事とサーフィンですかね。

— ではとりあえず仕事の話は置いておいて(笑)、サーフィンの方の話をお伺いします。サーフィンをはじめたきっかけは?

荒木:きっかけは7年くらい前、熊谷さん(編集部注:スタイリスト熊谷隆志氏)の元から独立したての頃で、とりあえず暇だったんで。
専門学校生の頃にやったことがあったんだけど、ちゃんとやってみるかって。

その頃は、仲が良かったスタイリストの梶(雄太)クンも暇してたんで、とりあえず普通に起きる時間に起きて『天気いいから行ってみようよ』みたいな。で、行ったみたら『波ねぇじゃん!』とか(笑)
逆に波が良いときは思っていた以上に体力的にハードで、10分入って昼寝みたいな、そんな感じだったかな。

— そんな中、とことんハマるきっかけになったのは?

荒木:やっぱりやってるうちにウマくなりたいな、って思ったんですよ。
サーフィンって、とにかくやらないとうまくならないですから。
あと、大きなきっかけになったのは熊谷さんと一緒に行くようになったこと。

— 熊谷さんは、始めた当時かなり行ってましたもんね。

荒木:今でもよく行ってますけど(笑)
で、熊谷さんには負けられないな、って思って。僕的にはライバル出現でしたね。

— そんなサーフィンに対するこだわりは何かあります? 例えば道具とか。

荒木:板はこだわってますね。作ってもらってるのは千葉公平さんって方なんですけど。

荒木氏の相棒達

荒木氏の相棒達

— シェイパーの方ですか?

荒木:そうです。その方は四国の方でやってまして。「303サーフボード」というブランドで、すべて公平さんがハンドシェイプで作ってて。

— 実際作るときって、どうするんですか? やっぱり四国まで出向いて打ち合わせするんですか?

荒木:いや、結構東京方面に来てたりすることもあるので。
その時に『こんなのが作りたい』って相談すると、『こんなんが、イイんちゃう』ってアドバイスしてくれたりして。それで決めていきますね。

毎年夏に、四国で303サーフボードの大会があるんですよ。いわゆるユーザーズカップですね。
今年で3回目の挑戦なんですけど。そこで頼むことも多いですかね。

— みなさん、そこで作ってもらっているんですか?

荒木:熊谷さんとか、宮島さん(編集部注:スタイリスト宮島尊弘氏)とか中根さん(編集部注:フリーランスPR中根吉浩氏)とかフォトグラファーのJFKKさんとか…周りの人はみんな作ってもらってますね。
もともとは熊谷さんが紹介してくれて、作ってもらえるようになったんですよ。

— なるほど。ちなみにユーザーズカップの結果は?

荒木:惨敗です(笑)でも、去年は1個勝ったんですよ!

全て「303」のサーフボード(荒木氏私物)

全て「303」のサーフボード
(荒木氏私物)

— 今年はいつ開催されるんですか?

荒木:8月10日にあるので、みんなで行く予定です。
徳島空港まで飛行機で行って、そこからレンタカーで。みんなで一緒に行けるっていうのも魅力的ですね。

— 他には、どこか遠くの海や海外に遠征したりってしていますか?

荒木:6月くらいにバリ行ったんですよ。年に1回くらいは行ってますね。
カリフォルニアに行ったり、ハワイに行ったり。

— 普段サーフィンに行くときって、結構計画的な感じですか?

荒木:仕事の都合次第なんですけど、次の日に行けそうなときは周りの人たちに連絡してみます。
でも、電話すると『明日、朝から撮影だよ』って断られたり(笑)

— そんな時一人でストイックに行ったり、というのはないんですか?

荒木:たまに行きますよ。でも相当波が良いときじゃないとないな。あとは相当フラストレーションが溜まったときとか。

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