配信やネットメディアを介して、進化のスピードが加速、複雑化しているダンス・ミュージック・シーン。新しい音楽に興味はあるけれど、何をどこから聴いたらいいのか分からない。そんな時は現場で活躍しているDJに身を委ねるのが最良の道だろう。
3作が同時リリースされたミックスCDシリーズ『Crustal Movement』で、それぞれコンパイル&ミックスを手掛けたDJ NOBU、Shhhhh、MOODMANという3人はその現場の最前線を切り開くカッティング・エッジなDJたちだ。
フリーのオンライン・ミックスが溢れる現在の音楽状況を踏まえながら、彼らがオフィシャル・ミックスCDを通じて描き出しているものとは? ミックスCDというアート・フォームの意義を問いかけながら、DJ NOBU、Shhhhh、MOODMANの3人による対談を行った。
こうやってオフィシャルでミックスCDを作るとなると、許諾が取れなくて苦労も多いんですけど、そうやって試行錯誤を重ねることで作家性が出てくるというか。(DJ NOBU)
— 3人がミックスCDを作っているらしいという噂は聞いていたんですけど、その完成は締め切り直前でかなり切迫していたとか。
DJ NOBU:地獄ですよ、地獄(笑)。
MOODMAN:やっぱり、オフィシャルのミックスCDは難しいですよ。許諾がなかなか取れないですからね。
DJ NOBU:使用許諾が1曲取れないだけで、次の流れが台無しになっちゃうし、1曲ダメだったらパズルのように、使えなくなった曲の代わりに別の曲をハメこんでいくという作業が締め切り直前まで延々と続きましたからね。ただ、最初の構想から内容はちょっと変わったんですけど、最終的には満足いくものが出来たので、ホッとしてますね。
MOODMAN:僕の場合、今回はクイック・ミックスで30曲以上使おうと思っていたので、1曲使えなくなると、その後のパズルが大変なことになるっていう(笑)。だから、家で何度も何度もミックスを録り直したり、好きだから入れたいと思ってた曲もパズルのピースがハマらなくて、使うのをやめたり。
— そうなると、最初の段階で候補曲を実際に使う曲の倍くらいリスト・アップしておくわけですか?
DJ NOBU:そう。僕は50曲くらい。
MOODMAN:僕は60曲くらい。でもね、今回はそれでも許諾が取れた方だと思いますよ。かつては今ほどネットワークがしっかりしてなかったから、レーベルやアーティストと連絡が取りづらかったですからね。まぁ、でも、その時は曲数が少なかったからパズルの作業は楽だったか(笑)。そういえば、締め切りの最後の最後で金子くん(Shhhhh)からメールが来たんですよね。「許諾、取れてますか?」って(笑)。
Shhhhh:MOODMANもそうだし、NOBUくんとはしょっちゅうメールで、「もう無理。気持ちが折れそう」ってやり取りしてましたよ(笑)。当初、僕が1曲目に使いたかった曲は、自分のなかで「この曲を使って、オフィシャルでミックスCDを出したい」と考えるきっかけになった曲だったんですけど、レーベルと録音者のオッケーが取れたのに、歌い手と連絡がつかないってことでダメになったり。あちこちに散りばめていた民族系の声ネタも権利の所在が不明でほぼ使えなかったんですよ。でも、そうやって許諾を取っていくなかで、すぐに許諾の返事をくれたのはSublime Frequenciesだったり、オルタナ系、クラブ系のワールド・ミュージックをやってるレーベルだったこともあって、結果的にワールド・ミュージックからそっちに歩み寄った内容になったんですよ。
DJ NOBU:そういうレーベルの方が金子ちゃんがやろうとしていることをすぐに分かってくれただろうしね。
Shhhhh:そう。そういう反応が面白かったんですね。でも、よくよく考えれば、自分の場合もダイレクトに民族音楽というわけではなく、クラブ・ミュージックだったり、オルタナティヴ・ロックを経由して、民族音楽に辿り着いたわけだから、内容的にも落ち着くべきところに落ち着いた感じなんですよね。
— MOODMANは収録曲の許諾が全部取れたのはマスタリングの2日前でしたよね。ぐったりしながら、「これからミックスやらなくちゃ」って言ってたのをよく覚えてます。
DJ NOBU:俺もそうですよ。
Shhhhh:俺も(笑)。
MOODMAN:(笑)最終的にはマスタリングのスタジオに向かうタクシーのなかでパソコン使って最後の微調整してましたからね。
DJ NOBU:こんな綱渡りな企画はホントないですよ(笑)。
MOODMAN:制作期間も短かったよね。始まったのは11月?12月?
Shhhhh:イタリアからダニエレ・バルデッリが来た時、名古屋の(クラブ)MAGOで3人揃ったじゃないですか。あの時、「これから録らなきゃ」って言ってましたよね(笑)。あれが1月の第1週ですよ。
DJ NOBU:あ、そうだ。バルデッリのパーティへ遊びに行ってる余裕がまだあったんだもんね(笑)。
Shhhhh:「余裕でしょ」なんつって(笑)。
MOODMAN:その後で地獄が待っているとは全く知らずにね(笑)。
— はははは。それぞれが完成させた作品を、お三方はどう聴かれましたか?
DJ NOBU:金子ちゃんとはしょっちゅう現場で一緒にやってるし、今回のミックスも完成前の段階のものを先に聴かせてもらっていたんですけど、MOODMANとはしばらく一緒にやってなかったから、驚きという意味ではデカかったですね。
MOODMAN:それは僕も一緒だけどね。
Shhhhh:あと、今回のミックスで僕が使おうと思って、結局、使わなかったPeverelistの別の曲をMOODMANが使っていて。しかも、その解釈が僕とは全然違っていたところが面白かったですね。
— Peverelistはテッキーなダブステップですね。
MOODMAN:僕はNOBUくんが2曲目で使ってるTod Dockstaderの別の曲を、最初か最後に使おうかなと思ったんですけど、今回のミックスは平坦なままいこうと思って、結局、使わなかったんです。だから、NOBUくんのミックスを聴いたら、「お、入ってる!」って。そういうちょっとしたリンクがそれぞれあるんですよね。
DJ NOBU:それから、この3人に共通してるのは、自分の音楽性を常にアップデートしているところなんですよね。そういう意味で3枚が出揃った時点でこのラインナップですごい良かったなって思いますね。俺もテクノをプレイしているけど、テクノだけではなかったりするし、3人とも特定のジャンルからはみ出しているでしょ。
— 同時並行で様々な音楽にコミットしてきたMOODMANしかり、Shhhhhくんももともとはディスコとかハウスをかけていたわけですし。
Shhhhh:ロンドンもドイツも行ったことがない僕はバーニングマンでレイヴ・カルチャーに触れて、その流れでMOODMANが紹介していた西海岸ハウスのレーベル、Grayhoundのものは今でも取っておいてあるし、DJハーヴィーの『Sarcastic Mix』にも「DJがこれやっちゃっていいんだ」っていう衝撃を受けたという意味でスゴい影響されてるんですよ。そのうえで、自分がテクノについて考える時、ここ最近はイーヴン・キックじゃなくてもいいのかなって思ったりしているんですけど、今回、NOBUくんが形にしたのはその最先端ですよね。
— NOBUくんのミックスはテクノだったり、後半、2曲が使われているL.I.E.S.はニューヨークのオルタナティヴな……
DJ NOBU:ハウス・レーベルだったりするし。
— ノイズ、ドローン、インダストリアル・ミュージックだったり、広い意味での電子音楽をカヴァーしてますよね。
DJ NOBU:世界的にみると、最近はテクノに限定せず、電子音楽っていう広い領域で面白いことをやっている人たちが多くて、その楽しさを知ってしまったら、形にしなきゃと思っちゃいますよね(笑)。
— しかも、ビートがなかなか出てこなくて、10分超えた辺りでようやく入ってくる構成も衝撃的ですよね。
DJ NOBU:今回、(ROCK MAGAZINEを主宰していた音楽ライタ-)阿木譲さんにお願いした解説で「これはブリコラージュ・ミックスだ」って書いてくれたんですけど、確かに今回のミックスはコラージュ的な側面もありますしね。
Shhhhh:しかも、テクノから電子音楽の領域まで広がっているのに、そこにはNOBUくんらしさがあるし、同じことをMOODMANにも感じるんですよ。10年以上前から聴いているんですけど、今回も音楽性がアップデートされているうえに違和感が全くない。
— MOODMANのミックスは、ポスト・ダブステップの流れを汲みながら、インテリジェント・テクノから始まるイントロダクションだったり、ディープハウスやディスコを混ぜたり、MOODMANらしいものになっているんですよね。
DJ NOBU:そう!
Shhhhh:それがすごい。
MOODMAN:いまのポスト・ダブステップを取り巻く状況はインテリジェント・テクノが発展していった時期のそれと近いものを感じるんですよね。インテリジェント・テクノっていうのは、レイヴ・カルチャーの裏側でレイヴ・カルチャーのワイワイ騒げるような大衆的なスタイルを取り入れながら、音楽的に面白いことをしようと発展していったもので、そこには色んなBPM、スタイルがあったんですね。今のポスト・ダブステップも、ベース・ミュージックという大衆音楽のフォーマットを前提に、それを音楽的に面白くしようとするベクトルで「おっ!」と思うようなトラックがちょこちょこリリースされてるんですね。そのなかでもハウスに混ぜられそうなものをピックアップして、一昨年辺りからかけたりしてたんですけど、そういうものを今回まとめてみようかなって思ったんですね。そういう思考回路だったので、1曲目はジョン・ベルトランのインテリジェント・テクノなトラックになったんです。ポスト・ダブステップをやりたかったわけではないんですが、何かのポストだとは思います。じゃあ、何のポストなのかっていったら、自分でもよく分からないんですけど(笑)。
— はははは。
MOODMAN:でも、なんかのポストは好きなんですよね(笑)。僕、もともとミックスCDが好きだから、色んな作品を聴くんですけど、ダブステップの混ぜ方が王道的なものとかアヴァンギャルド寄りのものはあっても、その中間のものがあんまりなかったから、そういうものを作りたいなって。
Shhhhh:テクノもダブステップももともとは日本で生まれた音楽ではないですけど、日本のような島国のDJだからこそ、そのポスト感を出すことが出来るのかなって思うんですけどね。
— 音楽を幅広く捉えて、独自な形に加工することに長けているのが日本の気質というか。Shhhhhくんのミックスにしても、古今東西の民族音楽に、シャックルトンのダブステップ・トラックやボアダムスの曲なんかを混ぜたりしてますもんね。
Shhhhh:そうですね。2009年に僕が選曲、監修した(コンピレーション)『UNICORISMO』ではアルゼンチンの音楽にフォーカスしたものだったんで、今回は世界中のリズムやフォークを意識したんです。サブ・タイトル「EL FOLCLORE PARADOX」の”FOLCLORE”(フォルクローレ)っていうのは、スペイン語で「南米の民族音楽」や「伝承」の総称なんですけど、実は南米の曲は2曲しか使ってなくて、国境やジャンルの枠を取っ払ったところで、シャックルトンやボアダムズの曲を自分の世界に取り入れることで、そうした曲に含まれているエスノ・ミュージックの要素を抽出しているし、そういうフリースタイルなアプローチは今回の作品に一貫してますね。
MOODMAN:僕ら3人のミックスCDには世界中の曲が入ってるじゃない? そういう意味では3枚ともにワールド・ミュージックなんだと思うんですよね。大きな違いはそのどこにフォーカスするかというポイント。2人のミックス聴いて、「それぞれ最先端だな」って思いましたね。今回の収録曲は日本限定の許諾だから、そこが残念なんですけど、海外流通出来たら、きっといい反応がもらえると思うんですけどね。
— ミックスCDって、よくよく考えると、不思議な表現形態だと思うんですね。聴き手に応じてリアルタイムで変化していく現場のプレイとも違うものですし、そうかといって、リスニング作品という枠にすんなり収まるものでもない。そもそも、お三方はミックスCDというアート・フォームについて、どのように考えているんでしょうか?
MOODMAN:DJミックスってことでいうと、70年代のディスコの時代に曲がメドレー的に繋がったレコードが出てるでしょ?Disconetとか。でも、そういうレコードは基本は業務用で作家性はまだ薄いんですよね。それがミックステープ、ミックスCDの時代になって、DJの個性で売り買いされるようになっていくんですけど、あるジャンルを代表するDJが「このジャンルは、これ!」っていうミックスCDを出していた80年代、90年代を経て、その後、ジャンルが複雑になっていったこともあるし、2000年を超えた辺りから、みんな、パーソナルな世界観のミックスCDを出すようになって。最終的にはCD-Rの時代に入って、今、パーソナルなコミュニケーションの一つになっている。
Shhhhh:海外ではどうなんですかね?
DJ NOBU:リリースはされているけど、ミックスCDのカルチャーがここまで根強く残っているのは日本だけですよね。
MOODMAN:そうだと思いますよ。日本のリスナーはミックスのディグりが半端ない。昔からニューヨークのハウスとかヒップホップのDJが出してたカセットテープをチェックして、そこに入ってる曲を買ったり、日本のリスナーはミックスを一つの作品として捉える傾向がもともと強いのでは。
Shhhhh:CDのディストリビューターとして働いてる身としては、世界的に見ると日本はまだまだCDが売れているし、アートワークを含めたパッケージだったり、手に取ることが出来るモノとしての力はまだまだあるのかなって思ったりもするんですけどね。
— かたや、巷にはフリーのミックスがネット上に溢れている現状があるわけで、そんな状況下でオフィシャルなミックスCDを出す意味や意義ってどこにあるんだと思います?
DJ NOBU:去年、僕も海外のポッドキャストでミックスを2つ上げたんですけど、やっぱり、気持ちの入り方は全然違いますね。こうやってオフィシャルでミックスCDを作るとなると、許諾が取れなくて苦労も多いんですけど、そうやって試行錯誤を重ねることで作家性が出てくるというか。
Shhhhh:僕もdublabのポッドキャストを去年やらせてもらったんですけど、そのことを知ってるのはなんだかんだ一部の人なんですよね。多くの人にとってはまだまだ敷居が高いと思うんですよ。それがオフィシャルのミックスCDとして流通することで、地方の少年少女たちがCDショップで見つけてくれる可能性が増えたり、DJというものについてだったり、作品の世界観に関して、より普遍的なものが提案出来るんじゃないかなって。
MOODMAN:恐らく、将来的にDJミックスは高音質の配信で、時間も長いものになると思うんですよ。だって、74分42秒で切らなきゃいけないCDって中途半端な形態ですからね。たしか、ベートーベンの第九かなんかなんでしょ?
— カラヤンが指揮したベートーベンの第九の演奏時間が74分42秒で、それがCDの収録時間の規格になったんですよね。
MOODMAN:そう、カラヤンの呪縛なんですよ(笑)。ただ、その呪縛から解放されたとしても、ポップスはそんなに長いアルバムは作れないでしょ? その点、DJミックスとかライヴ演奏だったら可能性はあるし、そうなった時、一つのコンテンツの重要な核を担うような気もしますけどね。
— 別の角度から考えると、オフィシャルのミックスCDは収録時間や使用許諾の制約、それから形ある商品であるということにまつわる制約もあって、不自由ではあるんでしょうけど、不自由だからこそ、発揮される作家性なり、クリエイティヴィティもまたあると思うんですね。
DJ NOBU:そうですよね。今はSoundCloudだったり、フリーのオンラインミックスもあれこれ聴けるなかで、お金を出す価値のあるミックスCDをどう作るか。僕の場合、クラブ・ミュージックを聴いてる人でも一部の人にしか聴かれてない曲を多めに使って、そういう音楽を広めたいなという意識も頭の片隅に置きつつ、映画を観に行くような、そういうシネマティックなイメージを形にしながら、そこには驚きも絶対に必要だなって。
Shhhhh:僕はリスニングを意識しつつ、フロアでの経験を通過しているからこその気持ちいい流れも当然あるわけで、そのバランスを考えるのは楽しかったですね。あと、今回のミックスCDには、ワールド・ミュージックを聴いてる人にしか馴染みがないような曲が沢山入ってるんですけど、この流れで聴けば、ボアダムスやシャックルトンを好きな人にも気に入ってもらえるはずだし、逆にワールド・ミュージックが好きな人にもボアダムスやシャックルトンを気に入ってもらえるんじゃないかなって。もっと言ってしまえば、絵本画家でもあるスズキコージさんのアートワークを含めて、子供にも分かるような、そういう普遍的なことがやりたかったんです。
MOODMAN:例えば、過去の自分のミックスを聴いたときなんかに、「そういえば、こんな時代あったなー」って、しみじみ思ったりしますが、ミックスCDって時代を真空パックする機能に長けてると思うんです。なので、昔のトラックを使ったとしても、その時その時の時代感とか空気感を反映させたドキュメンタリーになっているといいなといつも思って作っています。あと、ミックスCDって何かをやってる時のBGMとして聴かれることが多いと思うんですよ。だから、これまで出したミックスCDもそうなんですけど、BGMとして一定のテンポが取れて、例えば、掃除がしやすいとか(笑)、作業がはかどるとか(笑)。作品として主張しすぎないが、ふと気がついたときに「あれ? こんな曲入ってたっけ?」って気づくものというか、何回聴いても構成が覚えられなくて、聴く度に違う感覚に陥られるものというか、なので、キーを作らず、ドラマチックに盛り上がっていきそうなところをあえて組み替えて逆転させたり。家族でピクニックとかできるんだけど、一歩間違うと出てこられない深い森みたいな、そんな作品をいつもイメージしてます。
— 一度入ったら出てこられない感覚もまた3枚の共通点かもしれませんね。
MOODMAN:そもそも、ミックスCDって、全部曲が繋がってるのが変だと思うですよ(笑)。過去の音楽を考えても、曲がつながってる作品と言えば、サイケとかプログレ、ヘヴィー・メタルのコンセプト・アルバムとかですよね。その点、ミックスCDは最初から繋がった形態だから、コンセプチュアルになりやすいし、面白い形態だと思います。それ故に、みんな構えて聴くじゃないですか?「スゴいのきたぞ!」って感じで。そのうえで最初から最後まで聴かせようと作るわけだから、すごく悩むんですよね。
DJ NOBU:そう、悩みの産物ですよ(笑)。とにかく悩むよね。
MOODMAN:でも、その悩みは人を喜ばせたいがための悩みでしょ。
DJ NOBU:今回も作っている間は寝てて、目が覚める直前に「この曲使える。あの曲使える」って考えたりしてましたもん。
— それが「Dream Into Dream」っていうサブタイトルが付いた理由とか(笑)?
DJ NOBU:はははは。夢落ちだった、みたいな? (笑)
MOODMAN:そうやって悩みに悩んで、ようやく完成した3枚だから、全部聴いて欲しいんですけどね。でも、3枚買ったら1万円近くいっちゃうからなー。
DJ NOBU:でも、その価値はありますよ。だって、自分はもちろんのこと、MOODMANも金子ちゃんも普遍的なものというか、飽きのこないものを意識して作ってるんだなってことはよく分かるし、実際に自分も2人のミックスをそうやって楽しませてもらってますからね。
MOODMAN:曲数も多いから、1曲あたりは安いですしね(笑)。まぁ、新生活のお祝いに3枚セットで贈り物に……なんてことはないか(笑)。