昨年、五本木交差点付近に、当Clusterでもおなじみのファッションブランド『バル(Bal)』と、日本が世界に誇る優良音楽レーベル『JAZZY SPORT』のショップがオープンして以来、一層注目を集める学芸大学エリアを、今回はCluster初となる「グルメ」という切り口で解剖。
JAZZY SPORTの店頭で配られている「五本木グルメマップ」をベースに、そのマップを監修したJAZZY SPORTのグルメ隊長grooveman Spot氏と、ラーメンや焼き鳥には一家言お持ちな、バルの江田龍介氏にお話を伺ってきました。
ラーメンから中華、はてはお総菜にいたるまで、学芸大学をベースに活動する両名ならではのリアルな意見が詰まった、非常に実用的な内容となっております。
なお記事の最後には、今回ご紹介いただいたお店の所在地をまとめたマップも掲載していますので、お近くにお住まいの方もそうでない方も、是非ご活用ください!
その1. なにはともあれ「モンゴメリー」
— Jazzy Sport Music Shopにて、grooveman Spot監修による「五本木グルメマップ」が店頭で配布されている、というのが今回の企画の発端なわけですが、そもそもこのマップを作ろうと思ったモチベーションはどこにあったんでしょうか?
grooveman Spot(以下GS):それはもう、ここにJAZZY SPORTとBALのお店ができるっていうのが決まって、少しでも多くの人に来てほしいというところからですね。どこかに足を運ぶひとつの目的として、「食」っていうのは大事じゃないですか。誰にでも必要なものだし、毎日3食、何を食べるのかで悩むじゃないですか? まぁ実際、僕自身食べる事がすごく好きだし、学芸大学周辺でいろいろ食べていたので、それをオススメしたいな、ということから始まりました。
— 学大ハウス(JAZZY SPORTのスタジオと住居を兼ねた一軒家)にのはどのくらい住んでいるのですか?
GS:以前は都立大に住んでいて、その頃から学大にもちょこちょこ来ていたんですよ。なので、合わせるともう10年経ちますね。
— で、それを一回まとめておこうかと?
GS:いや、本当はまだいっぱいあるんですよ(笑)。
江田龍介(以下江田):コウジ君(編集注:grooveman Spotのこと)から見た「学大と言えばここだろ!」っていう一店は?
GS:僕はもうラーメン屋さんの「モンゴメリー」ですかね。
江田:やっぱりそうだよね。俺も絶対そう思う。飲みに行くときも、最終モンゴメリーに行きたいためのルートを作るもん。
GS:あぁ、もう僕も本当にそうです。
— 〆にモンゴメリーなんですか?
江田:DJがある一曲をかけたいためがために前後の流れを作るのと一緒で、最後モンゴメリーに行くためにどのお店を経由するか、っていうことを考えますね。
GS:モンゴメリーは本当に学芸大学に来る要素の一つになりますね。
江田:はじめて行ったとき、かなりびっくりしたんだよね。でっかく「モンゴメリー」って書いてあって、店の外観は結構身構えちゃう感じじゃん? でも中に入ったら意外とさ、さらっとジャジーっていうか…こう、店主もいい雰囲気だし、結構ちゃんとしてるわけよ。メニューもカッティングシートとかじゃなくて手書きでちゃんと書いてあって、なんかファッショナブルだなと思っちゃったりして(笑)。
GS:モンゴメリーのご主人は、うちのお店のことを完全に理解してくれているんですよね。この間食べに行った時も話しかけられて。あの、滅多に口を開かないご主人が、僕を見て「あ、お店、JAZZY SPORT、あの、オープンしましたよね」って言ってくれて、かなりテンション上がりましたね。「俺、話かけられた!」っていう。
江田:すごいよね、それ。
GS:無愛想なんじゃなくて、シャイなんですよ。
江田:うん、すごくシャイなんだと思う。あと、声ちっちゃいよね。
GS:ちなみに江田さん、モンゴメリーでのトッピングはどれが好きですか?
江田:俺的にラーメンってスープが結構重要で、できれば最後までいきたいタイプだから、麺は少なく。なので、普通盛りで。トッピングはキャベツが好きっす。
GS:キャベツ大人気ですよね。
江田:そう、キャベツ。あれはなんかね、トバされたっていうか。「何、そんな生みたいなキャベツ入れて、そんなのうまいの?(編集注:実際は軽く茹でてあります)」って思ったんだけど、スープに浸して食べてみたら、「あれ、めちゃくちゃうまくない?」みたいな。
GS:ラーメンにキャベツって、基本みそラーメンとかにしかないものなんですけど、あれ豚骨醤油ベースですからね。あんまり他に無い。
— キャベツと言えば家系っていうイメージなんですが。
GS:モンゴメリーのことを家系という人もいるんだけど…
Masaya Fantasista氏(以下マサヤ):(突如乱入し)ちょっと待ってよ。それはね…
GS&江田:来た来た(笑)。
マサヤ:アレはね、系統で言えば、壱六系なんだよ。壱六家(編集注:横浜・磯子に本店を構える、いわゆる”家系”の老舗ラーメン店。→公式サイト)系。でも本当は何にも繋がってないんだよね。どっちかっていうと、っていう話で。
俺、モンゴメリーは高校の時から食ってるから。モンゴメリーはモンゴメリーっていうオリジナルで、家系とか関係ないでしょ。
— 怒られました(笑)。
江田:というかさ、思ったのは、醤油豚骨って一時期すごい流行ったじゃない? その家系じゃないやつと家系のブレンドっていうか、サラブレッドっていう印象がモンゴメリーにはあって。俺は両方とも好きだから、ツボ。超ニッチなラーメンだなと思って。ピンポイントで突いてくるなぁ、っていう印象。家系っぽくみえるけど、スープが全然違うもんね。だってあそこ根本的に、「栄養豊富」とか店頭にでっかく書いてあるじゃない。
GS:インパクトありますよね。
江田:ね。あれって多分、野菜だからあの味が出るんだよ。ダシをとってるから。豚骨だけじゃあれにはなんないもん。
GS:まろやかな。
江田:味わい深いし。そんなに塩っからくないのに味がしっかりしてるっていうのは、たぶんいろんな種類の野菜を入れて、っていうジャジーなレシピがあるんだよ、絶対に。
GS:アドリブをちょっと入れて、みたいなね(笑)。
— ちなみにgrooveman Spotさんのおすすめトッピングは?
GS:僕は、完璧にネギチャーシュー。ネギチャーシューに胡椒をささっと。で、ハイネケンで。そしてハイネケンを飲んでも、スープはレンゲではなくどんぶりダイレクトで飲み干したいな、っていう。
江田:あそこもう、ハイネケンを入れているあたりもね、なんかニクいわー!っていうね。
— 発泡酒しかないラーメン屋さんもありますもんね。
江田:やっぱりそういうこだわりをね、随所に還元させるというか。あれは流石だなと思う。
GS:あと、音楽が好きだっていうところで通じ合えるものがあると思う。
— 別にその音楽の話とかで盛り上がったりするわけではないのですが(笑)。
江田:いつも良い曲かかってるもんね。すごくスタンダードな、みんなが知っているジャズをちゃんと聴かせる。アルバム単位で聴かせる、みたいな。
GS:ちなみにうちの社長の、Masaya Fantasistaさんの名刺がちゃんと張ってある。
江田:左っかわに(笑)
GS:あと、僕の切り抜きもそこに張ってある(笑)。僕、以前アルバムが出た時に、学芸大学っていうトピックで某音楽誌の取材を受けた事があって。それで、僕は必ずモンゴメリーで食べるからっていうことで、お店の前で今食べて出てきた風の写真を撮ったんですよ。あぁ、お腹いっぱい、みたいな。そうしたら、近所にある「サテライト」っていうレコード屋さんのお兄さんがその記事を見たらしくて、モンゴメリーのご主人がフラッとレコードかCDを買いにきた時に、「モンゴメリーさん、載ってましたよ」って見せたみたいなんですよ。それで、その雑誌をコンビニでコピーして、わざわざ貼ってくれたという。
— いい話ですね。
GS:しょっちゅう行ってたんで、顔が分かってたんだと思います。嬉しいですよね。
江田:あぁ、あの人ミュージシャンか、みたいな。
GS:そういうつながりが出来たんだと思いますよ。だからもう、愛して行こうと思います。
— 営業時間が不定なんですよね?
江田:7時ごろから、夜1時くらいまで。
GS:結構変動するんだよね。
江田:ライブだからね、中で行われていることは。プレイヤーが気に入らなかったら今日はダメ、みたいな(笑)。逆に調子いいから今日はもうちょいいくぞ!とか。そういうのがね、やっぱりジャジーだなって思う。
GS:まあ、2時くらいまでやっているときは、多少ソロで遊んでしまったときというか(笑)。
江田:ちょっとノッちゃったときだよね。
その2. 唐揚げ・メンチカツ・ホルモンなど
— ラーメン屋はモンゴメリーとして、飲み屋だとどこがオススメですか?
GS:どこでしょうね? こんなこと言うのもアレなんですけど、僕、家で飲むのが好きで。
— なるほど。
江田:そういう意味で言えば、「もり山」だよね。
GS:もり山は外せないっすね。
江田:もり山、「栄屋精肉店」あたりで、こってり揚げたヤツを家に持って帰って缶ビールをプシュ、みたいな。
GS:昼の3時くらいに栄屋のメンチカツを持ち帰りでビール、っていうのは最高ですね。とくに夏はもうたまんないです。
— あのメンチはおいしいですよね。
GS:何回行っても、毎回うちは和牛100%です、って説明されるっていう(笑)。
江田:チキンカツを頼んだら絶対「大山地鶏だからね」って言われて(笑)。
GS:あそこって結構賞とか取っているんですよね。
江田:肉は全部うまいからさ。チキンカツもめちゃくちゃうまかった。あとトンカツを買ってきておつまみにしたんだけど、それもヤバかった。トンカツは割と値段は高いんだけど、ブリンブリンで。これは超贅沢なやつだな、やってるな、って。とにかく全部うまいと思う。
GS:わかってますねー。
江田:流石ですよもう。
GS:あとはもり山。できたのは2年前くらいでしたっけ? 割と最近なんですよね。大分に本店があるんですけど、東京近辺だと学大にしかないんで、人気もやっぱりスゴいし、並びもハンパない。待ちもスゴいし。
ただ、それを利用した学大の楽しみ方として、まず単品でもお弁当でも、もり山でオーダーを済ませておきます。揚がるまで大体10分くらい待たされるんで、そのあいだ、先に進むとあるサテライトっていうレコード屋さんで、新入荷コーナーを2列くらい見る、っていう。最高です。
江田:それもう最高。良い流れになってるじゃん。俺は先に電話しておいて、ちょうどできるぐらいのタイミングで着くようにココを出るんだけど、それもいいね。
GS:とにかくもり山のからあげは揚げたての状態で。
江田:確かに!
GS:紙袋に入っているんで、2分も経っちゃうと蒸気ですぐ衣が柔らかくなっちゃうんで。あのカリッとした衣は揚げたてじゃないと味わえない。だから、できあがるちょっと前に着くようにする方が絶対オススメ。
江田:揚げ物ってやっぱりできたては全然違うよね。何なんだろう、もう。刺身くらい鮮度が大事っていうか、「揚げたての鮮度」が無いとダメなものというか。天ぷらとかもそうだよね。
— 良い唐揚げは冷めてもおいしいですけど、やっぱり揚げたてに越したことは無いですもんね。
江田:もり山もね、比較的冷めてもおいしいと思う。
GS:まあ、そうですね。
江田:味がしっかり染みていて。
GS:あとは「あらちゃん」っていうホルモン屋さん。結構有名なところなんですけど。そこは、特上ハラミがめちゃくちゃうまくて。
江田:コストパフォーマンスは?
GS:悪くないですよ。特上ハラミで、一皿1,000円ちょっととかで。
江田:ここは焼き肉屋? ホルモン屋?
GS:基本ホルモン屋ですね。ちなみに土・日・月は僕の友達が働いてます(笑)。
江田:結構がっつり焼く感じ?
GS:替えのTシャツ持った方が良い系の。
江田:もくもく系の。
GS:かなりの。びっくりするくらいのもくもく系ですね。
その3. 中華・うどんなど
— 学芸大学というと、中華料理もいいお店が多いですよね?
GS:そうですね。中華は結構いっぱいあるんですけど、「味味」っていう中国人がやっているお店の対面に「上海菜館」があるという、ちょっとしたバトル地区があるんですけど。
江田:角vs角でバトルしてるんだよね。
GS:本当にどっちも良さがあるんですけど。まず上海菜館というところは、多分もう本当に昔からここに住んでいてここでやっているんだろうなっていう、かわいいおばあちゃんが看板の。
江田:「声、高っ!」ていうね(笑)。めっちゃびっくりしたもん。
GS:本当に種類も多くて、そこまで突っ込んだ感じでもなく、さらっといける中華料理屋さん。僕はここのシュウマイが好きで。超でかいんですよ。もう具が皮から出ちゃってる感じで。それを食いながらビールを飲んで、ニラそばを食う、みたいな。
江田:やっぱりニラそば美味しいんだ?
GS:ニラそば、あそこ美味しいですよ。
江田:そうなんだー。このあいだ初めて行ったんだけど、その時は完全に炒飯の気分だったんだよね。焼き飯っぽい、本当の中華料理の炒飯。うちの若いのと二人で、結構ぐるぐる回って。それこそ「王将」とかも。
GS:聞いてくれれば、炒飯ならもうドンピシャなところあるんですよ。
江田:えー、マジすか! その時はラーメン炒飯セットみたいのを頼んだんだけど、ラーメンがそうでもなかったんだよね。ニラそばかセットか、どっちにしようかなと悩んだんだけど。
GS:あれスープまで飲みますよ。もやし・ひき肉・ニラがちょっとぴりっとしたやつで炒めてあって、その旨味がスープに出るから、普通のラーメンより全然おいしいです。
江田:明日すぐ行こう。
GS:ちょっと話がズレるんですけど、炒飯は好きで結構色々食ったんですよ。学大周辺は大体行ったんですけど、一番うまいなって思ったのは「東軒」っていうところ。
20時以降になると、ナイター見ながら一杯やってる地元の常連さん達に席のほとんどを占領されちゃって、座れないんですよ。もうちっちゃい席しか空いて無くて。でも、その東軒の向かいにあるブロスっていうスニーカー屋で働いている食い仲間的な友達に「炒飯どこ美味いの?」って聞いたら、「やっぱ東軒っすね」って言われて。それで食べに行ったら、やっぱりうまかった。
— どんな感じの炒飯なんですか?
GS:本当にもう、完全なる炒飯ですよ。あの炒飯です。
江田:バッチリです。それが欲しいっていう感じですね。
GS:絶対丸くなってますから。
江田:下手なあんとかかかってないでしょ?
GS:かかってない。"あの"炒飯です。
江田:最高だわ、それは。
GS:やっぱ"あの"炒飯なんですよね。多分、うまい炒飯って、必ず"あれ"が入っているんですけど。赤い蓋の"あれ"が。
江田:もちろんもちろん。
GS:それがないと駄目なんですよ!
江田:それを味わいに行っているようなもんですからね。
GS:だって名店って言われた炒飯屋さんも、テレビなんかでピーが入るときは必ずそれ言ってますからね(笑)。
江田:当然のごとく使いますよね。
GS:中毒になりますね。
江田:でもこの情報は良いね。結構何を頼むか迷うのよ、入ってから。両方ともいろんなメニューがあって、どれが答えかわかんないし、フィーリングで行くしかないから。で、昼間なんかはセットを推してくるから微妙な結果になりがちなんだけど、「あそこはやっぱりニラそばだよ」とか「ここだったら炒飯だよ」っていうのがあるのは、すごく良い。
GS:あと、さっき言った味味っていう、本当にちっちゃくて小汚い中華料理屋さんなんですけど、ここはね、炒飯もうまいんですけど、炒飯を食べながら食べてほしいのが四川風麻婆豆腐。そこの親父に、「この麻婆豆腐、炒飯にかけて食べてね」って言われて。
江田:カスタムを推奨!
GS:そうなんですよ。いつも僕はチンタオビールと、麻婆豆腐が基本なんですけど、がっつり行きたいときに「炒飯と麻婆豆腐ください」っていうと、「麻婆豆腐、炒飯の上にかけて食べたらおいしいから」って片言で言ってくるんですよ。で、その通りに食べるんですけど、これが最強なんですよ。是非食ってみて下さい。
江田:そういえばとんねるずがやってる「キタナシュラン」に出てたっていう。
GS:そうそう。お店にも貼ってありました。
江田:ただ、やっているのが夕方からなんだよね。
GS:17時からですね。
江田:昼間にいきたいなっていう。
GS:そうですね。
江田:夜飯を学大でガッツリ、っていうのはあんまりないから、タイミングが合わなくて。
GS:そうですね。昼間でずっとやってて、良いところでいうと、駅を降りて、五本木の交差点に行く途中に「与志田」っていうそば屋さんがあるんですけど、ここはマサヤさんから一番はじめに教えてもらって一緒に行ったんです。「なにが美味しいんですか?」ってマサヤさんに聞いたところ、まあ普通のせいろなんですけど、付け汁はゴマだれにしてくれとリコメンドされて。"珍味ゴマだれせいろ"っていう。
江田:うまそう。それ。
GS:まあ、2〜3人くらいで行って、珍味ゴマだれせいろにプラスして…まぁ、そば屋って言ったらダシだったりしますよね? ダシを使った料理と言ったら、丼もの。カツ丼、親子丼辺りは鉄板だなと。僕は親子丼が結構好きなんで、そばを一人前ずつ頼んで、あと親子丼をみんなでひとつ頼んでシェアして食べると、結構良いかなと。まあ、カツ丼もおいしいですけどね。気合い入れたい時はカツ丼いっちゃって下さい。
あと、そこは昼休憩が無いので、例えば3時くらいにお腹空いたと思っても行けるところで、一応、オススメ出来るところです。
江田:どんどん広がる。明日からのランチタイムが(笑)。あとこれは? 麺つながりで「さぬきや」。並んでるよね。
GS:並んでますね。
江田:めっちゃ並んでいてびっくりした。
GS:オフィス系の人が結構昼間行っているみたいです。ここがですね、またおいしいのがあるんですよ。
江田:ここ食ってないな俺。
GS:もちろんうどんもおいしくて、僕的にはぶっかけで食べるのが好きなんですけど、麺いっちゃうとやっぱり飯モノも欲しくなって…炭水化物の二枚使い的な(笑)。そんなとことにちょうど”味噌カツ丼”っていうメニューがあるんですよ。味噌カツって普通、濃いめの甘辛い味噌が乗っかってて、っていうイメージがあると思うんですけど、讃岐屋のは味噌ソースみたいなのが特殊で、甘くなくてしょっぱい感じの味噌。それがドンってカツの上に乗っているんですね。結構へビーっちゃヘビーなんですけど、それがうまいんですよ。うどんとミニ味噌カツ丼とかいうので、値段も結構しちゃうんですけどね。
まあ、うどん食べるだけだったら、まあ、普通なんですけど、サイドメニューも結構豊富で。例えば、アスパラの天ぷらとかよく食べるんですけど、そういうの頼んで瓶ビールとか飲んじゃったりすると、一人で2,000円とか平気でいったりする。
江田:なるほどね。
GS:まあ、そこまで高くはないです。
江田:量は?
GS:普通ですね。うどんをがっつり食いたいんだったら、2玉いったほうが良いかもしれないですね。
江田:あ、ひとつ質問して良いですか?
GS:はい。
江田:「鶏料理 炙」。これどうなんですか?
GS:炙は確か都内3店舗くらいあるお店らしいんですけど、ここは結構飛ばされますね。初めて行った時は冬で、ぶっ込み鍋っていうのがあったんですね。本当、芋煮会で使うみたいな鍋に、何でも入っているんですよ。海鮮から肉からぐわーって入って。それが売りなのかな。あとは手羽先が、時期によってはサービス…サービスというかサービス価格で、一本80円とかでやってたり。あとは鳥刺しとか唐揚げだったり。
江田:焼き鳥もあるんですか?
GS:あるんですけど、僕的にそこは手羽先がポイントですかね。唐揚げも美味しいです。結構特殊な、柔らかいところだけの唐揚げみたいな。いわゆる「ザ・唐揚げ」みたいなのじゃなくて、選んだ唐揚げみたいな。
— 手羽先は唐揚げではなく、焼きですか?
GS:焼きです。塩かタレの。それを10本くらい食べてます。80円だったりすると。
江田:「世界の山ちゃん」的な?
GS:山ちゃん的な感じですね。あの魔法の粉的なものは付いてないですけどね(笑)。まぁ、まだ5回くらいしかいったことないですけど、結構オススメです。
— あとはやっぱり五本木交差点のランドマーク、「花たこ」ですよね。
GS:花たこは、「あそこは出さないで下さい!」っていう人がいるくらいだから(笑)。人がいっぱい来たら困るんで、っていう人がいるんですよ、ジャジスポに一人。"たこ焼き王子"って言われている人なんですけど。まぁここはもう昔からあるところで、うまいっす。
江田:ポン酢がかかってる「タコポン」を作ってくれるときと作ってくれないときがあるんだよね。作ってる人の気分次第っていうか。だって俺、一回も焼いてもらってないからね(笑)。
GS:うちのたこ焼き王子なんて、働いてるお姉さんにクッキーを貰ったっていうんですよ。あぁ、なんかそういうサービスデイなのかなと思って、その5分後くらいに僕も行ったんですよ。でもクッキーくれなかった…(笑)。え、まさか!?っていう(笑)
江田:いやいや(笑)。
GS:王子なんで、本当毎日のようにいっているんですよ。そういう…何?
— 常連さんへのサービス?
GS:それともちょっと甘酸っぱい系?みたいな(笑)。とにかくうちの店から本当に目と鼻の先なんで、是非花たこで買ったたこ焼きを、うちの軒先に置いているベンチで食べていってください。
江田:あ、もちろんお店も見て行ってくださいね(笑)。
Bal オフィシャルサイト
http://www.baloriginal.com/
JAZZY SPORTオフィシャルサイト
http://www.jazzysport.com/
Cluster的グルメマップ その1.学芸大学編
grooveman Spot謹製「学芸大学グルグルグルメマップ」をベースに、本対談で名前の挙がったお店をGoogleマップにまとめました。
iPhoneやAndroid端末など、Googleマップに対応したスマートフォンであればこちらのリンクから携帯電話でも同じものを見ることができます。
是非ご活用ください!