Adrian Sherwood(エイドリアン・シャーウッド)
photography Keisuke Nagoshi
「他のブランドが出ては消えて行く中にあって、[FRED PERRY]には長い歴史がある。だからイギリスという国にとっては“名物的存在”で、社会そのものを映し出すブランドでもあるんだ。この国ではどんな地位の人間も[FRED PERRY]を着ている。スキンヘッズやモッズの連中、そして多くのミュージシャンたちからも愛されている理由はそういうところにあると思う。俺もティーンエイジャーの頃からごく当たり前のように着ているよ」
Adrian Sherwood
音楽プロデューサー。1958年ロンドン生まれ。70年代に「On-U Sound」レーベルを立ち上げ、数々のミュージシャンのプロデュースにも参加。ダブ・ミックスにおけるレジェンダリーな存在として知られ、現在も精力的に活動中。最新アルバムは『SHERWOOD AT THE CONTROLS』(2015)。
http://www.beatink.com/Labels/OnU-Sound/Adrian-Sherwood/
SLAVES(スレイヴス)
photography Keisuke Nagoshi
「13歳くらいの時に『さらば青春の光』を見たんだ。ザ・ジャム、そしてポール・ウェラーのスタイルや音楽に完全に影響されたし、すっかりモッズの虜になって、[FRED PERRY]のポロシャツをたくさん集めたよ。[FRED PERRY]の2本ラインの入ったポロシャツは他のどのブランドも真似できないものだよね。このトラックジャケットも袖にローレルリースのマークが入ってたりして目立つし、まさに[FRED PERRY]って感じで最高だよ」
SLAVES
イギリス・ケント出身のアイザック・ホールマンとローリー・ヴィンセントが2012年に結成したパンクデュオ。ハードコア、パンクをベースにしたサウンドで、ギターとドラムスのみの編成でエネルギッシュなライブを展開する。デビューAL『Are You Satisfied?』をリリースし、今年のサマーソニックにも登場。
http://youareallslaves.com
Maki Nomiya(野宮 真貴)
photography Rintaro Ishige
「私は中学生の頃から、ファッションの着こなしはファッション誌で勉強するより、ミュージシャンの着こなしを真似する方が多かったんです。私にとって音楽と洋服は常に同時にあって、ビジュアルも素敵なミュージシャンが好きでした。そういうミュージシャンたちは[フレッドペリー]を着ている人も多かったし、私の中でも音楽を感じる服、という印象がありますね。今回のコーディネートでは、スポーツとフェミニンのミックスを表現しました」
Maki Nomiya
元ピチカート・ファイブのボーカリスト。90年代に渋谷系のアイコンとして熱狂的な支持を集める。11月11日には最新アルバム『世界は愛を求めてる。What The World Needs Now Is Love~野宮真貴、渋谷系を歌う。~』をリリース。ビルボードライブ公演(11/13大阪、11/19、20東京)も控えている。
http://www.missmakinomiya.com