ストリートフォトは日々の暮らしにインスピレーションを与えてくれるエッセンスだと思うんだ。
「ファッションとライフスタイルの提案」というコンセプト自体はもはや飽和状態でもあるように感じるが、トルコはイスタンブール発の「Excuse Me Man」は、大のコーヒー好きが高じてコーヒー専用ページまで作ってしまったそうだ。イスタンブールの情報以外にもロンドン、ストックホルムなどの情報も掲載。肩の力の抜けたヨーロッパのローカルスタイルを覗いてみては?
— ブログを始めたきっかけは?
Excuse Me Man(以下、E.M.M.):自分たちが良いと思ったライフスタイルをシェアしたいと思ったのがすべてのきっかけなんだ。僕たちのブログExcuse Me Manではファッションとライフスタイルに主にフォーカスしているけど、それと同時に僕たちは大のコーヒー好きということもあってコーヒーにまつわる人や場所を紹介する“CoffeExcuse”というコーナーも作ったんだ。写真も映像も全部自分たちで作っているよ。
— ストリートフォトを撮るのはなぜですか?
E.M.M.:ストリートフォトは日々の暮らしにインスピレーションを与えてくれるエッセンスだと思うんだ。だからその瞬間を逃さないように日々ストリートに出かけているよ。
— 自身のブログを通して何を表現したいと思っていますか?
E.M.M.:自分たちのビジョンやライフスタイルに共感してもらえて、写真やビデオを気に入ってもらえれば嬉しいな。
— 写真を撮ろう!と思わず手が動いてしまうような被写体ってどんな人ですか?
E.M.M.:スタイリッシュなのはもちろんだけど、でもそれだけじゃなく本質的な魅力のある自分自身のスタイルを確立した人に惹かれるね。
— フォトグラファーから見て、どんなファッションが面白いと思いますか?
E.M.M.:ストリートのファッションはどれも興味深いけど、今は地元トルコのデザイナーの、Niyazi Erdogan とGiray Sepinの二人に注目しているよ。
— 「ストリート」という言葉の定義は人それぞれだと思うのですが、あなたにとって「ストリート」とはどんなものですか?
E.M.M.:すべてがリアルに起こる場所。
次のページはパリ在住、ストリートで写真を撮る現役編集者が登場。「#4 François Guillaume | “This is not a tie”」