巷を騒がすクリエイターたちの持ち物って、どんなもの? Mastered編集部が今気になるクリエイターに、愛用の私物の中から、これぞ!と思う10個のモノを厳選してご紹介していただくコーナー「10 Of The C」。第18回目となる今回は、[DITA(ディータ)]のデザイナーを経て、2012年から[NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)]の滝沢伸介氏と共にアイウェアブランド[NATIVE SONS(ネイティブ サンズ)]をスタートさせたTommy Ogara氏にご登場頂きます。
Dover Street Market、coletteといった世界の一流セレクトショップにて行われたデビュー時の先行発売にはじまり、わずか1年の間で世界中のファッション好きにその名を知らしめた[NATIVE SONS]ですが、今回はその核とも言えるTommyさんが、直近のアメリカへのトリップの際に購入したという思い出の品々を披露。ユーモアたっぷりのトークと共にお気に入りの10アイテムを紹介してくれました。
#1. karrimor SF(カリマー スペシャルフォース)のバックパック
コメント
「今回紹介するのは、この前弟とアメリカをロードトリップした時に買ったものなんだけど、まず行く前に買ったのがこのバックパック。karrimorは昔から好きなブランドで、このSFラインのアイテムもすごく良いモノが多いです。これはサイズも大きいし、中の収納もたっぷりで、トリップにはぴったり。」
#2.アンティークのカフェのサイン
コメント
「今回の旅はインディアナからスタートして、アイオワ、ネブラスカを経由、最後はLAへって感じで、これはインディアナのアンティークショップで購入したもの。古いカフェのサインで単純に『eat』って書いてあるだけなんだけど、なんか可愛いよね。」
#3. Johnny Cashの切手
コメント
「そのインディアナのアンティークショップでカフェのサインの他にもお皿とか色々なものを買って、荷物が多くなるから日本に郵送で送ることにしたんだけど、その為に立ち寄った郵便局でたまたま見つけたのがこの切手。ビジュアル的にもすごく良いし、なんだか懐かしい気持ちになって思わず購入しちゃった1品。」
#4.ホットドックショップのオリジナルTシャツ
コメント
「そこからアイオワに移動して、自分の実家に寄ったんだけど、小さい時に良く通っていたホットドッグショップが変わらずに営業していて、懐かしくなって買ったのがホットドッグ3本と、このオリジナルTシャツ(笑)。実際にこうやってジップロックに入って売られていて、すごく良い感じ。最近はあまり見ないけど、個人的にリンガーTって好きなんだよね。」
#5.ヴィンテージのポケットナイフ
コメント
「これ、実はそれぞれ別のアンティークショップで買ったものなんだけど、全く同じデザインのサイズ違いが別々のアンティークショップに売られてたんだ。こういう思わぬ出会いがあるのもトリップの醍醐味だね。」
#6. ヴィンテージのリング
コメント
「ナイフと同じアンティークショップで買ったリング。上手く言えないけど、このカービングとシンプルな感じがすごく好きで。デザインをする時はアイウェアじゃなくて、こういうリングとか、ナイフとか、飛行機とか、そういうものをアイデアソースにすることが多いから、気に入ったものはなるべく買うようにしてるんだ。」
#7. LAMY(ラミー)の万年筆
コメント
「旅をする時に欠かせないのがLAMYのペン。アメリカに行く前に東急ハンズに寄ったら、このネオンカラーの限定モデルが新しく出てたから、今回の旅で使おうと思って買ったもの。」
#8. NATIVE SONSのアイウェア
コメント
「個人的に最近良く使っているのが『LAUGHLIN』、『KEROUAC』、『DHARMA』の3モデル。もちろん、旅にも持って行ったよ。アイウェアを選ぶときはスタイル、生地の色、シェイプのマッチングが一番大事かな。」
#9. アンティークの置物
コメント
「このスタチューは児童自立支援施設『少年の町』をサポートしている人がもらえる特別なもの。これもアンティークショップで偶然見つけて購入しました。私の親は『少年の町』をサポートしていたので、これも運命的な出会いだったね。」
#10. Sashiki(サシキ)のハット
コメント
「いつも使ってるSashikiの帽子。Sashikiは僕が住んでいる茅ヶ崎にアトリエを構える帽子ブランドなんだけど、とにかくここが作る帽子はシェイプがきれい。あとは固さも良いね。旅をする時はハードな帽子が一番。」