10 Of The C: Vol.7 水戸部昭夫(HABANOS デザイナー)

by Mastered編集部

巷を騒がすクリエイターたちの持ち物って、どんなもの? Mastered編集部が今気になるクリエイターに、愛用の私物の中から、これぞ!と思う10個のモノを厳選してご紹介していただくコーナー「10 Of The C」。第7回目となる今回は、世界最大級のメンズプレタポルテの展示会「ピッティ・ウォモ(PITTI IMMAGINE UOMO )」への参加を経た後、去る3月17日よりザ・コンテンポラリー・フィックス(THE CONTEMPORARY FIX)にてブランド初のポップアップショップをスタートさせた注目のブランド[ハバノス(HABANOS)]より、デザイナーの水戸部昭夫氏にご登場頂きます。
インタビュー前から、「ものにあまり執着が無い」とお話していた水戸部氏ですが、フタを開けてみればファッション、スポーツ、アートに食などなど、多岐のジャンルに渡るこだわりの私物が次々と登場。ポップでありながらも、細かいディティールや機能性が特徴となったハバノスのプロダクトの源流を感じさせる10アイテムを紹介してくれました。それでは皆様、目を凝らしてたっぷりとご覧くださいませ。

#1. バーバラ・クルーガー(Barbara Kruger)の書籍とサーフな写真集

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「アメリカのアーティスト、バーバラ・クルーガーの書籍と中身も見ずに購入した写真集(笑)。写真集は色使いの参考にしている程度で、写真にそんなに詳しい訳ではないのであれこれ言えないですが、この1970年代を掘り下げたようなポップな色使いは好きですね。バーバラ・クルーガーの方は、この人が元々は洋服のデザイナーをやっていたという話を聞いてから興味があって。今、僕もこういう仕事をしてますけど、今後に対してどういう考えを持って活動されているのかなと思って購入しました。まさか全編英語で、文章だけの本だとは思いませんでしたけど…(笑)。」

#2. クロムハーツ(Chrome Hearts)の財布

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「僕は基本的に持ち物をどんどんアップデートしていくっていう考えが無いので、これももう5年以上使っていますね。頂き物なんですが、ちょうど頂いた時がクロムハーツが白を展開し始めたくらいの時だったので、面白いなと思って。白で長財布って完全にヤンキーのイメージですけど、『黒より白の方がお金貯まりそうだろ』って半ば無理矢理渡されて(笑)。あと、良いところはカードがたくさん入るところですかね。」

#3. スント(Suunto)の時計

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「これはスントのマリーナってモデルなんですが、今ではもう廃盤になってしまっている型ですね。要は海用の、船やヨットに乗る人達が使うようなモデルなので、他人と被らないから良いなと思って。時間も見やすいし、最近では普通かもしれないですが、方位がすごく分かりやすい。僕はサーフィンを“美容”と“健康”のためにやっているので、海の上にいる時にすごく便利です。」

#4. ステッドラー(STAEDTLER)の色鉛筆

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「僕はイラストレーターがすごく不得意で、デザインする時に何か代わりになる良いものは無いかなと思って購入したのがこのステッドラーの色鉛筆です。水を使って筆で少し色を濁せば雰囲気も出やすいし、微妙なシワとかも前に出やすいのでこれはいいなと思って、ちょくちょく使っている感じですね。特にメーカーにこだわりがあった訳ではなく、24色入りのものを買ったのも少ないよりは多い方が良いよなと思っただけなんですが…(笑)」

#5. 山本印店の印鑑

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「こんなものを紹介すると『こいつ、危ない宗教にでもハマってるんじゃないか』と思われそうでいささか不安ですが、三宿にある山本印店という有名なお店の印鑑。予約制で財界人とか政治家も常連らしく、1日12組しか予約を受け付けてないんですが、全然予約が取れないんですよ。僕は最終的に予約取るまでに1年半ぐらい掛かりました(笑)。別にすごく高価な印鑑を売っている訳でも無いし、アドバイスがもらえるってこと以外は普通の印鑑なんですが、やっぱり有名なだけあって何かあるんですよね。本当にこれを持ってからがらっと環境が変わりました…決して宗教じゃ無いですよ!(笑)」

#6. 黒龍 石田屋

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「僕の地元でもある福井県の日本酒、石田屋。この黒龍っていう酒造は福井では有名な酒造です。僕、基本的に家ではほとんどお酒を飲まないんですが、地元の方から毎年送られてくるので、どうしても飲みたくなった時はこれを。飲みやすくて、次の日に全然残らないんですよね。良いお酒っていうのは残らないんだってことをこれで実感しましたね。」

#7. ニューバランス(new balance)のM1400

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「ニューバランス、大好きですね。今まで色々なモデルを履いて一番びっくりしたのは“2002”なんですけど、やはりジョキングシューズなので、スタイリッシュでは無い。そうなるとやっぱり街で履くのに現実的なのは“1300”、“1400”辺りになってくるんですが、1300の古いものとかはソールを張り替えないといけないじゃないですか。そうすると個人的には少し感覚が狂ってしまうので、だったら現行の1400を履くのが一番良いのかなと。色も昔はちょっと派手なカラーを選ぶことが多かったんですが、最近はネイビーとか、ベーシックな色がカッコイイなって思うようになってきましたね。」

#8. エスエスケー(SSK)のバット

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「中学校の時からずっと野球をやってるんですが、数あるメーカーの中でも僕はエスエスケーのバットが大好きで。とにかくバランスが良いんですよね。経験者じゃないとあまり詳しく話しても分からないとは思うんですが、手前の『POWER-KING R』ってモデルは球が吸い付く感覚。勘違いさせてくれるバットですね(笑)。上の『WingFlight』って方は中高でずっと使っていた思い出深い1本です。」

#9. ハバノスのショーツ

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「手前味噌ですが、うちで今シーズン出しているアウトラストという機能素材とワッフル素材を融合させたショーツ。ブルーの方はザ・コンテンポラリー・フィックスさんの別注モデルですね。ワッフルって元々空気を閉じ込めるための素材なんですが、アウトラスト自体はその機能と真逆のものなので生地の開発にはすごく時間が掛かりました。僕、基本夏はショーツなのでカジュアル過ぎない楽なショーツを作りたいなと思って。早く履きたいので、今は毎日早く暖かくならないかなぁーって思ってます。」

#10. ミスター・ジェントルマン(Mr.GENTLEMAN)×ハバノスのコラボレーションTシャツ

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「Masteredさんでも販売させてもらっているミスター・ジェントルマンとのコラボレーションTシャツ。話をもらってから色々と考えたんですけど、元々のデザインが完成されているので、邪魔にならない程度にハバノスらしさを出せたら良いなと。でも結果的にすごく気に入っていて、自分でも白のLサイズを思わず、購入してしまいました。コンテンポラリー・フィックスの方々からは『デザイナーなのに何で普通にオンラインショップで購入してるんですか!』って突っ込まれちゃいましたけど…(笑)。」

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