裾上げからリフォームまで!信頼できる「お直し屋」はここだ! 〜 その3.「縫い屋」

by Mastered編集部

top長らくお待たせしてしまいましたが、ご好評をいただいている「お直し屋特集」の第三弾です。
今回ご登場いただくのは、原宿〜渋谷間の線路沿いという抜群のロケーションに店舗を構えて早10年、30分のクイック裾上げが人気の「縫い屋」。渋谷、原宿、代官山の3店舗を切り盛りする同店代表、小村さんにお話を伺ってきました。


→その1.「直し屋ベルベルジン」編はこちらから
→その2.「B*Reform Works Studio」編はこちらから
→その4.「サルト」編はこちらから
→その5.「コーダ洋服工房」編はこちらから

その3. 縫い屋の場合

1. お店をはじめた時期と経緯を教えてください。

 ここの渋谷店が一番最初に出来てから、ちょうど10年になります。その他の店舗は後から増えていったっていう感じですね。経緯としては、私がもともとお直し屋に2年くらい勤めていまして、そこから独立した形です。当時はまだ、お直し屋っていうモノ自体が少なかったですし、その中でも30分で裾上げ出来る所っていうのはなかなかありませんでしたね。

2. お店に持ち込まれるモノはお店からの依頼と個人からの依頼、どちらの方が多いですか?

 今は個人の方が多いですね。個人の持込みが6割から7割くらいを占めています。最初のうちは8割ぐらいが近隣のお店からの依頼だったんですけど、段々と直接来ていただいて、それからリピーターになるっていうお客さんが増えてきて、比率が逆転しました。

3. どんなアイテムの持ち込みが多いんでしょうか?

 うーん、やっぱりパンツの裾上げなんかは多いですね。今は30分とかクイックであげるお店が他所にもあるのと、今はロールアップして履いちゃう人もたくさんいらっしゃると思うので、以前と比べると減ってはいますけど。元々丈の短いものも多いし、自分でも裾を折って履いちゃってるくらいだから、しょうがないなぁと思う部分もあるんですけどね(笑)。
 他には、Tシャツとかシャツを細くするっていうのもありますね、後は丈を短くしたりとか。「短く、細く」っていう流れは相変わらず多い傾向にあると思います。たまに「ダボダボのGジャンをピタピタにしてくれ!」なんてダイナミックなご注文をいただくこともありますね。
それと今は、着丈を細かく気にされる方がたくさんいますね。それこそ1センチ2センチ単位で。特にポロシャツなんかに多いんですよ。海外モノって丈がやたらと長いじゃないですか。あとは古着屋さんで買った、明らかに丈は長いしアームは太いしっていうシャツを直しに来る方もいらっしゃいますね。柄とかデザインを気に入って買って、サイズを詰めて着る、っていうのは最近良くありますね。最初からお直しの値段も考えて、安いものを買うっていうのはすごく今っぽい気がします。

 ジャンルとしてはウチは場所柄か、カジュアルなアイテムが多いですね。デニムのリペアとかで雑誌に取り上げられたことも影響してるのかな。実際、お客さん自体、そういうカジュアルなモノ専門のお店みたいに思っている方も多くて(笑)。あっ「スーツとかも直してもらえるんですね」みたいなことを言われたりもします。

4. 得意なアイテムやお直しの内容はありますか?

 まぁ幅広くやるんですけれども、ただやっぱり、デニムをいじる数は多いんで、デニムには自信がありますね。

5. 今まで受けたお直しの中で一番大変だったモノを教えてください。

 仕事なのでやりたくないっていうのはないですけれども、ドルチェ&ガッバーナさんとかの影響で流行ってたボロボロのクラッシュデニムを、「これじゃ履けないから」ってそのまま直しに持って来る方とかはいましたね(笑)。デザイン自体は気に入ってるらしいんですけど、もうパンツが見えちゃうとか、穴が上に来すぎてるとかってことで。あとは、「この穴をこのまま維持したいから、これ以上広がらないように横を全部とめてくれ!」っていうパターンもありました。基本的には直す面積が増えれば増えるほど値段も高くなるんで、結果的にすごく高価なジーパンになっちゃうんですよね(笑)。元も高いですから。
 あっ、そういえば最近は減りましたけど、クラッシュデニム流行りの影響で、「穴を空けてくれ」っていう注文が多かった時期もありましたね。だいたい1カ所1,000円ぐらいで空けてまして、1カ所2カ所ならいいんですけど、何カ所もあけてくれっていうとそれだけで7〜8,000円になっちゃって(笑)。そうすると、なんだかこっちも心苦しいというか…微妙な心境でしたね。ほんと、色んなお客さんがいるものです。

6. お客さんの年齢層や男女比を教えてください。


代表の小村富雄さん。

 ほとんどは男性ですね。そういった細かいところを気にするのは、男性の方が圧倒的に多いです。女性は本当にサイズ直しとかがメインですね。スカートが緩いとか、長さとか。やっぱり、変わった事をするのは男性の方です。まぁ、女性の方だと自分でやっちゃうっていうのもあるのかもしれないですけどね。
 年齢層は店舗にもよりますけど、ここだと若い方が多いですね。あぁでも、最近は少しあがってきたのかな。丈詰めが多かった時は20歳前後の人がほとんどだったんですけど、今はだいぶ年齢幅も広がってきたように思います。
代官山とかになると年齢層が高い方がぐっと増えますね。

7. どれくらいの人数でやってらっしゃるんでしょうか?

 渋谷店は3人ぐらいですね。代官山も原宿も同様で2人程度です。
以前は暇な時間が出来ると嬉しくてしょうがないくらいに忙しかったんですけど、最近は暇な時間も多くなってきました。さっきもちょっと触れましたけど、最近は不況のせいなのかわからないんですが、昔の服を持ってきて「今っぽいサイジングに直してくれ」っていうお直しがすごく多いんですよね。新しい服が売れていないので、なおさら。

8. 納期とお店ならではのセールスポイントを教えてください。

 パンツの丈詰め以外のものは、1週間を目安にしています。まぁ、ちょっとしたものは2〜3日で直したりするんですけども、基本は1週間で。「どうしてもいついつまでに欲しい」っていう場合は、応相談って感じですね。
セールスポイントは、強いて言うならウチはスタッフがみんな若いので、お客さんと同じ感覚で直せるっていう部分はあるかと思います。店頭で対応する人間全員がミシンを踏めるので、具体的なアドバイスもしやすいかと思います。

今回取材した渋谷店は、原宿〜渋谷間の線路沿いという、買い物途中に寄るには最適のロケーション。近くのお店を見ているうちに裾上げが終わっちゃうんですから、利用しない手は無いですね。この他、原宿店と代官山店も絶妙な場所に位置していますので、買い物ルートに合わせてご活用ください。

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縫い屋 渋谷店

得意とするパンツのクイック裾上げ(840円〜)はもちろん、各種寸法直しやリペアなど、幅広いお直しに対応してくれる縫い屋。夏に向けて、丈の長さが気になるTシャツやポロシャツをリフォームしてみてはいかがでしょうか。

住所:東京都渋谷区神宮前6-23-11 パークサイド2F →MAP
電話:03-3797-6781
営業時間:12:00〜20:00 ※水曜定休
http://www.nuiya.org/

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