Photo:Kazuki Miyamae
前回は久世直輝さんが所持していた”メガマン”のブートTシャツをゲット!
今回はこのTシャツと、三原さんの自慢の”ダサT”を交換してもらいます。
— 人生で初めて自身で購入したTシャツを教えてください。
小学校の5年生の時に福岡の街にある流通センターで見つけた放出品。フィリックスくん(フィリックス・ザ・キャット)のニセモノがプリントされているTシャツでした。大人っぽい格好をしたいと思っていたのですが、何故だか選んだのがそのTシャツで(笑)。
— Tシャツが似合う有名人と聞いて思い浮かぶ人は?
純粋な憧れという意味で言えば、James Dean(ジェームズ・ディーン)ですかね。日本人だと、この間、『愛していると言ってくれ』の再放送をやってたじゃないですか。やっぱりあの時代の豊川悦司は特別で、ああいう人が”Tシャツが似合う人”って言えるのかなと。実際にドラマの中で着ているのは、Tシャツではなく、何でもないシャツなんですけどね。
— この夏イチオシのTシャツを教えてください。
ここ最近、Maison MIHARA YASUHIRO(メゾン ミハラヤスヒロ)で継続して展開している、イラストレーター・GONGONのアートワークを使ったTシャツ。
— 何かお知らせがあればどうぞ!
おぉ、そうなんですね! まさしくニューウェーブ!! 今で言うロックTみたいな感覚で購入したのでしょうか。
そうそう。ロックTとかも気に入ったものは良く買っていたけど、これは”NEWWAVE”ってそのままジャンルの名称をプリントしていて(笑)。他の音楽ジャンルに例えると、”HIP HOP”とか”PUNK”って書いてあるってことじゃないですか。「なんだそれ」って思って、良いなと(笑)。
そう言われると”J-POP”って書いてあるTシャツはなかなか見つからないですもんね。あとは、配色と身頃部分に付いた謎の小さいポケットも絶妙にダサいですね(笑)。
実際に着ると当時流行っていた”チビT”的なサイズ感で、ものすごくダサいんだよね(笑)。今、街で着ていたらちょっと危ない人。昔、何回か着たこともあるんだけど、周りの友人達にも「どこで買ったの、それ」って大笑いされて。流石に最近は着ていないけど、何だか捨てる気にもならなくて、ずっと自宅に眠っていたのをこの企画の為に掘り起こしました(笑)。
ミレニアルズの読者さんには、”チビT”といしだ壱成の解説から始めなければなりませんが、素敵なダサTをありがとうございました!
ということで、第6回では”メガマン”のブートTシャツと古着の”NEWWAVE”Tシャツを交換!
次回は、このTシャツと、自慢のダサTを交換してくれる方を捜索し、ゲストとしてお迎えしてお届けします。
それでは皆様、第7回もお楽しみに。
購入時期を正確に思い出せないのですが、恐らく1990年代中盤に東京の古着屋で見つけたもの。ハードコアパンクをやっていたんだけど、途中からバンドって形態が嫌になって、当時は1人で打ち込みの音楽を作っていたんです。靴作りを始める前の話ですけど。