ファッション業界で一番ダサいTシャツを探せ! 『ダサTわらしべ長者 2020』 第17回

by Nobuyuki Shigetake

春夏秋冬、1年365日のうち、リアルに340日ぐらいはTシャツを着ているMastered編集部だからこそ、気付いたことが1つある。
最近、世の中のTシャツがちょっとお洒落になりすぎた……。
ファストファッションの登場から一周回った2020年、人々の”安くてお洒落なTシャツ”への需要に応えるかのように、Tシャツのシルエットは改善され、”どん詰まり”の首もとは淘汰され、グラフィックは洗練されたものへと変化。気付けば、地方の土産屋のTシャツでさえ、「なんだよ、思ったよりお洒落じゃん……」、という始末である。
ダサい、どう着てもダサい、目も当てられないほどダサい。だけど、なんだか笑えるくらいにダサくて、いつまでたっても捨てられない。そんな僕らの愛した”ダサT”たちは、一体何処へ消えてしまったのだろうか。
”深イイ話”ならぬ”ダサイイTシャツ”は、最早、絶滅危惧種なのだろうか。
上記のような無駄に熱い”ダサT”への想いを胸に、Mastered編集部がお届けする短期集中連載『ダサTわらしべ長者 2020』では、毎回、ゲストに自慢の”ダサT”を持ち寄ってもらい、それを現在編集部が所持している”ダサT”と物々交換。この物々交換を続け、最後に手元に残った”ダサT”を、”Mastered ダサT・オブ・ザ・イヤー”として勝手にセレブレイトしようという青春系企画であります。
第17回には、スタイリストの竹崎久貴さんが登場!

Photo:Kazuki Miyamae

前回のおさらい

前回は田中奨伍さんが所持していた手書きの”ビョーク”Tシャツをゲット!

今回はこのTシャツと、竹崎さんの自慢の”ダサT”を交換してもらいます。

竹崎久貴(スタイリスト)

1981年生まれ、高知県出身。スタイリスト・梶雄太に師事。独立後、広告やCMなどをメインフィールドに活動。Masteredでは、LeeTHRASHERなど、さまざまな特集記事でスタイリングを担当してくれている。

— 人生で初めて自身で購入したTシャツを教えてください。

全く覚えてないです。

— Tシャツが似合う有名人と聞いて思い浮かぶ人は?

お会いしたことある人だと、梶雄太さん、山本海人さん。お会いしたことない人だと甲本ヒロトさん。

— イチオシのTシャツを教えてください。

今年の夏もたくさんのTシャツを着ましたが、特によく着ていたのがgourmet jeans(グルメジーンズ)とO-(オー)のもの。

— 何かお知らせがあればどうぞ!

特にありません。

竹崎さんのダサT – 地元・高知のSAUNA グリンピアTシャツ

こういうパロディ系のTシャツって大抵のものが元ネタはひとつだけだと思うんだけど、これは某飲料水と某アウトドアブランドのふたつから持ってきているという、欲張りな1枚。

パロディ系はダサT界の重鎮ですが、たしかにこれは変わり種ですね。禁忌に触れています。地元のサウナ屋さんなんですよね?

うん。サウナ好きの間では知る人ぞ知る、って感じの名所らしい。このTシャツもあくまで館内着的な位置付けで、ポリ100%なんだよね。街では絶対に着ないけど、受付の売店に売ってるのを見かけて、なんとなく持っておきたいな、と思って。グリンピアは結構こだわってフィンランド式サウナなんかもやってて、この辺りでは珍しく設備が充実したサウナ。ひろめ市場も近いし、高知に観光で訪れた際にはぜひ行ってみてください。

なるほど、まちおこしの一環ですね。みなさん、GoToトラベルで高知に行きましょう! 素敵なダサTをありがとうございました!

ということで、第17回では手書きの”ビョーク”Tシャツと地元・高知のSAUNA グリンピアTシャツを交換!

次回は、この地元・高知のSAUNA グリンピアTシャツと、自慢のダサTを交換してくれる方を捜索し、ゲストとしてお迎えしてお届けします。

それでは皆様、第18回もお楽しみに。

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