ファッション業界で一番ダサいTシャツを探せ! 『ダサTわらしべ長者 2020』 第13回

by Seiya Kato

春夏秋冬、1年365日のうち、リアルに340日ぐらいはTシャツを着ているMastered編集部だからこそ、気付いたことが1つある。
最近、世の中のTシャツがちょっとお洒落になりすぎた……。
ファストファッションの登場から一周回った2020年、人々の”安くてお洒落なTシャツ”への需要に応えるかのように、Tシャツのシルエットは改善され、”どん詰まり”の首もとは淘汰され、グラフィックは洗練されたものへと変化。気付けば、地方の土産屋のTシャツでさえ、「なんだよ、思ったよりお洒落じゃん……」、という始末である。
ダサい、どう着てもダサい、目も当てられないほどダサい。だけど、なんだか笑えるくらいにダサくて、いつまでたっても捨てられない。そんな僕らの愛した”ダサT”たちは、一体何処へ消えてしまったのだろうか。
”深イイ話”ならぬ”ダサイイTシャツ”は、最早、絶滅危惧種なのだろうか。
上記のような無駄に熱い”ダサT”への想いを胸に、Mastered編集部がお届けする短期集中連載『ダサTわらしべ長者 2020』では、毎回、ゲストに自慢の”ダサT”を持ち寄ってもらい、それを現在編集部が所持している”ダサT”と物々交換。夏の終わりまで、この物々交換を続け、最後に手元に残った”ダサT”を、”Mastered ダサT・オブ・ザ・イヤー”として勝手にセレブレイトしようという青春系企画であります。
第13回には、the Apartmentのオーナー、大橋高歩さんが登場!

Photo:Kazuki Miyamae

前回のおさらい

前回は佐藤貴史さんが所持していた”アパ郎”Tシャツをゲット!

今回はこのTシャツと、大橋さんの自慢の”ダサT”を交換してもらいます。

大橋高歩(the Apartment オーナー)

ストリートカルチャーと密接にリンクしたファッションを提案する東京・吉祥寺のセレクトショップ、the Apartmentのオーナー。

— 人生で初めて自身で購入したTシャツを教えてください。

中学1年生の時に買ったNBA、SALEM(セーラム)のEwingTシャツ。

— Tシャツが似合う有名人と聞いて思い浮かぶ人は?

オードリーのお2人。

— この夏イチオシのTシャツを教えてください。

復活したaNYthing(エニシング)のロゴTシャツ。

— 何かお知らせがあればどうぞ!

ギャラリースペース、the Apartment Greenにて開催が延期になっていたいくつかの企画がスタンバイ中です。

大橋さんのダサT – ”としお”Tシャツ

としまえんが閉園するという事で、子供達を連れて最後に遊びに行った時にお土産屋さんで購入した”としお”Tシャツ。10年くらい寝かせておいて50歳くらいで着てたら渋いかなと思って買ったんですが、としまえんが閉園するこのタイミングで着るのは突っ込み待ちな感じもあり、なかなかダサいのかなと。あと、Tシャツのボディが国産のXLまでしか無く、サイズが合っていない感じも絶妙にダサいと思います(笑)。

これはかなりタイムリーな1枚ですね! としまえんの閉園には自分も驚きましたが、このようなキャラクターが存在していたなんて知りませんでした……。調べてみると、”としこ”もいるんだとか。とは言え、テーマパークのオリジナルグッズらしい、愛嬌のあるデザインがたまりません(笑)。大橋さんは、としまえんになにか思い入れがあったりするんですか?

子供の頃、夏になると家族や友達と自転車で通ってました。妻と付き合い始めてからもデートで行ったし、結婚して子供が産まれてからも家族で通いました。自分にとって幸せな時間の象徴みたいな場所ですね。長い間、お疲れ様でした。沢山の思い出をありがとうございました。

思い出がたくさん詰まった場所なんですね。”としお”の笑顔がとても愛おしく見えてきました……。Tシャツも、大橋さんに着ていただけて喜んでると思います! 素敵なダサTをありがとうございました!

ということで、第13回では”アパ郎”Tシャツと”としお”Tシャツを交換!

次回は、この”としお”Tシャツと、自慢のダサTを交換してくれる方を捜索し、ゲストとしてお迎えしてお届けします。

それでは皆様、第14回もお楽しみに。

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新しいファッション&カルチャーメディアです。