Photo:Kazuki Miyamae
前回はTA-1さんが所持していた”東京”Tシャツをゲット!
今回はこのTシャツと、TEPPEIさんの自慢の”ダサT”を交換してもらいます。
— 人生で初めて自身で購入したTシャツを教えてください。
中学2年生の時に平和堂で買ったナンバリングTシャツ。
— Tシャツが似合う有名人と聞いて思い浮かぶ人は?
星野源さん。
— この夏イチオシのTシャツを教えてください。
自粛期間中にネットオークションで購入した映画『BROTHER』のTシャツ。後ろの”kitano”フォントも良いムードで、気に入っています。
— 何かお知らせがあればどうぞ!
近日、offshore tokyoにて、自身の企画展を開催予定です。詳細に関してはoffshore tokyoのInstagramにて発表されるかと思いますので、お楽しみに。
懐かしい名前が色々と出てきましたね。個人的には迷彩ボディのTシャツを見ると、インリン・オブ・ジョイトイさんを思い出します。
Tシャツって熱量を込めやすいアイテムだと個人的には思っていて、あれだけ当時熱中したシーンに関連したモノだと必然的に良く見えるはずなんですが、このTシャツに関しては何周回っても”ナシ”なんですよね。先ほど話したライブビデオのパッケージが迷彩に赤の文字っていうデザインで、そのデザインルールをそのまま踏襲しているだけなんですけど、謎にタイトフィットというか”軍人フィット”で(笑)。コスプレっぽく見えるところもダサTポイントですかね。未だに街で着ている人を1人も見たことは無いのですが、不思議と所持はしておきたいダサT。
90年代はインターネットも無かったし、販売場所も当日の会場のみってパターンがほとんどだったかと思うので、今のフェスよりもマーチャンダイズに対する意識が低かったのかもしれませんね。良くも悪くも適当というか(笑)。あくまでスーベニア的なアイテムで、フェスのTシャツをタウンユースするっていう文化も無かったように思います。なんだか、そういうバックグラウンドを考えて見てみるとすごく意義のある1枚に見えますね! 素敵なダサTをありがとうございました!
ということで、第11回では”東京”Tシャツと『SKA Of It All』のオフィシャルTシャツを交換!
次回は、この『SKA Of It All』のオフィシャルTシャツと、自慢のダサTを交換してくれる方を捜索し、ゲストとしてお迎えしてお届けします。
それでは皆様、第12回もお楽しみに。
1998年に開催された音楽フェスティバル『SKA Of It All』のオフィシャルTシャツです。まず初めに弁解しておきたいのは、このフェスティバル自体は本当に素晴らしいイベントで、僕自身、このイベントのライブビデオを青春時代に擦り切れるくらい見て、音楽面、カルチャー面においては多分に影響を受けました。SCAFULL KING、KEMURI、YOUNG PUNCH、POT SHOTなど、当時のスカパンクシーンを象徴するバンドが集結しており、『AIR JAM』と並んで今でも語り草になっている伝説のフェスなんです。が、その思い出補正が全くと言っていいほど効かないのが、このTシャツ。