ファッション業界で一番ダサいTシャツを探せ! 『ダサTわらしべ長者 2020』 第9回

by Keita Miki

春夏秋冬、1年365日のうち、リアルに340日ぐらいはTシャツを着ているMastered編集部だからこそ、気付いたことが1つある。
最近、世の中のTシャツがちょっとお洒落になりすぎた……。
ファストファッションの登場から一周回った2020年、人々の”安くてお洒落なTシャツ”への需要に応えるかのように、Tシャツのシルエットは改善され、”どん詰まり”の首もとは淘汰され、グラフィックは洗練されたものへと変化。気付けば、地方の土産屋のTシャツでさえ、「なんだよ、思ったよりお洒落じゃん……」、という始末である。
ダサい、どう着てもダサい、目も当てられないほどダサい。だけど、なんだか笑えるくらいにダサくて、いつまでたっても捨てられない。そんな僕らの愛した”ダサT”たちは、一体何処へ消えてしまったのだろうか。
”深イイ話”ならぬ”ダサイイTシャツ”は、最早、絶滅危惧種なのだろうか。
上記のような無駄に熱い”ダサT”への想いを胸に、Mastered編集部がお届けする短期集中連載『ダサTわらしべ長者 2020』では、毎回、ゲストに自慢の”ダサT”を持ち寄ってもらい、それを現在編集部が所持している”ダサT”と物々交換。夏の終わりまで、この物々交換を続け、最後に手元に残った”ダサT”を、”Mastered ダサT・オブ・ザ・イヤー”として勝手にセレブレイトしようという青春系企画であります。
第9回には、offshore tokyoのファウンダーである的場良平さんが登場!

Photo:Kazuki Miyamae

前回のおさらい

前回は吉岡玲欧さんが所持していたUCLAのリンガーTシャツをゲット!

今回はこのTシャツと、的場さんの自慢の”ダサT”を交換してもらいます。

的場良平(offshore tokyo ファウンダー)

Masteredでもお馴染み、原宿のヴィンテージショップ・LABORATORY/BERBERJIN®の名物スタッフとして活躍しながらも、2017年からは平行して自身のセレクトショップ・offshore tokyoをスタート。LABORATORY/BERBERJIN®時代にはヴィンテージロックTシャツのプロとして『森田一義アワー 笑っていいとも!』にも出演を果たしている。人呼んで世界のMTB。

— 人生で初めて自身で購入したTシャツを教えてください。

NBAのPhoenix Suns(フェニックス・サンズ)に所属していたCharles Barkley(チャールズ・バークレー)のTシャツ。小学生の時に買いました。

— Tシャツが似合う有名人と聞いて思い浮かぶ人は?

ERIKO NAKAO

— この夏イチオシのTシャツを教えてください。

やっぱりヴィンテージのTシャツですね。1点モノなので、もはや現代アートの気持ちで着て欲しいです。

— 何かお知らせがあればどうぞ!

offshore tokyoにて8月8日(土)~10日(月)までの期間、店舗を全て使ってガッツリ古着屋をやります。更なる詳細についてはoffshore tokyoのInstagramからご確認ください。

的場さんのダサT – トレインスポッティング風の自画像Tシャツ

7年前、自身の結婚パーティーを開催したんですが、そのレセプションポスターとして『トレインスポッティング』風のポスターを作ったんです。で、折角作ったんだから記念に1枚だけTシャツにしようと思って製作したのがこれです。

思い出の品としては100点ですね。単純にTシャツとして見ると、自分の写真が入ったTシャツを着用するのは、たしかに相当ハードルが高いですが……。

そもそも自分の写真をプリントするというダサさ、イタさ。若気の至りって感じですね。しかも、無駄にこだわって、ヴィンテージのボディにシルクスクリーンでプリントを施しています。この写真を撮ったのが1月で、極寒の中、水をかけられて撮影したことを今でも良く覚えています。

何気にアニバーサリー系ダサTは今回が初登場ですね。誕生日にプレゼントされたTシャツなど、このジャンルには今後も期待が持てそうです。素敵なダサTをありがとうございました!

ということで、第9回ではUCLAのリンガーTシャツとトレインスポッティング風の自画像Tシャツを交換!

次回は、このトレインスポッティング風の自画像Tシャツと、自慢のダサTを交換してくれる方を捜索し、ゲストとしてお迎えしてお届けします。

それでは皆様、第10回もお楽しみに。

「Mastered」は、
2017年5月までEYESCREAM.JPだったサイトが生まれ変わった、
新しいファッション&カルチャーメディアです。