店名の由来は映画『風と共に去りぬ』

生まれも育ちも中野。そして、”ママ歴”は圧巻の42年、というママがスカーレットをオープンさせたのは、およそ25年前。再開発などであれよあれよと古いお店の建て壊し、退去が繰り返されるうちに、気付けば中野で現存する2番目に古いスナックになっていたとか。

「いかにも昭和って感じでしょ？今どき珍しいよね。映画の撮影に使われたこともあるのよ」

広々とした店内。カラオケは2画面。

クラシックな内観と同様に、いかにも”スナック的”と言える素敵な店名は、当時ママが好きだった映画『風と共に去りぬ』の登場人物であるケイティ・スカーレット・オハラが由来となっているそう。

言われてみれば、店内に貼られているポスターは、映画の販促用のものや名だたる女優のポートレートを写したもので統一されている。階段に所狭しと貼られた演劇やライブのフライヤーからも、客とお店の文化水準の高さを伺うことができる。

大人数での来店でもバッチリのキャパシティ。