片想い・片岡シンと巡る東京銭湯と〆の「逸食」 – vol.02 高円寺・小杉湯 –

by Mastered編集部

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銭湯初心者は、晩飯の時間帯を狙うべし


平松:あとは、大橋さんみたいなかたは、空いてる時間帯を選んで行くのがいいのかもしれませんね。

大橋:あぁ、やっぱり混んでないほうがいいです。じっと見られるんじゃないかとか気にしちゃうので。それってお店によって違うんですか?

平松:それはおそらく、どこの銭湯もだいたい一緒だと思います。やっぱり、夕飯前に風呂に入る人と夕飯の後に風呂に入る人がいるので。そこが絶対かぶらないのが、夕御飯の時間なんですよ。だいたい6時〜9時ぐらいですかね。

大橋:なるほど、そういうことなんですね!

片岡:特に常連さんは、銭湯が生活の一部になっているので、そこは絶対はずさないんですよ。

平松:ライフサイクルに合わせて銭湯に通っているので。

大橋:それはすごく助かります。昔、ちょっとだけボクシングジムに通ってたんですけど、人がいない時間に行ってましたもん。

片岡:教わりに行ってるのに人がいない時間に行くなんて、おかしいじゃないですか(笑)。

大橋:混み出すと帰ってました(笑)。

片岡:銭湯に行きたいけど怖いっていう人に、この時間にくればいいよいうのが伝われば、銭湯にとっても人がいない時間帯がなくなりそうですね。


大橋:あともう1つ細かいこと聞いてもいいですか!? 服を脱いだとき下の方を見られてもいいんですけど、もし見られないなら見られないほうがいいなって思うので、僕は軽く隠すようにしているんです。銭湯には隠さない人と軽く隠してる人がいるじゃないですか。この隠そうとしてるのは恥ずかしいことなのか、どうなんだろ、みたいな(笑)。

平松:それはもう、気にしないでください(笑)。隠したきゃ隠せばいいです。とにかくタオルを湯船に入れなければ何してもいいです。

片岡:そうですね。とにかく湯船に浸かるときに体を洗うことと、タオルをお湯に入れないことくらいですね。

平松:銭湯が好きな人の話はたくさん聞きますけど、銭湯が気になるけど行けないって人の話は面白かったです。