その道のプロが選んだ愛用品を大公開!『俺の商売道具』 第6回 GANGSTER DOODLES

by Keita Miki

様々な分野で活躍するプロたちの話を伺いながら、愛用する5つの「商売道具」を紹介してもらう連載企画『俺の商売道具』。 第6回目を迎える今回登場してくれるのは、カナダ在住のイラストレーター、GANGSTER DOODLESさんです。

Photo:Kazuki Miyamae、Interview&Text:Yuho Nomura、Edit:Keita Miki

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1. 3Mの『Post-it®』

僕のクリエイションには欠かすことのできないキャンバスのようなもの。会社勤めをしている人やデスクワークをしている人には馴染み深いアイテムですよね。特に世界で最も有名で、定番の3M社の『Post-it®』は一番しっくりきています。その理由がこの絶妙な黄色。どのブランドの色よりも美しくて、僕の使うペンとの相性も良いんです。

2. ハサミ

まず大切なのは安価でチープなものであること。見た目や性能は決して重要ではなくて、言ってしまえば、その条件さえ揃っていればなんでも良いんです。今回紹介しているこのはさみも普段使っているものが飛行機に搭乗する際に持ち込めず、日本の友人にもらったもの(笑)。ペンや『Post-it®』ほど使う頻度は高くないけど、こういった個展をやるときなどには活躍しますね。

3. PIGMAのサインペン

イラストやグラフィックを描く際のアウトラインを引くときに使っているペンです。一番よく使うのは”1”というサイズ。他にも太さの種類は沢山あって、それぞれ使い分けています。これだけ唯一会社勤めをしていた頃は使っていなかったもので、会社を辞めて本格的に活動するようになってから出会いました。今使っているペンの中で一番使いやすいですね。

4. Sharpieの油性ペン(ブラック)

ご存知の人も多いと思いますが、アメリカを中心に最も人気のあるメーカー、Sharpieのペン。街中の文具店やスーパーなどで手に入る一般的な事務用品です。ペン先の太さが違うので用途によって使い分けています。黒のペンはアウトラインをなぞったり、汎用性も高くて使う頻度も必然的に多くなります。インクが切れたり、ペン先がつぶれてしまったら交換するので、年間で100本以上は消費していると思います。

5. Sharpieの蛍光マーカー(グリーン、ブルー、ピンク)、ノーブランドの油性ペン(パープル)

色付けをするときに使っているSharpieのカラーペン。今日に限ってなくしてしまったんですけど、オレンジも普段はセットで使っています。その中でパープルだけメーカーが違うんですが、これが意外と珍しくてあまり売っているところがないんですよね。基本的にはこの5本だけで色を表現していて、蛍光独特の色合いが気に入っているんです。