その道のプロが選んだ愛用品を大公開!『俺の商売道具』 第2回 face

by Mastered編集部

巷を騒がすクリエイターたちの持ち物って、どんなもの? クリエイターたちの私物を毎月紹介していく、懐かしのあの連載企画が生まれ変わりました!テーマは、"仕事道具"。様々な分野で活躍するクリエイターが愛用する私物の中から、これぞ!と思う5つの仕事道具を厳選してご紹介していただきます。 第2回目に登場するのは、イラストレーターface(フェイス)。

近頃、雑誌や広告・イベントなどで頻繁に目にする、あの特徴ある『face(顔)』をモチーフとしたイラストには、きっと見覚えがあるはずだ。クライアントワークに多忙な中、今年は個展も行うなど、芸術家としてさらなる進化を続ける彼を支える仕事道具とは!?

1:iPad & [BLACK BY MOUSSY]のケース。

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作品自体は手書きなのでiPadで作業することはないのですが、iPadは、トレーシングしたい時に使います。板とライトを引いて、その上にコピーしたいものを、手書きで重ね合わせたりとか。ケースは、[BLACK BY MOUSSY]さんが作ってくれて、少し前になっちゃうんですけど販売もされてたものです。レディースには珍しく、エロネタOKだったんですよ。依頼される時は、おっぱいNGとか言われることが多い中、今回はエロ全開でお願いします! とのことだったので(笑) 自由にやらせてもらえました。

2:[Schmincke]の固形水彩セット。

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これは、完全にビジュアルで買いました。シュミンケの固形水彩っていうんですけど、物自体はめちゃくちゃ質が良くて、値段もそれなりにするんですよ。でも、とにかくかっこいいなと思って形から入った感じです。携帯できる旅用の水彩セットっていうところにも、なんだかすごく惹かれて。実は、水彩があんまり得意じゃなかったんですけど、色をつける依頼も多いので、これを皮切りに水彩で書くことも多くなりました。

3:[STAEDTLER]のペン。

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いつもシャーペンで下書きしてから、ペンで書いていて、このセットで使うことが多いです。細さがそれぞれ違うんですよ。これはステットラーっていう製図用のペンで、建築家が使うようなものなんですけど、漫画書く人なんかも使ってるみたいです。この質感が好きなんですよね。イラスト描き始めてから、ずっと使ってます。どこでも買えるっていうのも便利。変わった画材屋さんで気に入ったものを見つけても、すぐ欲しい時になかなか手に入らないと困るじゃないですか? これは東急ハンズとか結構どこでも買えるのが良いんですよ。どの細さがなくなったか分からなくなっちゃうんで、もうまとめて大量に買ってます(笑)

4:ノート各種。

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上:左からMDノート、ホワイトワトソン水彩用紙、コピー用紙

下:左からMonocleノート、LiIFE WRITING PAPER

水彩の紙、ボールペン用の紙とそれぞれに合ったノートを使い分けてます。スケッチブックは持ち運んで、どこでも時間が空いたらアイディアやラクガキを練習がてら描いて、新しい手法を開発してますね。でも、一番使い勝手がいいのはコピー用紙(笑) 雑誌の挿絵は最終的にスキャンしてパソコンに取り込むので、そういう面でも便利なので。作品は最近だと良い紙に書いたりもしますけどね。昔から会社が買ってくる、なんの変哲もないコピー用紙を一番使ってて、過去に描いたものが山積みになってます(笑)

5:[カール事務器]のディスクカッターライト。

ZINE作る用のカッターです。これがすごい便利で、よくあるガシャン! って切る大きいカッターだと高いし、邪魔じゃないですか。もっと簡易的なのないかな〜? と思っていたら、ちょうどいいの見つけたんですよ。安いのも魅力で、2,000円ぐらいだったと思います。歯を付け替えれば、普通のカットだけじゃなくて点線のカットもできたり。手作りでZINEとかステッカー作る時に愛用してます。

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— それでは最後に、faceさんが仕事道具を選ぶ時に、重要視してるポイントってなんでしょう?

一言で言うと、好きになるかならないかですね。まずは、変わったもの、かっこいいなと思うものを選んで、使い勝手が良かったら、そのまま継続して使います。

あとは、画材屋が好きなんで、特に目当てもなく行って、気になったものはとりあえず買ってみるって感じですね。例えば音楽機材だったらそうはいかないんでしょうけど、それに比べて画材は安いので、いろいろ挑戦したくなっちゃう。ノリで買ってみたら、意外と、その画材が自分の作風を広げてくれることも実際あったりしたので、面白いんですよ。

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