十人十色。Right-onで見つけたアレやコレ – DOG TOWNのTシャツ 編

by Keita Miki

全国津々浦々に店舗を構えるジーンズセレクトショップとして老若男女に愛されるRight-on。
そんな同店のプレゼンツする全7回の連載『十人十色。Right-onで見つけたアレやコレ』が新たにMasteredにてスタート。タイトル通り、”十人十色”で誰にでも似合うアイテムが見つかるRight-onの店頭にて扱われている”アレ”や”コレ”を編集部がピックアップし、その魅力を様々な方法でお伝えしていく。
第6回では、1980年代にカリフォルニアはベニスビーチにて設立されたスケートブランド・DOG TOWN(ドッグタウン)のTシャツにフォーカス。モデルの千島竜平、廣瀬亮輔をゲストに迎え、Right-onのバイヤーであるFJにその魅力を語ってもらった。

Photo:Takuya Murata | Interview & Text:Shu Nissen | Edit:Keita Miki

— 本日ピックアップするのは、DOG TOWN。1980年代にカリフォルニアのベニスビーチ、通称”ドッグタウン”で生まれたブランドですね。皆さんそれぞれどんな印象を持っていますか?

FJ:自分のYouTubeで西海岸のヴィンテージを扱うようになったきっかけも、昔に観た『DOGTOWN & Z-BOYS』、『Lords of Dogtown』の影響なんです。今日はいろいろと私物も持って来たんですが、お2人とも映画をご覧になったとお聞きしました。

廣瀬:僕もFJさんと同世代なので、学生時代に何度も観た映画でした。公開当時、かなり話題になっていて、日本でも盛り上がっていましたよね。

千島:僕はこの企画をきっかけに初めて観たんですが、めちゃくちゃ面白くて。Jay Adams(ジェイ・アダムス)、良いですよね。

FJ:僕も大好きです。2014年に亡くなってしまったので、Kurt Cobain(カート・コバーン)の追悼Tシャツのようなイメージで、今回は彼のフォトTシャツをオフィシャルで作りました。他のTシャツのロゴも当時のアーカイブからデザインを持って来ています。

— オールドスケートは古着でも人気のジャンルでプレミアのつく物も多いですよね。

FJ:けど、ヴィンテージって古いほど高いし、実際にスケーターやサーファーが着ていたからボロボロのモノが多いんです。当時はピタピタのサイズ感が主流だったので、現代でも着やすいように今回は大きめのサイジングで作っています。ただ、ダボダボよりジャストサイズで着るのが個人的にはオススメですね。

廣瀬:分かります。当時の映像を見ると、彼らの着こなしを参考にしたくなります。

Jay AdamsのTシャツ 4,950円、その他本人私物

DOG TOWNのTシャツ 4,950円、その他本人私物
この商品は米国のDTST LLCとのライセンス契約により(株)トライオンが企画・販売しています

— 廣瀬と千島さんの今日のスタイリングのポイントを教えてください。

廣瀬:今っぽさもあってさらっと着られるデザインなので、シンプルにデニムを穿いて、足元にはDOG TOWN繋がりでTony Alva(トニー・アルバ)のVANS(ヴァンズ)を合わせました。インパクトのあるフォトTなので、「これ誰?」って会話が生まれそうなのも良いですよね。

千島:僕も映画のようにジャストサイズで着たいなと思ったのと、廣瀬さんがデニムで来るだろうなと思ったので、自分は古着のチノパンにVANSを合わせてみました。

Tony AlvaのTシャツ 4,950円、その他本人私物

— ジーンズとVANSを合わせたくなりますよね。

FJ:DOG TOWNはスケートブランドではあるんですけど、INDEPENDENT(インディペンデント)やTHRASHER(スラッシャー)以前の、サーフ&スケートって感じなんですよね。だからスケーターじゃなくても着やすいし、若い子にもこのカルチャーを伝えたいと思っています。細かい商品説明よりも映画を観てもらうのが一番だと思うので、観賞後にRight-onに足を運んでもらえたら嬉しいですね。

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