十人十色。Right-onで見つけたアレやコレ – ChampionのREVERSE WEAVE®︎ Tシャツ 編

by Keita Miki

全国津々浦々に店舗を構えるジーンズセレクトショップとして老若男女に愛されるRight-on。
そんな同店のプレゼンツする全7回の連載『十人十色。Right-onで見つけたアレやコレ』が新たにMasteredにてスタート。タイトル通り、”十人十色”で誰にでも似合うアイテムが見つかるRight-onの店頭にて扱われている”アレ”や”コレ”を編集部がピックアップし、その魅力を様々な方法でお伝えしていく。
第3回では、Champion(チャンピオン)のREVERSE WEAVE®︎ Tシャツにフォーカス。Right-onのバイヤーである飯合とChampionの販売元であるHanesbrands Japan Inc.の山添に世界中で愛される名品の魅力を訊いた。

Photo:Takuya Murata | Interview & Text:Shu Nissen | Edit:Keita Miki

— 古着好きの間でも人気が高いREVERSE WEAVE®︎ですが、まずはどんなものか改めて教えて頂けますか。

山添:Championが1934年に開発し1938年に特許を取得した製法で「スウェットシャツは洗濯で縦に縮んでしまう」という問題を解決する為に、本来は縦に使われる編み生地を、横方向に使用することで縦縮みを防ぐという画期的な製法によって誕生しました。1934年の開発当時は、未だ脇部分に配置した伸縮性のある切り替えパーツ(マチ)が無く、その後、切り替えパーツのエクスパンションガゼットを採用し、横方向の縮みに対応して動きやすさを更に向上させました。この改良によって1952年に2度目の製法特許を取得しています。いま自分が着ているのは、そのChampionのアイコニックな製法で作られたTシャツです。

飯合:REVERSE WEAVE®ってそれだけ歴史のあるものなので、自分の場合は昔から意識せず日常で着ていたものでした。それこそ学生時代に初めてREVERSE WEAVE®のアイテムを買ったのはRight-onでしたね。今では古着の相場もすごく上がっていて、1980年代~90年代のモノで2万円を超えてくるぐらいとか。個人的にはそれが意外だなって思うぐらい”定番”って印象があります。

— スウェットのイメージが強いですが、Tシャツも良いですよね。

山添:REVERSE WEAVE® Tシャツは耐久性、機能性を備えたChampionのクラフトマンシップの象徴といえるアイテムの1つです。ヘビーウェイトの9.4オンスの生地、両脇のエクスパンションガゼットなどのディテールには、通常のTシャツには出せない機能美があり、見た目も格好良いですよね。昔はもう少しタイトだったのですが、現代的な着やすいシルエットへアップデートされています。既に製品洗いをかけてあるので、最初から着慣れた風合いが味わえ、快適な着心地です。

飯合:バイヤーの視点から言うと、世の中的にファストファッションが落ち着いて来て、良い物を長く着たいという感覚が強まっているように思います。綿100%のTシャツって、よれたり縮んだりしてしまいがちですが、タフで長く付き合えるアイテムとして、今こそオススメしたいです。

— 無地のほか、カレッジロゴ入りのタイプもラインナップされています。

山添:Authentic American AthleticwearのChampionを語るうえで、カレッジは歴史的なアセットの1つとして重要な要素です。過去のデザインからインスパイアされた新たなグラフィックを採用しています。

飯合:今の市場はヴィンテージがキーワードになっているので、Championらしさを感じられるカレッジロゴも気分に合っているなと思います。

— Right-onの全店舗で気軽に買えるっていうのはかなり嬉しいですよね。どんな風に着て楽しんでもらいたいですか?

飯合:Right-onでは”ジーンズに合う”というテーマを大事にしています。僕も今日はヴィンテージのデニムを合わせているのですが、REVERSE WEAVE®︎はデニムとも古着とも相性が良いんですよね。全身ヴィンテージで揃えたいっていう古着好きでも、違和感なく合わせられるんじゃないかなと。

山添:REVERSE WEAVE® Tシャツは1枚で着てもサマになるので、老若男女問わず、ガシガシ着て欲しいです。

【商品のお問い合わせ先】
Right-on press room
TEL:03-6982-1170
https://right-on.co.jp/

6,490円(税込)