NIKEが新たに開発したNBAのユニフォームをLAまで見に行ってきた

by Keita Miki

突然ですが、皆さん「編集長」って、普段どんな生活をしていると思いますか?

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僕は青春時代、「編集長」ともなれば、ザギンかギロッポンで、モデルのお姉ちゃんをはべらせて、毎晩シースーと泡を湯水のように消費し、朝はめざましテレビでコメントなんかしちゃって、夜は芸能人とディナー。たまの休日にはちょっくらハワイへ……なんて生活をしているんだろうなと勝手に想像していました。

さすがにそこまでではないにしろ、かつてのバブルや雑誌の好調期における「編集長」とは、ある種そういう憧れの存在であったと思うし、それなりに夢のある職業だったと思うのです。

ところが、どうですか。いざ編集長になった今の僕の生活は。

ロケバスからモデルの手配まで全て自分で行った上で昼は撮影へと出向き、夜は編集部で黙々と原稿を書き、今日も松屋のうまトマハンバーグ定食(630円)に「うますぎる」と舌鼓を打つ毎日です。

そう思うと世の中には少し編集長が増えすぎたのかもしれません。インターネットの隆盛に合わせて、雨後の竹の子のようにメディアが増えた結果、編集長はそこまで珍しい肩書きでは無くなりました。

だがしかし、僕はあの日描いた編集長の夢をまだ諦めたくはない!

せめて、もう少し仕事で美味しい思いをしたい!!

という訳でEYESCREAM.JP時代からちょくちょくとやっていた体験型の記事を先日、編集部員の「いってみよう やってみよう」として連載化したのですが、その中でも僕は『編集長の「いってみよう やってみよう」』と題して、在りし日の編集長の姿を取り戻すべく、自分が「楽しそう! 面白そう! なんか良いことありそう!」と思った案件に限り、どんどんと「いってみたり、やってみたり」しようと思います。

あぁ、また悪い癖で前置きが長くなりすぎましたね……。

栄えある初回の舞台は、第1回に相応しいアメリカ・ロサンゼルス。

1年の中でも最高の季節と言えるであろう9月のLAにて、僕がこよなく愛するNIKE(ナイキ)のイベントが開催されるという情報を聞きつけ、足を運んできました。