Styling:Daisuke Araki | Photo:Shota Kikuchi | Hair&Make:Masaki Takahashi | Model:Skip Yu Inaba | Text&Edit:Atsushi Hasebe
— 『Orient Mako』の20周年モデルの第一印象はいかがでしたか?
稲葉:使いやすい時計だなって感じました。アメカジみたいなラフなスタイルにも、ちょっとドレッシーなカチッとした服装の時にも両方使えるのがいいですね。あまりクラシック過ぎる腕時計だとか、ギラギラしたブリンブリンなモデルだとかは、自分のキャラ的に似合わないかなって思うんですよ。もちろん似合う人が着けたらカッコいいですけど、僕自身は人間として合わないような気がして。その点、この時計は自分自身の生活スタイルに合いそうだな、って思います。高級感もあるんですけど、これみよがしではないところもいいですね。
— 実際に着けてみて、どのように感じましたか?
稲葉:馴染むのが早かったんです。役者という仕事では、腕時計ってキャラクターを表すアイテムなので、役によって色んなモデルを着けるんですが、たいてい馴染むのに時間がかかるんです。そのキャラクターがその時計を自分で選んで着けている。その部分も含めてキャラクターだったりするわけで、自分がそれに馴染むのに時間を要するものなんです。でも、この『Orient Mako』は収まりが凄く良かったんです。珍しいくらいに。サイズ感とか着け心地がいいということだけでなく、すんなりと自分に馴染んだんです。きっと素の自分のキャラクターに合ってるんでしょうね。
— この腕時計をどんな服装で着けてみたいですか?
稲葉:こんな機械式の時計をあえて白Tとデニムで着けてみたいですね。それがハマる人はカッコいいなと思うんです。日々ちゃんと生きていないと、そういうスタイルってカッコ良く見えないんじゃないかって。白Tデニムに機械式腕時計、それが似合う人になりたいんです。まずはそんなシンプルな服装で着けてみたいですね。それから、ちょっとカッチリとした服装でも試してみたい。プライベートではセットアップですらあまり着ないんですが、年齢も30を超えたし、そろそろ、たまにはキレイな格好をしようかと。そんな時には、こうした、さり気なく良いモノが手首にあるっていうのがいいんじゃないかと思います。
ダイバーデザインの裏ブタにドルフィンアイコンを配した『Orient Mako』は、オリエントを代表する人気シリーズ。2004年のデビューから20周年を迎える2024年4月18日(木)に記念モデルが発売される。
20周年のアニバーサリーモデルは、日本を取り囲む美しい海をイメージしたブルーグラデーションの文字盤が印象的。文字盤には波をモチーフとした型打ち模様が施されている。6カ所に窪みを設けた独特の逆回転防止ベゼルのアルミプレートは、ブルーとブラックに色分け。このベゼルとダイヤルカラーとが相まって、記念モデルならではの特別感を演出する一方で、アラビア数字のインデックスデザインは初代モデルから続く伝統を踏襲する。
ムーブメントには、安定した精度を実現する自動巻き(手巻き付)の自社製キャリバーF6922を搭載。国内数量500本の限定モデル。
【お問い合わせ先】
Orient Customer Service
TEL:042-847-3380
https://store.orient-watch.com/collections/orient-mako