藤井健太郎のoff-air 第3回:くっきー!(野性爆弾)

by Keita Miki

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— その生活に果たして意味があるのか怪しいですよね。

くっきー!:ですよね(笑)。メシ食うというのも無くなるし。

— そう考えると人間の機能で何を残したいかですよね。

くっきー!:確かにね。でも、何の機能もなしの脳ミソだけで考えてる状況って地獄ですもんね。それは1番要らんなぁ。

藤井:じゃあ脳ミソはある前提で。

くっきー!:見る、聞くとかってことですかね。

藤井:あと、歩くとかも。

くっきー!:うわぁ……。でも脳ミソだけで歩いて、ツルツルに足だけ生えてるみたいな、そんなもん何の意味あります?(笑)

藤井:(笑)。目と耳だったらどっちっすかね?

くっきー!:目ですかね。音は今まで生きてきた分、何となく目で見たら感じられる気がするんで。こうやったらこの音鳴んねや、みたいな。口と耳やったらどっちっすか?

藤井:口はメシも込みですか?

くっきー!:込みです。

藤井:メシも込みだったら口の方がいいんじゃないですか?

くっきー!:確かに口は大事ですもんね。じゃあベロは? ベロと耳。

藤井:だったら耳かな……。

くっきー!:でも味無くなりますよ?

藤井:味無くなっても、耳が生きてるんだったら。

くっきー!:半々はどうですか?耳、片一方削がれて、ベロも半分っていう。

藤井:そしたらそれでいいじゃないですか(笑)。

くっきー!:いや、どう半分にします? 真横にこうズバッと行くんか、ベロの間をこうスライスしていくんか。

藤井:スライスできるならそっちの方がいいでしょ(笑)。

くっきー!:(笑)。味分かるしそっちの方がいいすよね。ただベロだけちょっと薄めっていう。

— 微妙に前衛的な人間ができますね(笑)。

くっきー!:そういうのをやっても生きていけるっていう生命維持機がいいっすね。

— メカ化したいみたいなことですか?

くっきー!:機械化は正常に反応してくれたら全然アリですね。カッコイイですし。

藤井:義足とか義手になっても機能性がよければ別にね。

— サイコガンを付けられるとか?

くっきー!:めちゃめちゃいいですね。でもサイコガンのみっていうのは嫌ですよね。アタッチメントで行けたらえぇですけど。決められて「お前、サイコガンだけな」って言われたらちょっと。使うとこないしな……。

藤井:あのコブラのは、ずっとあのままなんでしたっけ?

くっきー!:一応上に手は付けてるんですよ。カシャって。見た目は普通なんで、セコいっちゃセコいですよね。

藤井:(笑)。でもサイコガンだとだいぶ攻撃にウェイト乗ってる感じというか。

くっきー!:そうすね。いや……この話が最後か。なんかもっとカッコイイ話して終わりたかったんですけどね(笑)。「アートはねぇ……」とか言って。

藤井:たしかに、最後の方は文字で見て面白いとは全く思えないすね(笑)。