藤井健太郎のoff-air 第2回:BIM(THE OTOGIBANASHI’S / CreativeDrugStore)

by Keita Miki

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— 1人で行く時はどんなお店に?

BIM:円山町のやしまとか、うどん屋さんにはちょくちょく行きます。藤井さんは?

藤井:何だろ。でも、好きな食べ物を聞かれたらトンカツって答えてる。

BIM:Mummy-Dさんに教えてもらったんすけど、二子玉川の商店街にあったトンカツ屋さんで、ひとつめっちゃ美味しいとこがありました。あの、蒲田の方にめっちゃウマいところありません?

藤井:丸一かな。あそこは有名な行列店。

BIM:あ、そこです。俺、他だとラーメンも好きだけど、俺よりラーメンを好きな人が周りにいすぎて言えないです(笑)。

藤井:ラーメン好きは多いもんね。この時期は(富ヶ谷の)千里眼の冷やし中華食べないと。

BIM:そうそう! でも、実際に食べるまではちょっと馬鹿にしてたんですよ、千里眼の冷やし中華を。「なんで千里眼で冷やし中華食べないといけないの!?」みたいな。でも、藤井さんに「食べ行こう」って言われて、そんなことは言えないから「しょうがねえか……」って我慢して食べたら、滅茶苦茶うまかった(笑)。

藤井:千里眼行ったっていうから「冷やし中華いいなぁ」って言ったら「普通のラーメンです」って言うから、「いや、そんなワケねぇだろ」って(笑)。

BIM:その後、VaVaくんとも行って、冷やし中華食べましたよ(笑)。

藤井:で、VaVaくんは「そうでもない」っ言ってたんでしょ(笑)?

BIM:いや、「冷やし中華界では1位だな」って言ってました。ラーメンの方がうまいならそっち食うかって思ってたんですけど、「全然冷やし中華のほうがうまかったわ」って。

藤井:クドくはないよね。サラダ感もあるし。

BIM:藤井さんにはそう言われたんすけど、それは嘘です(笑)。

藤井:(笑)。

BIM:よく行く店、あと何があるかなぁ。

藤井:サクッととかって、あんまりないかもね。そういうときはADさんに頼んで適当なものを買ってきてもらうし。

BIM:”適当なもの”のチョイスとかでもなんとなく評価も変わりそうですよね。

藤井:センス無いなって人はいるよね。「お菓子買ってきて」っ言って、「この辺とこの辺と、あとはお前のチョイスで」って言ったときの”お前のチョイス”がものすごくダメな人とか。

BIM:おっと……(笑)。

藤井:いやでも、それってお菓子を選ぶセンスだけが無いってことではないじゃん? 全てに通じるでしょ。僕らのときのTBSの制作採用がちょっと変わってたんだけど、合宿面接があってさ。最終の1個前とかに、30人くらいで合宿に行ったのね。それがいろいろ理に適ってる。一応、通り一遍の面接はやるんだけどさ、夜に飲み会みたいなのがあって、一晩飲んで話してればそいつの人となりがわかるだろうっていう。僕は瞬発力がないし面接とか強い方じゃないので、長い時間話してもらったほうがありがたかったんだよね。

BIM:そんなのがあったんすね。

藤井:で、その中で買出しゲームみたいなイベントがあって。「今、この状況でみんなが欲してるものを買って来い」ってお題に対して、本当に場が必要としてるものを見極めつつ、ちょっと遊びを入れてくるとより良い訳よ。全部遊んで必要なものを買ってこないのは違うし、良いバランスで欲しいものもありつつ、クスっと笑えるやつも入れるというか。そのセンスを見るためにやってたんだろうね。