気になる「無地Tシャツ」を片っ端から徹底比較。『無地T MANIACS』 #15:[REIGNING CHAMP]のSET-IN TEE。

by Mastered編集部

今回の『無地T MANIACS』は、[REIGNING CHAMP(レイニング チャンプ)]のクラフトマンシップ溢れる”SET-IN TEE”が登場です。

今回の『無地T MANIACS』は、[REIGNING CHAMP(レイニング チャンプ)]のクラフトマンシップ溢れる”SET-IN TEE”が登場です。

[REIGNING CHAMP]のSET-IN TEE

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なんだか梅雨で蒸し暑いですね。体がベタベタして気持ち悪いこの時期にぴったりな無地Tをご紹介いたします。僕の個人的な趣味の偏りにより、放っておくとヘビーウェイト系を扱いがちな本企画ですが、今回は気分を変えてサラッとした着心地のものを。

[REIGNING CHAMP]のSET-IN TEE。[WINGS+HORNS(ウィングスアンドホーン)]から派生する形で設立された[REIGNING CHAMP]は、世界中の有力ブランドのOEMも手掛けているカナダの最高品質スウェット・カットソーブランドとしてお馴染み。[SUPREME(シュプリーム)]など、多くのブランドのボディに起用され、 シンプルでありながら高品質で上品な雰囲気が魅力です。すべての製品はカナダの自社工場で熟練の職人によって、一枚一枚丁寧に縫製されています。

着用感の第一印象は、前回紹介した[MXP]ばかり着ていたので、軽くて薄い高品質なコットン素材が新鮮に感じました。そんなに気にならなかったので僕は今回着ていませんが、透け具合に敏感な方はタンクトップ着用を推奨します。

特筆すべき点としては、縫製にこだわるブランドらしいフラットシーム仕様。これによって着心地の良さが増してます。念の為に説明しておきますと、4本の針と4本の糸(下糸を入れると5本)を使って2枚の生地を縫い合わせる縫製方法のことです。平ら(Flat:フラット)な縫い目(Seam:シーム)ができるので、フラットシームと呼ばれています。

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フラットシームではない縫い方の場合は、縫い合わせ部分が盛り上がります、今あなたが着ているTシャツと見比べてみてください。平面の方が肌に直接触れる際のストレスが軽減されるというわけです。

もう1点、こちらはドロップショルダーではなくセットインスリーブになっています。セットインスリーブは、肩から脇に掛けてアームホールをとって袖を身頃に縫い付けたTシャツのスタイルです。袖が下に落ちるようになっています。ドロップショルダーは大きめで着ると肩が落ちて良いのに対し、セットインスリーブは細身で着るとカッコよくなるというのが僕の見解です。ジャスト気味で無地Tを着たい方だったらMがいいと思います。

気になるお値段は、少しお高めですが、前回同様、やはり高いのには理由があるといった感じのこだわりの1枚ですね。ロゴをプリントしただけで値段がハネ上がるようなTシャツとは全然違いますから。

無地Tといっても本当に様々なので、皆さんもこういったディテールに注目して選んでみてはいかがでしょう?

8,000円 + 税

8,000円 + 税

【SPEC】
サイズ:L(身長180cm)

着丈:72cm
身幅:56cm
袖丈:23cm

※本企画では、無地のTシャツをご提供して頂けるブランドさんを募集中。
ロンT、ポケT、パックT、Vネック、カラバリ…などなど、無地のTシャツであれば、喜んでご紹介させていただきますので、ご連絡お待ちしております。